適材適所という言葉がある

【万歳三唱】
順平:キタロー、今度はこのゲームにはメガネっ子が足りないよ。
キタロー:テメェ生徒会会計ファンを敵に回したな。
順平:ごめん、作者今の今まで彼女の存在を忘れてたんだ、マジで。
キタロー:……。
順平:でも味方の中ではいないじゃないか。
キタロー:まぁ、それもそうだけど。
順平:そういう事で今回はメガネっ子が似合うメンバーを探してみよう。
キタロー:四人の中でメガネが似合う人!
ゆかり:はい!
キタロー:論外!(その間0.2秒)
ゆかり:お前そこを動くな。


キタロー(背中に包丁):いや、メガネっ子は成績優秀という定説があるでしょ。
順平:じゃあアイギスもか?
キタロー:否、彼女はむしろアナライズツールだ。
順平:ああ、あれね。じゃあ残った風花と桐条先輩か?
明彦:お前達は下級生だから知らないと思うが、教室の中では美鶴はメガネを着用しているぞ。
順平:マジっすか!?
明彦:ああ、俺と美鶴は同じクラスだからな。というか席も隣同士だ。
キタロー:なにその仕組まれた関係?
順平:まぁイイっすよ。早速だけど頼んでみるか。
明彦:何をだ?
キタロー:先輩俺達の前でメガネをかけてください!!
美鶴:何故だ?
キタロー:ロマンです!
美鶴:訳が分からないな。
明彦:俺もだ。
順平:真田先輩……ちょっと来てください。
明彦:なんだ?
 三人で密談
キタロー:いいですか、巨乳の人がメガネって凄い破壊力がありますよ、性的な意味で。
明彦:分からん。
順平:じゃあ具体的にどういう風なのか説明しましょうか?
明彦:別に要らんが。
キタロー:いいですか……。
 三十分後
明彦:巨乳メガネは最強だな。
キタロー:分かってくれたんですね。
明彦:俺は明日からの授業を楽しみにしているぞ。
順平:羨ましいぜ兄貴。
 三人、戻る。
明彦:美鶴、面倒だと思うが二人の言うとおりにしてやってくれ、一回だけやれば問題ないだろう。
美鶴:…仕方ないな。
 胸元からメガネを取り出す。
明彦:(この瞬間を待っていた!!)
 肉の人、背後に立ち一点に集中する。厳密には鎖骨から覗く空いた空間に見える黒いレースの何か。
順平:真田先輩、何気に役得を掴んでますね。
キタロー:くそう、肉彦め。
ゆかり:あんた等ほんとに馬鹿でしょ。ってか馬鹿以外何者でもないでしょ。
キタロー:だって俺たち。
順平:男の子ですから。
コロマル:(テメェらの場合は肉食獣だろ、しかも俺よりもド低脳じゃねぇか)
アイギス:コロマルさん凄い発言ですね。
 結局メガネをかける会長。


 自分達の中で何かがハジけた。


 メガネっ子属性が2上がった。
 委員長属性が1上がった。
 性欲が5上がった。
 男達の友情が1上がった。
 理性が3下がった。


美鶴:満足か?
キタロー:いいえまだです。何故なら読者サービスが何もされてないからです。
美鶴:なんだそれは。
順平:とりあえず別のって事で通称インテリメガネをかけてみてください。
美鶴:…よく分からんが、まぁいいだろう。
 インテリメガネをかけてみる。何故か違和感が無い。
ゆかり:あれ、なんか……。
順平:ああ、なんか……。
美鶴:お前達何が言いたい?
キタロー:小学生のお子さんを持ってませんか?
美鶴:ペンテシレア。
キタロー:氷結無効化持ってます。
美鶴:アルテミシアに進化、ガードキル。ハイブースター、処刑だ。
 何故か明彦も。
明彦:な、何故俺も!?
美鶴:貴様先ほど私の胸元を覗いていただろ!
明彦:バレたか!
順平:バレないと思っていたんだろうか……。


 ぶっちゃけメガネをかけた会長が見てみたかった、今は反省しない。


【ついでなのでもう一個】
 ベルベットルームにて
キタロー:どう考えても略すとベッドルームにしかならない件について。
イゴール:お待ちください。
キタロー:前作では部屋を持っててもてなす人達が複数いて合体の際も携帯電話を使っていたのだが今はエレベーターの中で若いお姉ちゃんと寂しく、携帯も止められたと来たか。
イゴール:黙りなさい。こちらにも事情があるのです。
キタロー:というかアンタ従者だったのに今回主人出てないんだな。
イゴール:そもそも敵対するアレが出てきませんから。
キタロー:ああ、ニャルさんね。
イゴール:はい。
キタロー:というかエリザベスさんは何者?
イゴール:私の娘です。
エリザベス:はい、お父様。
キタロー:嘘だΣ(゚Д゚;)
イゴール:違いました。妻です。
エリザベス:はい、あなた。
キタロー:嘘だΣ(゚Д゚;)
イゴール:そのような瑣末なことをお聞きに?
キタロー:いや、あんたも落ちぶれたものだと罵りに。
イゴール:帰れ。