ゆんゆん電波が飛んでいる

よく分からない一文が出来た。しかもこれ、何故か今書いているSSの中で実際に出てくる一文だから困る。
いい感じに受信したなぁ。


 何と言うか、凄い肩透かしを食らった気分となった。例えて言うなら友人から借りた好きな女優、または好きな女の子に似ていると噂されている(本人ではないのは証明済み)AVを見て、これからフィニッシュという時に別の落語とかに上書きされていた瞬間か、それとも親が部屋の扉を開けてきた瞬間か。
 それとも四月の引越し早々深夜に早速触手エロゲをやろうとして、『待ってろ俺の触手達』と意気込んでいたのに突然起きてと言われて中断せざるを得なかったマジシャン戦か。あの時本気で俺に触手があればお前を襲おうと思ったんだぞと思う位。
 その後一週間気絶していたからPC付けっぱなしだったんだけどね。よかった、部屋を調べられてPC付けっぱなしなので消そうと立ち上げた時に『らめぇぇぇぇ!!』とか叫んでいながら餌食になっている女性達が画面にドンと出てこなくて。
 だがそれを見て興奮してエロゲ的展開になって欲しかったなと思ってもそんな事なんて無い位。
 はたまた『お前せっかく多数の腕があるんだから倒れている彼女に多数の腕プレイとかしろよ何で俺に向かって突撃するんだマジシャン?』という位。
 はたまた『せっかく電気ケーブルという素晴らしい物を武器にしているんだから微弱電気で二人の弱点ヒットさせ続け触手プレイしろよハーミット』という位。
 後さっきから触手触手って俺はどこの佐倉君だよ? とか思ってしまう位。
 そんなどうでもいいフラストレーションが溜まった所で、彼の嗜好回路は現実へと帰った。


はい、馬鹿です。