バレても電波は変わらないよ

それが俺のジャスティス
どう見てもキャラがリアルと全然違います、本当にありがとうございました。


【7月20日は海の日だった、考えてみれば意味は無かった】

優也:桐条先輩。
美鶴:なんだ?
優也:夏休みになりましたね。
美鶴:ああ、そろそろ蒸し暑い日が続くと思うな。
優也:ええ。
美鶴:もっとも、私の部屋は冷暖房完備の部屋だがな。
優也:マジありえねぇこの女朗。
美鶴:それはさておき。
優也:はい。
美鶴:夏休みになったと前置きをおく位だから、私に何か要求でもしてくるのか?
優也:勿論海へ行きたいです。
美鶴:何故だ?
優也:自分達だって一夏のアバンチュールを過ごしたいわけですよ。
明彦:テメェはミートボールだ!
優也:一夏のアバチュー乙。


【全員で行ってみよう】

優也:えー、今度は全員新しい水着を買いに行くという事が出来なかったので、最終手段として全員学校指定の水着となりました。
順平:スク水スク水
優也:ちなみに普通のパソコンではちゃんと『すくみず』と打つとスク水と一発変換されるんだぞ、覚えておけ。
荒垣:テメェのパソコンだけだ。
優也:あ、勝手に辞書登録されていたよ。
荒垣:でだ。
優也:はい。
荒垣:さっきから周りの視線が痛ぇ。
順平:まぁ、そりゃ俺等男子(真田さんはいつも通りあのブーメラン)はともかく、あの女子のルックスでスク水核兵器だと思います。
優也:うむ、眼福!
美鶴:ええい! 何故私達まで!
ゆかり:ていうかセクハラ!?
メティス:私達は?
孝二:( ´,_ゝ`)
メティス:プシュケイ!
孝二: =================⌒っ゚Д゚)っ
風花:ばっちりヒットです!


【何故なら二人は】

アイギス:何故私達はいわゆるきわものの一種である『ボーダー柄の全身タイツ型』の水着なのでしょうか?
美鶴:お前達に露出度も何もあったものではないだろう?
アイギス:贔屓です! えこひいきです!
優也:地球がもたん時が来たのだよ、順平!
順平:エコだよそれはッ!
ゆかり:何かとてつもないくらい間違っているから。


【さて、泳ごう】

順平:まぁ待ってくれ皆。
天田:どうかしたんですか順平さん?
順平:とりあえずあそこで倒れている孝二をどうするべきか。
孝二:⌒っ゚Д゚)っ
優也:よし、コロマル行け!
コロマル:ワン!
メティス:お手伝いしましょう。
明彦:面白そうだな、俺もやろう。
優也:むしろ全員でやっちゃおう。
荒垣:ただ埋めるだけじゃインパクトが足りないな。
順平:じゃーん、桐条先輩スタイルー。
美鶴:な、何故分かった!?
優也:マジですか。
順平:フッ、俺の眼力を甘く見るなよお前等。
ゆかり:もうちょっと別の方向に使い道を作りなさいよ。
アイギス:そうやって満潮時になるまで一切思い出してもらえない彼がいましたとさ。
孝二:(((( ;゚д゚)))


【眼福】

荒垣:……。
優也:あれ、泳がないんですか?
荒垣:どうせ出たらまたアキが遠泳競争だとかほざくからな。
優也:ああ、俺も一度食らいましたよ。水泳部ですし。
荒垣:じゃあうってつけじゃねぇか。
優也:そもそも水泳といっても短距離と遠距離があるんですよ。陸上と同じです。
荒垣:ああ……。
優也:ところで荒垣さん。
荒垣:なんだ?
優也:二つほど言いたいことが。
荒垣:言ってみろ。
優也:一つ、孝二を埋めている山がちょうどいいサイズだからってそこに座らないでください。
荒垣:…!?
孝二:(´Д`;)
優也:もう一つ、以前山岸が着痩せする云々と報告したからってさっきからずっと凝視しないでください。
荒垣:バッ んな訳ッ!
孝二:(・∀・)
優也:(・∀・)


【その頃】

ゆかり:ふー、それにしても結構人いるよねー。
風花:やっぱり海開きが解禁になったからだよね。
ナンパ男A:ねーねー彼女達、もしかして君たちだけ?
美鶴:そんな訳無いだろう。
ゆかり:(それってつまり男連れだと自認しているの?)
風花:(以外に桐条先輩ってスゴイ発言をするよね)
アイギス:なんですか?
ナンパ男B:君達みたいな可愛い子を放っている彼氏なんか放っておいて遊びに行かない?
メティス:確かに筋肉の人は遠泳に行ってますね。
ナンパ男A:ほらほら、行こうって!
風花:や、止めてください…!
ゆかり:ちょ、ちょっと…!
優也:うおっしゃぁぁぁ!!
ナンパ男B:うわぁぁぁ! ほ、本物!?
優也:神剣エクスカリバーですが何か?
ナンパ男A:なんでそんなもの!?
優也:スイカ割りをしようと思いまして。
ナンパ男たち:ありえねぇぇぇ!


【順平が野菜を忘れてきた】

ナンパ男A:って、てかスイカなんてどこにも無いじゃないかよ!
優也:ん。
ナンパ男B:こ、このガキ俺等を指差しやがって…! え、俺等?
荒垣:こっちにミョルニルあるがどうする?
優也:じゃあそっちにしましょう。
ナンパ男A:ま、まさか…!?
優也&荒垣:スイカはテメェの頭だ!!


【さすがに危険区域】

ナンパ男B:や、ヤベェよこいつ等!
ナンパ男A:ええい、ここで引っ込んではナンパ男の名が廃る! 我は退かぬ、媚びぬ、省みぬ!
ゆかり:言っている事は格好いいのかどうか分からないけどナンパだよねそもそも?
優也:今宵も神剣が血に餓えてお前を殺さんと我に語りかける…。
ゆかり:誰よアンタ?
優也:ラ・ヨ○ソウ・スティアーナ!!
風花:それって別れの言葉が元となってますよ。
ナンパ男達:もうどこから突っ込んだらいいのかわからねー!
ゆかり:はぁ…それが分からないようじゃまだまだよね。
優也:さすがツッコミクイーン。転じて突っ込まれクイーン。
アイギス:いい感じにエリアルレイブかましてますね。


【そしてしばらくして】

メティス:キャッ!
アイギス:あ、大変! メティスが!
天田:あの体で海へ行ったんですか!? 無茶です!
荒垣:怪我云々じゃなくて単に機械だからな。
孝二:ヽ(`д´;)/=======
順平:あ、埋もれていた所から強引に脱出して走り出した。
ゆかり:一応仲間だからって自覚はあるのね。
優也:てか、誰か助けを手伝おうとか無いのか?


【走って救出した直後】

メティス:いい感じの土台を見つけました。
孝二:(;゚д゚)?
メティス:ハッ!
孝二:ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
天田:あ、マ○オのノコ○コのように踏み台にして跳躍して砂浜へと着地しましたね。
明彦:俺を踏み台にしただとぉ!?
ゆかり:というか彼沈んでる! 沈んでるから!
優也:なぁに、死ぬ事は無い。
ゆかり:浮かんでこないから!
美鶴:ああ、多分メティスの重量によって海の底に突き刺さっているのだろうな。
ゆかり:もっと大変だから!
孝二:( ・ω・)=3
ゆかり:なんで生きてるの!?
孝二:orz
順平:ゆかりッチ……そりゃねぇだろ。
美鶴:いくら彼とて生きる権利がある。
アイギス:さすがゆかりさんです。
ゆかり:ご、誤解だからね!
優也:ダウト。