拍手更新したよ

【突然ですけど】

優也:夏休みになって毎回暇になったので遊びたいと思います。
順平:へぇ、具体的に何を?
優也:全力でごっこ遊びがやりたーい!
荒垣:テメェ誰だ。
美鶴:ごっこ遊びとは何だ?
風花:その職業になりきって遊ぶものですよ、例えば刑事ごっことか探偵ごっことか、普通なら出来ないようなものをするんです。
優也:ああ、お医者さんごっことかお医者さんごっことかお医者さんごっことか前が見えねぇ。
ゆかり:それが目的か。


【ではリクエストにお答えして】

美鶴:どうかしましたか?
優也:ごほっ、ごほっ、実はちょっと風邪を引いたようでして……てかなんで俺が患者役なの?
美鶴:ふむ、では喉を見せてください。
優也:はーい……てかどうして先輩が女医役なの?
アイギス:適役だからだそうです。ちなみに私は看護師です。
メティス:その2です。
美鶴:喉の炎症が激しいですね、喉から来る風邪のようです。では処方箋を手配しますので薬局へ行って受け取って安静にしてください。
優也:え、もう終わり?
美鶴:では次の人どうぞ。


【違ぁぁぁう!!】

優也:違う違う違う! もっとこう、ほのかに香るエロスが欲しかったわけで前が見えねぇ!
明彦:いきなり叫んでどうする? 俺が風邪を引いた時も大体そういう感じだったな。
優也;そもそも俺が医者役でなくてどうしろと言うんですか先輩!? しかも女医なのに何で白衣を着ないんですか!?
美鶴:仕方あるまい、その場の有り合わせでやっているのだからな。
風花:うーん、じゃあ白い服で役をやった方がいいのかな?
順平:白い服ねぇ、パッと思いつくのって言えば体操服?
荒垣:くだらねぇな。
優也:そぉれだぁ!
ゆかり:とりあえず寝てなさい。うん、風邪引いてんでしょ? そのまま終わるまででいいから。
優也:お願いだから幾度となく振り上げた拳は勘弁してくれ。


【うん】

優也:何事も無いように次のごっこ遊びをやりたいと思う。
順平:次はなんだよ?
優也:探偵ごっこをやりたいと思う!
ほぼ全員:じゃあ天田(君)の出番だな。
天田:僕ですか?
ゆかり:ていうか天田君以外考えられないじゃん、探偵は。
美鶴:ああ、半ズボン+小学生だからな。
荒垣:コロマルは当然助手だな。
優也:え、じゃあ俺は……?
順平:下着ドロとかそんなんじゃねぇの?
優也:ヒデェ。
ゆかり:いや順平、アンタも言えた性質じゃないって。
二人:ヒデェ。


【では早速探偵ごっこを】

天田:……暇ですね。
コロマル:ワウ……。
風花:大変です、探偵さん!
天田:どうかしたんですか!?
風花:じ、実は依頼があってきたんですけど……。
天田:はいなんでしょうか? 復讐代行もやりますよ、特に約一名に。
風花:受けてもらいたい依頼は浮気調査なんですけど。
天田:分かりました早速槍を片手に相手を抹殺しに行きます、行くよ、コロマル!
コロマル:ワン!
アイギス:俺に任せろ、と言ってます!
メティス:それにしてもこの犬、ノリノリですね。
順平:半年後、そこには元気な姿で公園を走る天田とコロマルがいた。
コロマル:ワン!
アイギス:もう復讐代行なんてしないよ! だそうです。
順平:丸○え乙。


【冤罪】

荒垣:でだ。
天田:はい。
荒垣:何で俺に槍を突きつける?
天田:まぁ色々と。
荒垣:おい。
明彦:色々と欲求不満のようだな。
優也:性的な意味でな。
荒垣:おい。
風花:……。
荒垣:黙るな!
優也:俺の上で足掻け。
明彦:い、いいのか?
ゆかり:ちょっと待って、二人がいうと色々とシャレにならないから。
美鶴:確かに声がな。


【世の中そういうもの】

優也:仕方ない、他にやるべきごっこ遊びは……。
順平:アブノーマルごっこだな。
美鶴:訳が分からないぞ伊織。
優也:じゃあ早速アブノーマル行ってみましょう。俺、実はペルソナを100体以上所持する事が可能なんだ。
順平:確かにアブノーマルだな。じゃあ俺はチドリン命だな。
天田:一歩間違えるとロリコン一直線ですか。
ゆかり:そっちのアブノーマル!?
風花:確かに普通じゃないって意味ですけど…
アイギス:私、ヒロインの座をゆかりさんに渡してもいいですよ。
ゆかり:普通じゃなーい! ありえない、絶対ありえないから! アイギスがそう言うなんてありえないじゃん!


【何気にヒドイですねゆかりさん】

優也:では次は刑事ごっこを。
美鶴:この中で一番検挙される確率が高い者を推薦しろ!
優也:いきなり!?

全員:銃刀法違反

全員:……。
風花:えっと、どうしましょうか?
天田:誰か一番犯人っぽい人を指名して、その人にしましょう。
ゆかり:じゃあ順平、罪状は適当に下着ドロで。
順平:ヒデェぜゆかりッチ!
全員:賛成。
順平:更にヒデェ!!
優也:じゃあ俺警察な。待て〜い○パ〜〜ン。
順平:とっつぁんそりゃねぇぜぇ〜。
明彦:これ程までに坊主頭が役に立った事はあるか?
ゆかり:もう、アレは適任よね。
順平:じゃぁなぁとっつぁ〜ん。
優也:ええいくそっ! また逃げられたか!
美鶴:いつまでやっている?


【まぁ、警察と泥棒がいればね】

順平:ほれタッチ。
メティス:きゃっ! な、何なのよ…?
順平:妹ちゃん次鬼な、じゃあ全員逃げろー!
ゆかり:ケイドロ!?
天田:いいえドロケイです!
優也:どっちでもいい!


【絶対誰かが途中でローカルルールにするよね】

メティス:え、えっと、じゃあタッチ!
明彦:甘いぞアイギス妹! 俺の足元をよく見てみろ!
メティス:足……?
明彦:今俺は影の部分にいる! つまり今、日向にいない俺を捕まえる事は不可能だ!
メティス:いつからそんなルールに!? じゃあ次は…!
美鶴:甘いぞメティス! 私は今お前のいる地点よりも一段上の場所にいる! つまり高い所にいるから捕まえる事は出来ない!
メティス:グチャグチャだよルールが!
明彦:ほれどうした!? 捕まえないのか!?
順平:大人気ねぇ…メッチャ大人気ねぇ。
メティス:う……。
天田:う?
メティス:ウァーン・゚・(ノД`)
優也:泣ーかした泣かした、先生に言ってやろー!
美鶴:先生誰だ!?
荒垣:つか謝れお前等!
明彦&美鶴:はい……。