欲望と絶望と心許無さと

上記の通り拍手を行進したので数ヶ月そのままにして埃被りまくりのネタを。


【彼女いないよ! 後悔日誌】

孝二:彼女欲すぃーーーーーーーーーーー!


【叫ぶだけ叫んで】
優也:影時間になったと同時に叫んで楽しいか?
孝二:楽しくない。
優也:いいかボゥイ。大体叫んだ所で何かが変わると思ったら大間違いだぞ。
孝二:そういう勝者からの見下しが超ムカつくんですけどー。
優也:今のお前の喋り方が十分な。
孝二:んで先輩。
優也:何だ?
孝二:彼女出来る秘訣を教えてくださいジャンピング土下座。
優也:よし、ではこれから語尾に必ず『それと便座カバー』と付けろ。
孝二:了解しましたそれと便座カバー。てか、どこのヘタレ野郎だオレはそれと便座カバー。
優也:プッ。
孝二:そぉい!


【真面目に聞こう】
孝二:冗談はいいのでお願いしますそれと便座カバー。
優也:すまん、ウザいから撤回で。
孝二:そんな! アタシを弄ぶだけ弄んで捨てると言うのね!
ゆかり:ねー優也君、ちょっと宿題でさ……。
孝二:貴方に強制されて言わされた恥辱の言葉(それと便座カバー)、そして、あ、あんな恥ずかしい行為(ジャンピング土下座)に私は……。
優也:ちょ!
ゆかり:……。
優也:前が見えねぇ。


【あながち間違っちゃいなかった】
孝二:相変わらず先輩のゴッドハンドは強いなぁ。
優也:未だに陥没している俺に乾杯。
孝二:むしろ完敗だな。
優也:フッ、だが夜になるとこのホークハンドによって俺が勝ち続けている。
孝二:ホークハンド? ホークアイなら知っているが……。
優也:……。
孝二:……鷹の手?
優也:うん。
孝二:……加藤?
優也:うん。
孝二:……そうか。
優也:前が見えねぇ。
孝二:今度は遠距離格闘か。


【どうしましょう】
優也:そういう訳でここポロニアンモールへ来た訳だが。
エリザベス:こんばんは下僕共、今宵も緑色の世界に佇む青と黒の存在よ久し振りですね。
優也:突然毒づくな。
エリザベス:さて、藤咲様が彼女をお持ちに出来なくてお嘆きに……プププッ、哀れでままならないようで参上仕りました面白い。
孝二:ヒデェ。
エリザベス:負け犬の遠吠えはこれ以上無いくらいビールのお供に最適かと。
優也:知らんがな。
エリザベス:ではこういたしましょう。久々に次元の穴を穿ちますのでどうぞご自由に。
優也:またかアンタは。
孝二:いまいち理解出来んが。
優也:平行世界、そう言えば理解出来るだろ?
孝二→アイン:平行世界、か……。
優也:いきなり変わるな。
アイン:仕方あるまい、この男と肉体を共有している以上どうにもならん。
優也:だが長編を読んでない人には訳分からんぞ。
アイン:そもそも俺達は長編ありきの存在だ、仕方あるまい。
エリザベス:さて、藤咲様からアイン様になられた事で因子が足りたようで、行ってもらいます。
アイン:だがそうしてどうする?
エリザベス:とりあえず身近にいる方々の話でも聞いてもらえば良いかと。
アイン:なるほど、そうしてみよう。
優也:逝って来い。今日は帰れないと伝えておこう。
アイン:ああ。
エリザベス:テトラクトュストュス・グラマトン・アサナ、デッド・エンド・クンダリーニ。何でも出来ちゃう魔法の言葉。
アイン:それも俺だ!
優也:私だじゃねー!


紫煙漂う世界で】
アイン→孝二:痛ってぇ!
上杉響:誰だテメェは!?
孝二:さてさて早速殺ってきました平行世界、今日も別の作者の主人公へレッツ&ゴー。
響:帰れ。
孝二:レッツ&ゴーで思い出した、とあるミニ四駆漫画のアニメ版の声優のトークショーの出来事。
響:聞けよ。
孝二:空気詠み人知らずの腐女子が弟役の人にこう言って欲しいと頼んだのはもはや伝説です。
響:知るかよ。
孝二:『烈アニキ……大好きだぜ』。
響:だから知ったこっちゃ無い。
孝二:という訳でモテる秘訣とやらがあれば教えていただきたいのでございますです事よ。
響:知るか。大体俺のどこがモテるって言うんだよ?
孝二:主人公とは一部例外を除いて必ず異性や同性からおモテになるでございますよ。
響:その喋り方どうにかしろ。


【影(鏡)響】
孝二:いかん、転移の影響か。
響:……つかあれだ、ウゼェ。
孝二:ヒデェ。
響:まぁ、モテる秘訣ねぇー、俺には必要ないな。
孝二:何故に?
響:沢山の十把一絡よりも一人の女の方がいいに決まっているだろ。
孝二:ま、眩しいぜ!
響:ホルス付けているからな。
孝二:物理的ですかアンタは。


【それが俺の生きる道】
響:大体テメェは話を聞くとだ、モテたいとだけ言っているじゃないかよ。
孝二:一応それ相応の努力をしちゃったりしてますですぞ。
響:どこの赤い雪男だ? とにかく、それなりにやりゃ誰か見てくれるだろうが。
孝二:でもぉ、結局普通の時間の時はあまりにもハンディが高いんですぅ。
響:ウゼェ。キモいんだよ。
孝二:諦めた。兎にも角にも普段は喋れないっていうのがかなりキツいんだよ。
響:一つだけ言ってやろう。
孝二:んぁ?
響:影時間の時だけでも喋れるって事は、声帯が逝かれたとかじゃなくて精神的な問題だ。
孝二:ほう。
響:それが何であれテメェの中にある精神的な何か、それは分からんし知りたくねぇが、そういうもんだ。
孝二:ふーむ。
響:しかしあれだ。テメェは一体全体何なんだ? 遠慮ってモンが無ぇだろ。
孝二→アイン:何故なら記憶も無い。
響:いきなり変わるな。てか逃げるな。


【知らないと言うより忘れた】
アイン:オレからすれば奴が異性に付き纏われようと別に構わないのだがな。
響:……銀髪かよ。
アイン:ああ。それがどうした?
響:何つー中二病だ。
アイン→孝二:フッ、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったぜ。
響:名実共に感染したかよ。
孝二:時にはユーモアも必要なんだよ。
響:失笑ものだがな。
孝二:言うなよ。


【踊る人形】
響:結局結論付いたか?
孝二:分からんからまだ研究の余地あり。
響:多分つーか無理だろ。
孝二:そういやお前さんはオッドアイなんだよな。
響:ああ、そういう事になっている。
孝二:……。
響:中二病言ったらボコす。
孝二:既にボコされてます。ボコスカウォーズ
響:なんだそりゃ?
孝二:ジェネレーションギャップ!?
響:てか帰れ。
孝二:次は別の人にインタビューしてみよう。
孝二→アイン:さらばだ。
響:……やっぱ中二病じゃねぇかよ。