ほんの三十分ほどで

何も考えずに拍手のネタを書いていたらここ最近では類を見ない短さの拍手が出来た。
いつもの平均量の半分くらいしかないんだぜ……。
まぁ、それでもネタ要素としては最近の中では一番でかいかと。
そんな事を考えながらいつものように前回の拍手を公開しますか。







【ちょっと話は戻る】

綾時:大変だよみんな!
優也:どうした唐突に?
綾時:実は、12のアルカナを持つシャドウがまた現れたみたいなんだ。
美鶴:なんだって!?
綾時:勿論僕とは関係ない、だけど何故か一部だけあの時と同じ場所で影時間になると現れてるみたい。
慎哉:端的に説明してくれると助かる。
明彦:俺達がかつて戦ったシャドウのボスのような存在だ。望月が言った通り魔術師から刑死者まで12のアルカナに対応したシャドウがいる。
荒垣:俺も報告書で見たから驚いたが、どうやらラブホに現れたなんてのもあったな。
完二:さ、さすが都会…なんでもあるッスね。
直斗:それで、具体的にはどこに?
綾時:行ってみれば分かるよ。
慎哉:その言い回しだとラブホじゃないのか!?
優也:ガッカリだ!
風花:でもそのホテルってさ、もう改装されているんだよ。
順平:ちなみにお前らが修学旅行で泊まったホテルな。
陽介:マジか!?


【一番楽しい時間だよ】

順平:よりにもよって運命と剛毅かよ!?
風花:……うん、やっぱりあの時と同じシャドウみたい。復活したというの?
りせ:どんなのなんですか風花先輩?
風花:説明するとしたら。
優也:さあ、楽しい楽しいゲームの開始だ。
千枝:ボイドクエスト!?
雪子:ねえねえ、千枝、どんなのかな?
千枝:乗り気にならないでよ!?
ゆかり:でも前と何違くない?
天田:……スロットですね。
アイギス:以前はルーレットだったかと。
慎哉:よし、ここは任せろ。ゲーマーの血が騒ぐ。
直斗:待ってください! 出目が何か分かってないのに止めようとするのは早計かと!
慎哉:流れてくるものを全部見れば大丈夫だ!
メティス:そんな事出来るの!?
慎哉:分からん!
明彦:行き当たりばったりの人生か!?
優也:違う! 振り返る暇が無いほどめまぐるしい毎日を楽しんでいるんだ!
綾時:雨の中、傘を差さずに踊ってもいい。
三人:自由とはそういう事だ。


【花村陽介が! 人生の中で一番痛かった経験を! 話す!】

慎哉:説明!
陽介:うぇぇぇ!?
順平:懐かしいなまたそれはよ。
優也:確か一時期ゲーセンにあったよな。
陽介:マ、マジで!?
慎哉:大丈夫だ陽介。
陽介:なんでそんな自信満々なんだよ!?
慎哉:お前の人生の痛い経験なんて決まっているじゃないか。
荒垣:ほう、お前は知っているのか?
慎哉:アレは俺と陽介が出会って間もない頃……。
陽介:ルールから脱してるだろ!? 俺が言う!
クマ:わーわー。
メティス:やんややんやー。
孝二:( `・ω・´)
アイギス:あなた今喋れるでしょう?
陽介:アレは俺とこいつが出会って間もない頃…それは雨の日に起きた。
美鶴:ふむ。
陽介:ぶっ壊れてた自転車に乗った俺は雨の中傘を片手に立ち漕ぎをしていたんだよ。
風花:とっても危ないですよ。
陽介:ああ、おかげで案の定転けたんだよ。
千枝:痛ったー……。
明彦:だがそれくらいならまだ…まさか!?
陽介:そう、俺は転けた時思いっきり自転車から落ちたんだよ。真下に。

男子:あぎゃぁぁぁぁぁぁ!!
女子:???

綾時:それは駄目! 本当に死んじゃうから!
優也:お前よく生きていたな!
天田:今無事な花村さんを僕は尊敬しますよ!
荒垣:頑張った、お前は本当に頑張った!
明彦:鍛えようの無い場所への殴打ほど辛いものは無いからな、
順平:辛かったな…もう大丈夫だぞ…。
陽介:まだ、まだ続きがあるんだ…その後、放課後になって転けた拍子に里中から借りたDVDを割っちまってたんだ。
千枝:そういえばそんな事あったよね!
陽介:んで、里中の蹴りが入ったんだよ。その勢いで机にぶつけたんだよ。今朝ぶつけた場所を。

男子:おぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!
女子:……?

優也:里中さん、あなたは鬼か!?
順平:これ以上ない拷問をこいつは味わった後になんて仕打ちを!?
完二:俺、初めて花村先輩の心の広さを思い知った…。
千枝:何の話!?
孝二:分かりやすく言えば剥き出しの内臓にボディーブローを食らったような感覚。
美鶴:剥き出しの……。
ゆかり:内臓……。
風花:……分かっちゃいました。
アイギス:剥けているかはこの際別ですけど。
陽介:アイギスヒデェ!!
捜査隊女子:???


【望月綾時が! この中で一番好きな異性を! 指さす!】

綾時:えええ! 僕まで!?
荒垣:年貢の納め時って奴か?
綾時:こんなに魅力的な女の子ばかりなのに一人なんて選べないよ!
優也:うわ、なんか腹立つ。
順平:お前の一部だっただろ。
綾時:僕はね! 出来ればハーレム系になりたいんだよ! 鳴海君が一途になったから需要と供給の観点からそうなっただけだよ!
ゆかり:何の需要!? 何の供給!?
明彦:いいから適当に誰か指させ。でなければシャドウに攻撃出来ん。
直斗:面倒ですね、この指令を遂行しなければシャドウにダメージを与えられないなんて。
綾時:う〜ん、そうだなぁ。S.E.E.S.のみんなが魅力的な事は言うまでもないし、千枝さんのように活発な女の子もいいし。
千枝:えええっ!?
綾時:でも雪子さんのように着物が似合う女の子もいいし。
雪子:ええっ!?
綾時:はたまたりせちーのようなアイドルは誰が言うまでもないし。
りせ:え、そんなぁ〜。
綾時:直斗さんのように男装の麗人というのもまた心そそられるし。
直斗:何とも言えない気分ですね。
優也:俺が一番複雑だ。
綾時:逆に千枝さんはほーら君の大好きなお肉だよと僕のアルトバイエルンをあげるのもいいし、雪子さんは着物故に脱がす喜びがあるし、りせちーは僕の上でアイドルの声で鳴いてくれるのもいいし、直斗さんは女の子の悦びを肢体に教え込むのも捨てがたい。
捜査隊女子:……。
優也:死ねぇもう一人の俺!!
慎哉:追撃チャンス!
孝二:頑張れ。
メティス:ねえねえ姉さん、何の話?
アイギス:メティスはまだ知らなくていいのよ。
陽介(前屈み):…なんつー事考えてんだよ。
完二(前屈み):ああ、全くッスよね。一度シバいた方が良いと思うッス。
クマ:ヨースケとカンジ、なんで前屈みクマ?
順平(前屈み):気にしちゃなるめぇ。
天田(前屈み):ええ、そうですよ。
荒垣:お前ら……。
綾時:それはともかくじゃあ結果ね、うーん。アイギスさんで。
アイギス:駄目です! 断固として駄目です!
メティス:ツンデレ
孝二:ツンデレツンデレ
優也:その心は?
綾時:分からない。僕自身もその理由は分からないさ。
優也:それ以前にお前はポークビッツだろ。
綾時:嘘言わないで!


【秋月慎哉が! 文化祭の女装をしながら! 戦う!】

慎哉:ぶっふぅぅぅぅぅ!!
雪子:あ、大丈夫。持ってきているから。
慎哉:なんでさ!?
千枝:秋月君…雪子にそれを聞いても意味ないよ。
慎哉:突拍子もない行動にも程があるだろ。常識的に考えて…。
陽介:よーし、この場で公開生着替え確定!
慎哉:真理の雷!
陽介:完二ガード!
完二:ちょ!?
慎哉:なにぃ!?
明彦:お前ら何をやっている!?
順平:需要と供給の結果って奴か?
陽介:そういうこった。
慎哉:ならば弱点じゃないがラグナロク
陽介:それなら天城ガー……。
雪子:花村君?
陽介:……順平ガード。
優也:服を脱いだらいい男〜。
孝二:秋月慎哉はいい男〜。
慎哉:ちょ、いや、らめぇぇぇ!!
全女性陣:(ドキドキ)
慎哉(レイ○目):陵○の限りを尽くされて着替えましたわ。
ゆかり:というか、何で女言葉なの?
慎哉:何を言っているのゆかりさん!? この格好の時の礼儀というものではなくて!?
風花:と言うよりも、凄いへ……個性的だよね、その格好。
雪子:うん、とっても綺麗。似合っているよ。
全員:……。
雪子:どうしたの?


【巽完二が! 初恋のエピソードを! 語る!】

優也:そんなのもあるのか!?
りせ:ええっ、そんな事聞かれたらりせ困っちゃう〜。
陽介:あーはいはい、分かってますって。
完二:俺は別に構いませんけど。
全員:ええっ?
完二:一度慎哉先輩に話した事があるからそこまで抵抗ないし。
綾時:それは凄いな。
 (本編コミュマックスイベントで出てくるので内容は割愛)
千枝:完二君も色々とあったんだね……。
荒垣:分かるぞ、そういう特技を持っていると周りからの視線がどういうもんになるのかなんてな。
直斗:実らなかったんですか……それはトラウマになりますね。
完二:まぁ、今はそんな事もあったよなって笑い話にもなるんスけどね。
ゆかり:でも中々出来ないよ、そんな事。
慎哉(女装):私もそう思いますわ。
陽介:まだその格好なのかよ。
慎哉:これを着たまま戦うという指令がある以上仕方なくて?
陽介:俺、相棒辞めたい。
りせ:……。
直斗:どうかしたんですか?
りせ:え、ううん、な、なんでもないって!
直斗:はぁ。
りせ:うん、そう、なんでもない、なんでもないからさ!
全員:(絶対何かあるな)
孝二:(聞く所によると久慈川と巽の家って近いんだよな、なら昔小学校同じだったんじゃね?)


【白鐘直斗が! 女子制服で! 戦う!】

男子:なにぃぃぃぃぃぃ!?
直斗:ちょっと待ってください! そんなの横暴ですよ!
慎哉:では早速ですが。
雪子:大丈夫、普通の制服一着余分に持っているから。
直斗:どうしてですか!?
千枝:だからそれを聞くのは…。
美鶴:安心しろ、天城が持ってなかったとしても私がすぐに発注していた。
慎哉:服を脱いだらいい女〜。
優也:白鐘直斗はいい女〜。
ゆかり:万物流転。
雪子:イモータルフレイ。
二人:前が見えねぇ。
千枝:さすがにそれは不味いからさ、別の場所に行こうよ。
慎哉:公衆の面前で脱がされた私の立場は何なの!?
荒垣:何だろうな。
天田:徒労だったんですね。
順平:徒労で候。
孝二:早○で候。
優也:幾月自重しろ。
幾月:呼んだ?
優也:出てくるなよ。


【鳴海優也が! 人生で一番気持ちよかった経験を! 暴露する!】

全員:ちょ!?
優也:童○捨てた時。
全員:ちょ!?
順平:早! 迷いも何もあったもんじゃねぇ!
優也:敵を倒すのに必要な事だし、そもそも嘘じゃないし。
ゆかり:いや嘘じゃないって分かっててもね。
メティス:分かってても?
ゆかり:そこは追求しないで!
千枝:これが都会か……。
陽介:俺、意外と田舎の方にいたのかも知れない。
慎哉:同じ年なのになんだか天と地ほどの差がある気がする。
優也:悔しかろう悔しかろう…例え肉の皮を纏おうと息子の早さは守れない。
完二:ゲキ○ァァン!! 違ったな。
慎哉:被ってないぞ、断じて!
クマ:皮ってどこのクマ?
明彦:聞くな。
メティス:ねえ、どこ?
アイギス:だから聞かないで。
孝二:それはだな。
優也:ここに変態がいまーす!
美鶴:堂々と言えるお前が言えた人間ではないな。


【コロマルが! 誰も知らない誰かの秘密を! 姉妹に教える!】

コロマル:わう?
美鶴:コロマル、後で骨付き肉を発注するから私の事は言わないように。
風花:コロちゃん、後で荒垣先輩に料理を作ってもらうから私と先輩の事は言わないでね。
ゆかり:コロマル〜、言ったら散歩連れてってあげないよ〜。
優也:コロマル、今度DVDを見せてあげないよ。
順平:コロマル〜、親友の俺を裏切るつもりか?
明彦:今度牛丼の肉をあげないぞ。
天田:今度コロマルと一緒に出かけようかなと思ってたのになぁ。
慎哉:何という買収。
クマ:ふむふむ〜、これが大人の汚さって奴クマね。
完二:大人ってか、動物って結構めざといからな。なぁクマ。
クマ:クマは動物じゃないクマ!
雪子:え、でも具合が悪くなったら獣医さん行かないの?
クマ:ユキチャンどうしてそんな事言うクマ!?
コロマル:……くぅ〜ん。
千枝:ほらほら、コロマルが怯えてるから!
雪子:さすが千枝、チョウソカベを飼っているだけあって手慣れてるね。
千枝:前、何事もないようにあたしも言ってたけど本当はムクだから!
慎哉:チョウソカベの方が個性的だと思うな。
コロマル:ワン!
アイギス:何々? はぁ〜、なるほどなー。
メティス:うんうん、そういう事ね。
優也:誰の事を言っていたんだ?
アイギス:言ってもいいんですか? ちなみに私とメティスは既に知っていた事でした。
明彦:ほう、それで誰だ?
慎哉:気になる人、挙手!
全員:はい!
孝二:満場一致により、誰の事であったとしても後悔しないように。
アイギス:秋月さんと、もう一人の方です。
慎哉:は?
アイギス:ですけど、指令では私たちに教えるという事ですので、別に皆さんに話す義務はありませんでした。
慎哉:……なんだか気になるが、そういう事にしておこう。
優也:ブーブー。
綾時:さて次でラストだ。どうなる事かな?

孝二:ちなみにどんな内容だったんだ?
アイギス:秋月さんが雪子さんとお付き合いしている事です。
孝二:さすが動物。


【藤咲孝二が! 後期ペルソナの妄想を! 話す!】

孝二:妄想前提か!?
優也:いや、だってお前のベルグバウってまだ前期じゃん。
順平:俺ら全員後期だぞ。
慎哉:うちのメンバーもだな。
綾時:ちなみに僕は鳴海君のペルソナから移行したに近いので、タナトスを使っているよ。
孝二:あ〜、つってもピンと来ないんだよな。
メティス:どういう事?
孝二:そもそもヴァルクに何かが融合してベルグバウに変質したのであって、そこから更に変わるのかどうかが怪しい。
美鶴:ストレガの三人同様与えられたペルソナだからか?
孝二:そんな感じ。だけど妄想――と言うよりも希望なので言っておくと。

 ・悪魔アルカナなので悪魔らしい姿
 ・時空間に穴を開ける
 ・最強技は敵を消滅させる
 ・空を飛ぶ
 ・大鎌を持って敵を切り裂く
 ・その大鎌は銃にも変形出来る
 ・基本技が発展した形の武装となる
 ・ベルグバウ同様ヘブライ語で武器の名前とかが出来ている

孝二:最低こんなの?
優也:中二病乙。
孝二:アキシオン・バスター!!
優也:甘い!


運命シャドウ:!?


ゆかり:あ……。
りせ:当たっちゃったね。
風花:シャドウ討伐、お疲れ様でした。
全員:そんなんでいいの!?