拍手更新しました

もっとも、今回更新した内容はネタというジャンルに置けない代物ですが。
置けないんですよ。そもそも全編背景ブラックですから。
詳細は見れば分かります。
という訳で全開の拍手更新ッと。
だがしかし、今回せっかくなのでプラスアルファとして少し前にやった虚数についても改めて説明しておく。
こっち限定のネタを一個だけして込んでおきます。
【手紙をもらった】

慎哉:どうやら活動部のメンバー達は過去に料理対決みたいなものをしたらしい。
陽介:料理ねぇ、どう考えても直斗の優勝間違い無しだと思うんだが。
慎哉:果たしてそうだろうか?
完二:いやいや、あのクリスマスケーキをまともな物にしたんスよ?
慎哉:いいか、これは数学の計算だ。
陽介:はぁ?
慎哉:マイナス×マイナス×マイナス×マイナスは?
陽介:俺は分かるが完二、お前は分かるか?
完二:えっと……。
クマ:プラスクマ。
慎哉:クマ正解。
完二:何でお前が答えるんだよ?
慎哉:そしてこのマイナスが女性陣一人だったらどうする?
陽介:理論は分かるんだが、それがそうなるというのかよ? じゃあ物体Xはどう説明しろって言うんだよ?
慎哉:そこなんだよなぁ。それを踏まえた上で、白鐘の料理の腕が本当に大丈夫なのかも理解しておこうと思う。
完二:お願いですから番外枠として先輩も作ってくださいよ。全部アウトだったら俺泣きますよ?
慎哉:だが断る。お前らよく考えてみろ、男の子の為に女の子が料理を作ってくれるんだぞ? そこに男が介入する余地はあるか?
クマ:無いクマ!


【不動の立場】

陽介:じゃああっちの荒垣先輩はどうしろと?
慎哉:あの人はオカンだ。否定意見は存在しない。
全員:納得(クマ)。


【あえてこれだけで】

陽介:♂×♂×♂×♂=?
慎哉:( д) ゚ ゚

陽介→。・゚・(Д`(⊂(゚Д゚ つ⌒←慎哉


【では早速】

慎哉:家庭科室を借りて四人の料理対決をしてもらうことになりました。
千枝:いやさぁ、それは別にいいんだけどさ。
慎哉:はい。
千枝:材料選びからさせるって本当に大丈夫なの?
陽介:お前らが作るもんだぞ!?
慎哉:ちなみに食べられないと判断したものは作った人が責任を持って食べるように。
女子:え゛!?
クマ:えじゃないクマ。
完二:いやあの料理を食べさせるって拷問じゃないッスか?
慎哉:いいか、テレビ番組によくあるスタッフが云々ってテロップは大抵実際には食べてない!
陽介:証拠出しておいた方が無難だぞ。


【アーッレキュイジーヌ!】

慎哉:早速料理が始まりました。
陽介:だが相棒、俺らは何を作るのか知らないんだが。
慎哉:安心しろ、俺も知らない。むしろ初めに明言させる必要はあると思うか?
完二:……無いッスね。どうせ料理と呼べるかどうか分からないんですし。
クマ:別の何かが練成されるクマねぇ。
陽介:練成言うな。
慎哉:二人いるけどさ、国家錬金術師が。
完二:ああ、だからりせの奴、何でだか知らなかったけどあんなごっつい全身鎧で調理してんのか。
陽介:いやそれおかしいだろ!?


【尺の都合上作っている最中はぶった切る】

千枝:さあ、食べなさい!
完二:ちなみに里中先輩のオムライスの味ってどんなのだったっけ?
クマ:普通にマズかった!
千枝:うっさいクマ吉!
慎哉:じゃあ早速食べてみろ、陽介。
陽介:何で俺なんだよ!?
慎哉:もしかしたらこのメンバーの中で今後一番里中の料理を食べる可能性があるからだ。
陽介:嫌な予言出すなよ!? ぜってー無ぇー!
千枝:いや普通無いから。
完二:冷静に返されると花村先輩の立場無いッスね。
陽介:まぁいい、とにかく食べてみるか。
千枝:どう?
慎哉:おっと、ここで料理人、必殺技に出ました!!
クマ:ま、まさかアレは伝説の!?
慎哉:彼氏の前で頬杖付いて期待を込めた瞳で見つめる仕草! これは点数高い!!
完二:そんなコンテスト!?
陽介:……。
クマ:どーしたのヨースケ?
陽介:いや、あの、うん、本当に勘弁してください……。
慎哉:謝ったぁぁぁ!!
クマ:どれどれ、うん、前回と変わってない!
完二:駄目じゃん!!


【現役アイドルの料理って希少価値高いけど】

慎哉:えー、前回天城が気絶して菜々子が辛うじて耐えた代物ですが……。
陽介:なんだろこの白くてドロッとしたスープのようなものは?
りせ:どうかなぁ秋月先輩?
慎哉:名指し!?
りせ:じゃあはい、アーンしてあげる。
陽介:おおっと、これはヤバイ! まさかアイドルからの直接食べさせてくれる権利! ぶっちゃけその権利強奪したいんですけどー!
完二:そッスか?
陽介:いやだからなんでお前はそんなに淡白なんだよ?
クマ:カンジってば毎日タンパク質出しすぎだからかもしれないクマ。
完二:ちょ、おま!? チゲーよ! 結局食べるものはあんな溶岩のように真っ赤に煮立っている奴だぞ!?
慎哉:今それに近い形状食っている人間の前でそんな事を言うなクマ野郎!
陽介:カレー食っている時にトイレの話するのと同じレベルだよな?
クマ:で、味はどうクマ?
慎哉:えーっと……手を叩いてそのまま地面に突きつける感じ。
陽介:新しい物体の完成か。真理の扉は開いたか?
慎哉:それと純粋に辛いです……。
りせ:えー、だってこれまだ甘い方だよ?
完二:どれ……お、お、お、オクレ兄さん!!
陽介:なんか出てるーー!?


【さて、この人の料理は言及されてませんが】

慎哉:メタな話を言うとこれで一人だけ料理が上手ですって明言されるのは色々と問題がある。
陽介:なんでだ?
慎哉:考えてみろ、他のメンバーが揃って壊滅的なのに対し、一人だけプロ級ですとか。
クマ:空気詠めー。
慎哉:そういうこった。じゃあ早速白鐘の料理を食べてみましょう。
直斗:嫌な前振りから入らないでくださいよ。
陽介:せめてまともな料理食べさせてください。
慎哉:俺らとしては切実な問題だけどな。
完二:てー訳で食べてみますか。
クマ:どう、カンジ?
完二:……?
陽介:どうした? どれどれ……?
クマ:二人とも何があったクマ?
完二:いあ!
陽介:いあ!
陽介&完二:はすたあ!
クマ:( ) ゚д゚
慎哉:まずい、SAN値が減少している! このまま0になったらゲームオーバーだ! というか顔戻せ!
クマ:どうするクマセンセイ!?
慎哉:布団を敷こう、な!?
クマ:クマ、先生にならはじめてあげてもいいよ?
慎哉:だが断る、この秋月慎哉の最も好きな事は相手を期待させておいて特に何もしない事だ。
クマ:女の子泣かせクマねぇ。というか二人どうするつもり?
慎哉:とある高校の防空壕に出てくる化け物とトークして黄金の蜂蜜酒を手に入れてから考えるとしよう。


【この名前知っている奴、違うぞ】

慎哉:世の中そううまく行かないんだよ、こいつがな。
クマ:センセイどこに話しているクマ?
慎哉:まぁそれはいい、とにかく陽介と完二が元に戻った事で四人目に逝きましょう。
クマ:センセイ字が違うけどあながち間違ってないクマ!
雪子:クマさん、それどういう意味?
陽介:どういう意味も何も、なぁ。
慎哉:なぁ。
雪子:べ、別にあなた達の為に作った訳じゃないんだから!
クマ:ツンデレ
陽介:ツンデレツンデレ。おそらく里中のやった必殺技を独自解釈から実行にしたんだろうが……。
慎哉:じゃあ何の為に作った!?
完二:ごもっともで。
慎哉:だが、どうしてもと言うのなら食べてやらんでもない。
陽介:何でお前もやるんだよ!?
慎哉:とりあえずいただきます。
雪子:どう?
慎哉:……いや、味が。
完二:まさかまた無いと!?
慎哉:ある……だが、何かがおかしい。
クマ:何か?
慎哉:お前達二人の様子から見て白鐘の料理を言うとすれば名伏しがたいと言うが、これはまた違う。
完二:違う?
慎哉:何と言うかこう、身体が熱くなってきて大変なんだが。
陽介:なあ天城、何入れたんだ? てか、そもそもなんて料理だ?
雪子:えっと、どこかで聞いた事があるんだけど『とろろ盛りうなぎ〜ブロブソースを添えて〜』。
慎哉:身体が、身体が主に一部分が熱いよぉ!!
陽介:変な声を出すな。


【この顔文字で『エロいな』と言うのは調べれば分かる】

慎哉:優勝、誰にする?
完二:俺、決められないッス。負の意味で。
陽介:負って言うなよ!
クマ:でもどれも結局食べられないクマ。
陽介:残念ながら、作った人が責任を持って食べてます、が。
完二:が?
慎哉:現在横で食べられなくて咽せていたり涙目になっている女性陣の姿があります。
クマ:リセチャンだけ普通に食べているけど……。
孝二:( ・∀・)
全員:何でお前がいるんだよ!?


【四人合わせても姦しい女】

慎哉:聞く所によると、四人の料理の腕はプラスマイナスでは語れないみたいだ。
千枝:ちょっとそれどういう事!?
慎哉:数学の時間だ、虚数とは代表的なもので言えば何でしょうか、はい天城!
雪子:えっと、√-xだよね?
慎哉:そう、二乗する事でマイナスになる値を言う。
直斗:つまり先輩は、『僕たち四人のケーキがプラスになったのは虚数だから』と証明したいのですね?
陽介:どういうこった?
直斗:いいですか先輩、仮に√-1を四乗してください。
陽介千枝完二りせ:……???
慎哉:いやお前ら分かれよ。答えは+1だ。
雪子:だからケーキを作ったら奇跡的に成功したって事?
慎哉:今真っ先に変換候補で出てきたのが性交だったこのPC万歳。
陽介:万歳。
雪子:イモータルフレイ。