夜勤明けかつ仕事があるので断念

告別式まで終え、近親者を中心にした葬儀は終わった。
いや、正直どう言えばいいのかわからない。
最後に会ったのは、調べてみたら去年の5月だった。
その時から病気は峠を迎えて、どうにかなったとは聞いている。
もうちょっと早く会いに行けば良かったかなぁ。
まぁ、今更行っても遅いわけだが。
昔結構世話になったんだわ。
だから、さ。
会える時に会った方が良いと実感した。
今更だけど。
遺体には触れてないが、棺から覗く顔で分かった。
ああ、これは誰もいないなと。
もう既にこの肉体には誰かはいないんだなって。
言わばこれは肉の塊なのだ。
語弊があるようだが、客観的にそう見えた。
この体だったものには、いわゆる魂と呼べるものはなく、抜け落ちたのだと。
そして俺は立ち会わなかったが、火葬されて骨だけが残る。
それでも本人がいたんだよなぁ。
そんな事を思った今日この頃。