久々に何も考えずにネタを書いた


昨日書いたネタの中から、『体育祭ネタ』が即効で書きあがったので、とりあえず晒す。






【そもそもその論点がおかしかったと気づく】
美鶴:今年は体育祭を行おうと考えている。
明彦:待て、去年まで無かったぞ。
ゆかり:てゆーか普通に考えて高校生になって体育祭って珍しいような。
美鶴:無論いる人間は保護者に来てもらう。
キタロー:……。(両親死亡)
ゆかり:……。(父親死亡、母親別居)
順平:……。(父親が呑んだくれ)
明彦:……。(孤児)
荒垣:……。(孤児)
天田:……。(母親が二年前に死亡)
美鶴:す、すまない。ここのメンバーは半分以上がそうだったな。


【中学生まで】
風花:で、ですけど、そもそも高校生になって親が見に来ると言う事が無い気がします。
美鶴:む、そうだったか。
キタロー:…当日は自分で作ったお弁当だった。
ゆかり:私も……。
明彦:シンジが作ってくれた。
天田:僕はまだ親が来る学年ですからね…一人で食べてますよ。
コロマル:(重い、重いぞこの空気)


【紆余曲折あって】
美鶴:何だかんだで開催したぞ。準備が間に合わなかったので、組体操など期間を要するものは除外している。
キタロー:どうでもいい。
順平:…なぁキタロー、俺の眼に間違いがなければだ。
キタロー:ん?
順平:クラスごと編成なのはまぁ分かる。一年から三年まで揃っている。
キタロー:ああ。
順平:なんで俺達S.E.E.S.だけ特別クラス編成なの!?
ゆかり:うぁ、本当だ!
アイギス:人数が圧倒的に足りないであります。
美鶴:まずは荒垣を呼んだぞ。あとコロマルと天田もだ。しかもペルソナ使用禁止だ、傍から見れば銃で自殺をするように見えるからな。
順平:まさに外道


【呼ばれて飛び出て】
天田:…僕小学生ですよ? 何で高校生の体育祭に参加しなくちゃならないんですか?
コロマル:ワン!(俺もか)
荒垣:それはそうとだ…。
明彦:どうした、シンジ?
荒垣:なんで野郎共は全員半ズボンなのかと小一時間近く問い詰めてぇ!!
順平:スネ毛処理しなくちゃ!
キタロー:間に合わないならストッキングを履けば良い。
順平:よっしゃ! お前あったまいい!!
ゆかり:ここに変態が現れた!


【理事長より】
幾月:え〜、これより体育祭を始めるけど…。
ゆかり:開会式って大抵かったるいよね。
キタロー:これが結婚式だったら笑うんだけど。
順平:一同起立の状態で新郎新婦を凝視か。
キタロー:人それを羞恥プレイと言う。
ゆかり:言わんでいい。
キタロー:…いつかやってみようかなぁ。


【理事長より続きのお話】
幾月:それで、せっかくなので一位になったクラスには僕からプレゼントとして現金百万円を出しちゃおうかな。
 ウオオオオオオオオオ!!
順平:やっべ、俺ブイブイ言わしちゃうよ!?
風花:皆でがんばりましょう!
荒垣:くだらねぇ……。
美鶴:その割には浮き足立っているが。
キタロー:数センチほど地面からね。
ゆかり:何その超能力!?


【第一の種目:100m走】
アイギス:私が第一走者であります。
明彦:いくらなんでもすっ飛ばしてロボットである事を悟られるなよ、他の走者と同じ位に辿り着けば良い。
アイギス:了解であります。
審判:位置について…よーい…。
 パァン!
アイギス:走るで…。
 ドテッ!
ゆかり:転ぶの早!? あれじゃ靴紐を走ったと同時に踏んじゃった子みたいだよ!
アイギス:七転び八起きであります。出遅れました…ですが、なんとしてでも他の選手と同じ位に辿り着かなければ…。
キタロー:え?
アイギス:オルギアモード!!
 F1レースの音が鳴り響く
アイギス:三着であります。
ゆかり:意味無ぇぇぇぇ!!


【100m走はまだ続く】
キタロー:次は俺か…。
ゆかり:がんばりなさいよ、百万円があるんだから。
キタロー:じゃあ9秒台出したら四人ともチアガールになってくれる?
風花:え? そんな無茶ですよ。
美鶴:いや、だがしかしここでこれからの戦いに備え装備を充実させる方も……。
明彦:なんだ、美鶴既に準備済みではないか。後ろに隠してある各人のチア服はどう説明するつもりだ?
美鶴:な、明彦どこを見ている!?
荒垣:バレバレなんだよ。
天田:キタローさん、どうやら本当に9秒台であればチアガールになってくれるそうです。
ゆかり:天田君話を勝手に進めないで!!
キタロー:よし、俺伝説を作ってくる。


【第二走者】
順平:アイツマジで走るって言ってたよな?
天田:ええ。
順平:その割にはやる気の無いスタート姿勢なんだが。
天田:ええ、脱力した状態でポケットに手を突っ込んでますね。
順平:……スッゲェ不安になってきた。
 パァン!!
ゆかり:って、ポケットに手を突っ込んだまま走ってるぅぅぅぅぅ!
荒垣:今タイムを計測中だ、このままだともしや……。
明彦:…勝ったな。
荒垣:…ああ。
天田:初号機暴走ですか?


【ライバル登場】
早瀬:待てキタロー! 俺と勝負だ! ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
ゆかり:は、八秒台…。
順平:ああ、あれはもう人間じゃないから安心しろ。


【という事で着てもらいました】
ゆかり:…何か釈然と来ないのよね。
風花:真剣に走って9秒ならまだしも、あの走り方でやられたら…。
美鶴:くっ、本来ならお前たちに着せてネタにしようと思っていたのに。
明彦:ネタとか言うな。
アイギス:これで応援をするでありますか。
キタロー:勿論。
アイギス:了解であります。
ゆかり:ちょ! 周りの好奇の目が気になるんだけど!
美鶴:腹を括れ、時には周りの目も快感に変わるぞ。
ゆかり:あなたが持ってこなければはじめからこんなことに!!


【騎馬戦で】
美鶴(鼻血):当然だが男子生徒は上半身裸で戦ってもらう。無論他意は無い。これは立派な伝統行事だからな。
明彦:まずその鼻血を止めてから説明しろ。
天田:なんで僕も……。
荒垣:腹ぁ括れ。
エリザベス:ショタや筋骨隆々の殿方のセミヌードハァハァ。
キタロー:お前のベッドルームに帰れ。
ゆかり:あ゛?
キタロー:やっほうまたまた間違えたぜ。
 グシャ
キタロー:前が見えねぇ。


【編成は】
キタロー:体重から考えて当然だけど天田を大将とし、俺達四人は支える側になります。
順平:ま、そりゃそうだわな。
明彦:……。
荒垣:どうした? アキ?
明彦:いや、こうやって手を踏まれるなんて事は日常茶飯事だなと思ってな。
キタロー:普通ありえないです、染まりすぎですから。


【君は馬鹿かッ! by真田先輩】
明彦:……。
天田:……やっぱり痛いですよ。
順平:…そりゃ、下のメンバーが強固でもリーチが足りないわな。
天田:というか高校生と戦って鉢巻を取れって事が問題だったんですよ。


【昼食! ちなみに正式には一所懸命が正しい、一生懸命ではない】
風花:私が一所懸命作りました!
荒垣:俺も冷蔵庫にあった物だが拵えてきた。
美鶴:よし、荒垣のを食べよう。
明彦:ああ。
順平:お、久々に荒垣さんの料理じゃん。
ゆかり:これ結構美味しいのよね。
天田:ええ、本当にこの才能は凄いですよ。
コロマル:ワン!(俺もいい感じのものを作ってもらったぜ)
風花:……。
キタロー:ドンマイ。
風花:じゃあ、食べてくれますか?
キタロー:……。
荒垣:無言で俺に差し出すな。


【でもちゃんと食ったよ荒垣さん】
美鶴:荒垣は午後はしばらく出場停止だな。
荒垣(吐血):慣れたから大丈夫だ。
天田:血を吐きながら言う台詞ですか。


【午後は真っ先に部活対抗リレー】
美鶴:午後は部活対抗リレーだ。私達は人数上全員強制参加だからコロマル、天田も入ってもらう。
キタロー:はい、掛け持ちの場合はどうするんですか?
美鶴:今回は試験的に行っているので同好会は除外、山岸、岳羽、明彦、キタロー、私のように掛け持ち部員は今回に限り我々S.E.E.S.を優先させてもらった。
明彦:まぁ、それは構わんが、小学生の天田と非戦闘要員の山岸はどうするつもりだ?
風花:私は…足を引っ張るかもしれないので参加しないつもりですけど。
荒垣:自分のレパートリーくらい自分で片付けろ。
天田:そもそも小学生と高校生じゃ……。
コロマル:(へっ、それ位俺がカバーしてやるからよ)
アイギス:コロマルさん頼もしいであります。


【10人リレー】
コロマル→順平→天田→美鶴→明彦→風花→荒垣→アイギス→ゆかり→キタロー
順平:……なんか嫌な予感がする。


【レース開始】
コロマル:(やれやれ、ちょっくら本気を出していくぜ!)
アイギス:コロマルさんバトンを戦闘の時のように咥えて走り出しました。
ゆかり:誰も犬が走っている事に関して疑問は浮かばないんだね。


【コロマル→順平】
順平:よっしコロマル! 早速俺ッチに渡すんだ!
コロマル:(キュピーン!)
 ザシュッ、ドゴッ、ガンッ!
順平:な、何でクリティカル出してんのお前!?


【順平→天田】
順平:とにかく! 俺がありえないほど走ったからお前の分までカバーしてやったぞ!
天田:どうでもいいですけど、こうやって矢印にされると順平さんが僕に気があるとかそういう形になりそうですよね。
 ズベシャアッ!
順平:こんな時に何言ってんのお前!?


【天田→美鶴】
天田:美鶴さん、はい!
美鶴:全世界の半ズボン小学生よ、私に力を!
天田:そんなの要らないですから! というかあなたたちチアの格好で走っているんですね!


【美鶴→明彦】
美鶴:明彦、何故リレーなのに直前まで走ろうとしない!?(くっ、こういう時に先ほどの天田の言葉を思い出してしまう……)
明彦:何を言っている!? お前の胸の暴君をしかと拝見するためだ! 走るたびに凄い動きだぞ!
美鶴:処刑だーーーーー!!


【明彦→風花】
明彦:山岸! 早めに走れ!
風花:あ、ちょっと待ってください! まだ走る準備が……ああっ!
 ドテッ
明彦:お前! 何でこんな時に限って転ぶんだというかこのまま勢いが止まらなくて!!
 グチャ
風花:わ、私を踏み台にしただとぉ!?
荒垣:アキ、後で処刑だ。


【風花→荒垣】
風花:荒垣さん、早く!
荒垣:任せろ、それとお前は終わったら早く救護班の所へ行け。
風花:あ、はい……。
荒垣:(くそっ、こんな時に天田の野郎の言葉がリピートされちまう)


【荒垣→アイギス
荒垣:いきなりオルギアモードすんじゃねぇぞ! ほらよ!
アイギス:どうでもいいですけど荒垣さんこそオルギアしないでくださいね。
荒垣:あ?
アイギス:詳しくはググってください。


アイギス→ゆかり】
アイギス:次はゆかりさん……面倒なので順番飛ばしちゃいましょう。そして私がキタローさんへ愛のバトンを!
ゆかり:こらアイギスゥゥゥゥゥゥ!!


【ゆかり→キタロー】
ゆかり:ってか何でまだ走ろうとしないでスタート地点で両手を後ろに向けて座ってんのよぉぉぉ!! ぶつかる! ぶつかっちゃうから!
キタロー:大丈夫だ! そのまま突っ込め! 子ども達よ、俺の屍を超えていけ!
ゆかり:誰が子どもだって本当にうわわわわわ!
キタロー:シンメトリカル!
ゆかり:ドッキングッ! って違ぁぁぁぁぁぁう!! 降ろしなさい!!
キタロー:OK,ナイスノリツッコミ!


【突然走っている間に黙るキタロー】
キタロー(背負い中):(いや、ここで一位を取ってよいものか? 確かに一位になれば百万円が支給されてリーダーである俺が何に使おうと何ら問題は無い)
キタロー:(それこそ時価ネットでブランド物を買い漁っては貢ぐ事も可能かも知れん。だからといって今こうやって負ぶっている、つまり『当ててんのよ』状態だ)
キタロー:(いいや、ここで一時の快楽か、または百万円使って何かしろの優位な立場にするか、それとも……)
 気が付かない間にゴールしていたりする


【ラストは得点関係なく】
美鶴:フォークダンスをやるぞ。
順平:あー、でも俺達やり方知らないですよ。
美鶴:とにかく全校生徒男女どんどん順番を回すからな、時にはハプニングを入れている。
全員:(ハプニング?)


オクラホマミキサー
キタロー:(次は誰だ……)
田中社長:あらキタローじゃない、アタシ女組として入っちゃっているのよ、よろしくね。
 田中の舐めまわす様な手付きが恐ろしい
生臭坊主無達:おう、お前じゃねぇか。たく、金を貰わなかったら男組に入っていたのによ。
 無達の親愛を感じる
不治の病の神木:ああ、君か……なんでだか知らないけど気がついたらここにいるんだ。
 神木は線が細いから女組に入れられている
舞子(小学二年生):あ、お兄ちゃん。舞子も面白そうだから入っちゃった。ねぇ、お嫁さんにしてくれる約束忘れてないよね?
 その内容よりも次の順番、つまり隣に居たゆかりの顔が恐ろしい
ゆかり:お嫁さん……ね。このロリコンが。
 手首が砕け、ついでに精神も砕けた


【閉会式】
キタロー:ふぅ、疲れた。
順平:コロマルお前なんであの時攻撃したんだよ!?
コロマル:ワン!(そりゃあの状態で走ったら攻撃しちまうよ)
アイギス:順平さんを敵とみなしたようです。
順平:ひでぇ!
明彦(凍結からデッドエンド):(く、砕けそうだ……)
美鶴:まったく、お前はそんなに胸がいいのか。
天田:順平さんといい真田さんといいキタローさんといいこの寮の男の人は変態ばかりですね。
風花:荒垣さんは?
荒垣:俺はこいつらとはチゲェ。
天田:表に出てない分裏ではあんな事やこんな事を妄想しているに違いありません。
荒垣:んな事言ったらテメェだって男に入るだろうがよ! この小学五年生が!
ゆかり:ってか、皆馬鹿じゃないの?
キタロー:あ、そうだ。賞金は……。
幾月:いやぁ、それが君達は一位だったんだけどね、桐条君にも伝えてなかったMVP制度があってね。
天田:MVPですか……FMVじゃなくてですね。
順平:ざーんこ〜くな社会の……。
幾月:MVPがどうやら100m8秒台を叩き出した早瀬君でいろんな方から満場一致で出ちゃったんだよ。
明彦:じゃあ一位というのは……。
幾月:普通なら一位になったクラスにMVPが出るように仕組んでいたんだけどね。
キタロー:……ペルソナチェンジ、サタン、ルシファー。
幾月:え、何をするつもりなの? というか召喚器はしまってね、うん。
キタロー:だが断る。このキタローの最も好きな事は、虚栄のマーヤ(タルタロス一階に出てくるようなザコ)相手にハルマゲドンを仕掛けることだ。
幾月:ハルマゲは、マルハゲは、やぁなのぉぉぉぉぉぉ!!
荒垣:自業自得だ、アキも幾月さんもな。


そこはかとないネタを散りばめたが、全部分かった人と書いたらそれは俺です。