リクエスト消化

とりあえず素直クールってなんだろうと調べて、それってある意味天然とどう違うんだろうと思いながら書いてみる。
一応自分の気持ちはハッキリ言うクールな人という概念か。


【素直でクールって、天然とも言える】
キタロー:桐条先輩。ちょっと聞いてもいいですか?
美鶴:なんだ?
キタロー:ぶっちゃけて言いますが真田先輩のことどう思ってますか?
美鶴:好きだが、それがどうかしたのか?
キタロー:!?


【彼はこう感じ取った】
キタロー:え、マジデスカ?
美鶴:何故片言になる? 好きな者について聞かれたのならそう答えるのが当然だろう。
キタロー:いや、うん、あまりにも直球だったので。
美鶴:勿論お前も好きだが。
キタロー:What’s!?
美鶴:岳羽、山岸、荒垣にアイギスと私の大切な仲間だ。
キタロー:ああ……そっちの意味ですか。


【だが問題はこれを中途半端にしか聞いてない人達がいた】
明彦:何だとっ!?
 注:一番目しか聞いてませんでした
ゆかり:えっ……?
 中:二番目四行目までしか聞いてませんでした。


【そして気づかないのがエロゲクオリティ】
キタロー:……誰か走っていったような?
美鶴:気のせいだろう。


【次の日……】
明彦:……。
ゆかり:……。
キタロー:桐条先輩。
美鶴:なんだ?
キタロー:なんかこの寮の空気が嫌なんですけど。
美鶴:奇遇だな、私もだ。


【ペルソナクエストⅢ 〜そして泥沼へ〜】
キタロー:なぁ風花、突然で悪いんだが、この寮が今日いきなり空気が悪くなった原因を調べてほしいんだ。
風花:あ、はい。いいですよ。
ゆかり:……。
美鶴:一体何なんだろうな?
キタロー:分かりません。


【轟沈】
明彦:……なぁ美鶴。
美鶴:なんだ?
明彦:いや、その、なんだ? お前の気持ちは嬉しいのだが、こう、寮内でのそういったことは原則禁止、どう考えても破っている奴もいるがそうなっているのでな。
美鶴:何を言っているのだ明彦?
明彦:お前昨日言っていたじゃないか! 俺のことが……ゴニョゴニョって。
美鶴:ああ、確かに言ったぞ。その後彼も好きだと言ったがな。
明彦:orz


【轟沈その後】
美鶴:だが安心しろ。彼は人として好きだが、お前は一人の男性としてだからな。
明彦:( ゚Д゚)……
??: m9っ`Д´)
美鶴:『だから顔文字は自分の専売特許だ』と言っている。
明彦:人の話を盗み聞きするな!


キュベレって嫉妬の神様とも言える】
ゆかり:むぅぅぅぅぅ。
キタロー:な、何?
ゆかり:むぅぅぅぅ!
キタロー:いや、だから何?
ゆかり:さすがリーダー、いい御身分です事。
キタロー:いきなり何!?


【風花に頼んだのもいけなかった】
ゆかり:沢山の女の子に囲まれてそれはそれは嬉しい事ですね。
キタロー:突然何を言うだーーーー。許さん!
ゆかり:なんで私がダニーを蹴ってなくちゃいけないの!?
キタロー:ようし、それでこそ君だ。


【ボケとツッコミと】
ゆかり:というかなんで私と話している時だけいつもボケるの!?
キタロー:ああ、いつも順平ばかりツッコミ入れててさ、何か悔しくてさ、対抗しちゃうんだ。
ゆかり:あのねぇ……アイツはただのバカだから。
キタロー:いや、むしろそうやって本音を言い合える異性ってのは俺からすれば凄い複雑な気分。
ゆかり:あれ? もしかして妬いているの?
キタロー:そういう君もじゃないか。


【実は素直クールは美鶴だけと見せかけて】
キタロー:まぁ、俺にとっての一番は君だから妬く必要は無いんだけど。
ゆかり:……なんか、浮気性の男と付き合っている女の子の気持ちが分かった気がする。
キタロー:ヒドッ!


【一行目は徐々に声量が落ちている】
風花:原因が分かりました! 今日の夕ご飯の担当が私だったからみんなの雰囲気が重かったのです……。
キタロー:今更だし自虐になっちゃったし多分違う理由だったし料理が上手いあの人どうにかしてあげて!