拍手は今日中に変更しました

【魔王買ってきて】
キタロー:そういえば俺の漫画版の名前が決まったな。
順平:ほう。
キタロー:有里湊(ありさと みなと)と言う名前のようだ。
順平:ふむふむ。
キタロー:しかしながらこちらとしては名前を今更変更するわけにも行かない。
順平:その呼称は仮名だろ?
キタロー:一応俺の名前になるのは『長編で名前が発覚してから』という前提の元でやっているから。
順平:いつになるんだよ?
キタロー:原作の時期からすればそろそろの癖に、話が集中するからしばらくかかりそうだ。
順平:具体的には?
キタロー:ノーコメ。


【所変わって】
キタロー:大変だ順平!
順平:なんだ?
キタロー:実はゆかりが浮気している可能性が出てきた。
順平:なんだそりゃ? 高校生なんだから別に男友達とどっか行く位いいだろ?

    _, ,_ ∩ パパパパーン
 ( ‘д‘)彡
   ⊂彡☆))Д´)

順平:なにすんだお前。
キタロー:いいか順平、よしんばチドリが『ヒゲの男よりも半裸の刺青男のほうがワイルドね……』とか言ってきた日の事を想像してみろ。
順平:……。
キタロー:なんだよ?
順平:お前、俺が前回博識な所を見せようとよしんばを使ったからって真似すんなよ。
キタロー:……バレた。


【それはそうと】
順平:絶望するな。
キタロー:ああ、今まさにそんな状況だ。
順平:しかしどうするつもりだ?
キタロー:そこだ。
順平:ん?
キタロー:ちょっと悪い気もするが尾行をしてみようと思う。手伝ってくれ。
順平:うーん、そいつぁ何かあった時、例えばゆかりッチにつけているのをバレた時に俺に罪を擦り付けるとかじゃないよな?
キタロー:いくらなんでも俺もそこまで外道じゃない。
順平:だって俺のそんなもんじゃん。
キタロー:自分で言うなよ。


【そこで味方を作った】
風花:私も、ですか。
キタロー:ユノの力を使ってどこにいるのかだけを把握して欲しい。どうなっているのかはこの目で確認する。
風花:なんだかゆかりちゃんに悪いような気がするんですが……。
キタロー:いやね、今度久々に一緒に出かけようと思ったのに、三回連続で断れた、ときメモで言えば明らかにロードしなおしたくなるような状況に陥っているんだよ。
風花:分かるようか分からないような……。


【それではサポート込みで】
順平:しかし気になる事がある。
キタロー:案ずるな順平。俺にはとある伝がある。
順平:つてだぁ?
キタロー:ああ、実を言うとな。俺の曾爺さんは大正時代に探偵業を営んでいてな……素行調査とかは転校前は小遣い稼ぎにやっていた。
順平:……お前のそういう話聞くのって始めてだなぁ。
キタロー:まぁな、それじゃ行くぞコードネームテレッテ。
順平:なにその太陽にほえろ


【ちなみに彼はコードネームタナトス
風花:ゆかりちゃんは…今ポロニアンモールにいますね。
キタロー:了解、追って連絡を頼むチンマリ。
風花:ち、チンマリ?
順平:なぁ、それってスッゲェダサくないか?
キタロー:何を言う、これは探偵業に必要不可欠だ。
順平:いや、それはあの警察組織だけだからよ。
キタロー:え……?
順平:つーか探偵って普通個人でやるものだからコードネームつける必要ないだろ?
キタロー:……あ。
順平:今更気づいたのかよ。お前って頭がいいんだか悪いんだか分からないな。
キタロー:パーペキな人間より人間味が増しているだろ?
順平:開き直るな。


【大正時代に探偵って……】
順平:お前の先祖珍しいな。
キタロー:まぁねぇ、とは言ってももっと珍しい知り合いもいたと曾爺さんの日記に書いてあった。
順平:なんだ?
キタロー:聞いた話だと営んでいた当時の見習いに陰陽師がいたそうだ。
順平:マジで?
キタロー:ああ、なんでも化け物達を使役していたようだが……どこまで本当か分からないな。
順平:なぁ……それって今で言うシャドウじゃないのか? またはペルソナとか。
キタロー:……あ。
順平:またかお前。


【さて雑談はいいとして】
キタロー:ポロニアンモールについたよ。さぁさっそくゆかりをさがそう。
順平:そりゃ着いたと同時に荒垣さんと一緒にいるところを見てしまったら人として死ぬだろうな。
風花:……。
キタロー:いやもうなんていうかぜつぼうしたねああしたねもうしにたいよおれ。
風花:ウフフフフフフフフフフフフフフフフ……。
順平:怖ッ! マジ怖ッ! しかもユノ使いながらやっているから俺ッチ耳塞いでも聞こえるよ!
風花:ウフフフフフフフフフフフフフフフフ……。
キタロー:しにたいよおれしにたいよおれしにたいよおれしにたいよおれしにたいよおれしにたいよおれ。
順平:帰るか? マジ帰るか? お前病気か? 依存症か?


【問詰】
順平:荒垣さん、と言う事で今日のことについて聞きたいんですが。
荒垣:あ?
順平:いや、昼までの出来事ですよ。おかげで二人ほど使いものにならなくなったんですよ。
荒垣:……ああ、あれか。
順平:ま〜さか、浮気ッスか?
荒垣:……んな訳あるか。俺達はどこにいたと思う?
順平:ん〜、手芸用品店。スッゴイ浮いてましたけどね。
荒垣:うるせぇよ。でだ、来月何があると思う?
順平:……あ〜。そういう事っすね。


【結局】
キタロー:どうせ俺なんか……。
明彦:どうした、そんなに落ち込んで?
キタロー:かくかくしかじか。
美鶴:成程。
キタロー:よく分かりましたね。
美鶴:お前は……忘れているのか?
キタロー:はい?
美鶴:分からないならそれまでの男だったようだな。
キタロー:ちょ!?
天田:駄目駄目ですね。
アイギス:あなたは…駄目です。
コロマル:ワン!
アイギス:『やれやれだぜ…』だそうです。
キタロー:何で皆に、と言うかコロマルにまで言われなくちゃならないんだ。

美鶴:まさか彼が来月の事を忘れているとはな。
アイギス:まさか縁が無かったとは言えないですよね?
天田:僕なんてお返しが多く必要なんですよ。
明彦:俺は……あれはカロリーが高いからな。食べないようにしているし予め断っている。
美鶴:そうだったな。ああそうだったな。お前はそういう奴だったよな。