後二三回ほどネタが出来たらもうデビサバというジャンルを作る

はい、そう言う訳で相変わらずの拍手ネタ更新ですよ。
もうね、短編とか書く様になったら新しいジャンルとして作らなくちゃならないなとか思いつつ、とりあえず更新。
【誰もが思う】

アツロウ:そういやソウヤ、気になった事があるんだが。
ソウヤ:なんだ?
アツロウ:COMPのホスト機能で俺らの中ではお前だけ余命が見えているよな?
ソウヤ:ああ。
アツロウ:ちなみに俺の余命は今何になっている?
ソウヤ:映ってないな。だから二桁日付以上は大丈夫だ。
アツロウ:んじゃ……。


アツロウ:俺、このテストが終わったらあの子に告白するんだ……。


ソウヤ:0日になったな。
アツロウ:やっぱり。
ユズ:勉強しなさいよ。


【真実は前回にて語られている】

ソウヤ:子供の頃からナオヤに効率の良い勉強方法を教わっていたから案外どうにかなっている。
アツロウ:ナオヤさんの一番弟子だぜ? 数学なんて楽勝だぞ。
ユズ:ずるい。
ソウヤ:頑張れ、応援している。
ユズ:いつも思うんだけど何で勉強教えてくれないの?
ソウヤ:……ああ、ナオヤから教わった奴は結構独特だからな。オレしか分からない。
アツロウ:……。


【しかし】

ソウヤ:ところでアツロウ。
アツロウ:なんだ?
ソウヤ:誰に告白するんだ?
アツロウ:いや、それは冗談で言っただけであってだな……。
ソウヤ:誰なんだ?
アツロウ:いないっての。
ソウヤ:そうか。
アツロウ:笑えよ畜生。
ソウヤ:ッハハハハハハ!
アツロウ:ナオヤさん風に笑うとなんか腹立つ。
ソウヤ:そうだ僕がキ○だ。
アツロウ:チゲーよ。


【ちなみにまだ0日】

ソウヤ:否定すれば0日から戻ると思ったんだが。
アツロウ:え、まだ0日?
ソウヤ:……ああ。
ユズ:どうするつもりよ?
アツロウ:生存フラグを叩き出すしかないな。
ユズ:生存フラグ?
アツロウ:例えば『殺人鬼がいる場所に集まってられるか! 俺は部屋に籠もっている!』これは死亡フラグ
ソウヤ:典型的だよな。
アツロウ:対して生存フラグは燃えさかる炎の中にいる仲間を助けに行ったが行方不明になって死体は見つからなかったとかだな。
ソウヤ:殆ど後に敵として出てくるか、味方のピンチの時に颯爽と現れてくるかの二択だ。
ユズ:うんうん。
ソウヤ:しかし今のアツロウは残念な事に余命0日。テストが終わってから何らかの形で余命を増やさなくちゃならない。
アツロウ:と言うか何でそんな一言でなるんだよ……。
ユズ:自業自得じゃない?


【生存フラグその1:主人公である事】

ソウヤ:主人公が死んだら物語が進まないからな、死んでも霊界とかであるだろうが、世界観の状況によってはそれは無い。
アツロウ:じゃあ主人公の座をオレにちょうだい!
ソウヤ:残念ながらそれは無理だ。
アツロウ:何でだよ?
ソウヤ:いいか、主人公とはそもそも要素がある。
アツロウ:例えばなんだ?
ナオヤ:フフフ……それはだな、ライバルと因縁がある、無条件に女の子に好かれる、読者プレイヤー視聴者が感情移入しやすいなどがある。
アツロウ:何でいるンスか!?
ナオヤ:ッハハハハハ、テスト中だろうと弟の様子を見に行くのは当然だ。
ソウヤ:帰れ。後無条件に女の子に好かれるってオレはそんな事無いぞ。
ユズ:……。


【事実】

ナオヤ:何を言う。あの魔女ッ子と四日目に添い寝していかと尋ねられたり翔門会の巫女からは救世主になったら肢体を捧げると言われたではないか。
ユズ:えっ……?
ソウヤ:妄想だな。
アツロウ:いや、ミドリちゃんの方はそれに近い事があっただろ? ナオヤさんの言い回しが過剰なだけで。
ソウヤ:否定はしない。
ユズ:……えっ?
ナオヤ:ククク……勿体なかったな。救世主になれば女など思うがままだぞ。世界を救った人間からの命令には逆らえん。
アツロウ:その為に世界を救う訳じゃないんじゃ?
ナオヤ:だがそれをやるとすれば間違いなく俺はこうするだろう。

     \\\   何で救世主になるとか言うのだ弟よォォォ!
   (⌒\  ∧_∧
    \ ヽヽ( ´_ゝ`)
     (mJ     ⌒\
      ノ ∩兄 / /
     (  | .|∧_∧OKOK。
  /\丿 | (    ) 兄者マテ!ときに落ち着けって!
 (___へ_ノ ゝ__ノ 

三人:納得。


【生存フラグその2:撃たれたけどペンダントとかで守られた】

ソウヤ:ここにイヅナ一尉達が使っていたマシンガンがある。
アツロウ:いやいやいや、いくら何でもペンダント持ってないしマシンガンだとそのフラグの意味が無いぞ。
ソウヤ:なんとかなる。ペンダントは自分で調達しろ。
アツロウ:持ってないってーの! って、ちょっと待てよ……。
ユズ:どうしたの?
アツロウ:ソデコ! そのペンダント借りるぞ!
ユズ:きゃぁぁ! ど、どこ触ってんのよ!?
ソウヤ:じゃあ、撃つぞ。
アツロウ:ちょ、準備できてない!
ソウヤ:ハーモナイザーがあるから何とかなる。
アツロウ:アレは悪魔と人間用!
ナオヤ:ククク……嫉妬は醜いぞ弟よ。
ソウヤ:お前が言うな人類で初めて殺人を犯した男。


【生存フラグその3:部屋を埋め尽くすほどの銃の乱射】

ナオヤ:フフフ……大抵こういう場合は一発も当たってないのがセオリーだ。
アツロウ:うおぉぉぉ……あ、当たってない。
ソウヤ:……チッ。
????:なるほどなー。
?:そのようなカテゴリーの詳細のプロセスを希望です。
ユズ:誰かいた!?
アツロウ:てか舌打ちすんなよ!


ラプラスメールは届いていた】

アツロウ:とりあえずどうする!?
ソウヤ:仕方ない、適当に女の子に告白して死亡フラグを玉砕フラグに変換してくるんだ。
ナオヤ:ああ、それがいい。
アツロウ:適当ッつても……まあいいや、というわけでソデコ、オレと付き合ってください!
ユズ:駄目。
アツロウ:分かっちゃいたけグッハァ!?
ソウヤ:……すまん、手が滑った。

ナオヤ:ククク……ちなみにラプラスメールにはこう書かれていたぞ。

 本日 テスト終了後 教室 にて 【殺人事件】 の 発生
  被害者 は 木原篤郎 事故 を 装った 殺人
  容疑者 は 高遠蒼哉

 さあ良い一日を!


【生存フラグその4は】

ソウヤ:やったか!?
アツロウ:生きてるって!
ソウヤ:あ、余命が見えなくなった。
アツロウ:確かにこの流れも典型的な生存フラグだけどよ!
ユズ:どういう事なんですか?
ナオヤ:単純な話だ義妹よ、敵に攻撃をして攻撃した側があのような台詞を叫ぶ事は無傷で生存している事が多い。
ユズ:なるほど。と言う事は……。
ナオヤ:ん? グアァッ!?
ユズ:やったかー。
ナオヤ:ククク……ま、前が見えねぇ。
ユズ:さっきの無条件に好かれている云々について詳細を聞きたいので。断ればもう一度生存フラグを叩き出します。
ナオヤ:なん……だと……?
ソウヤ:(話聞いてなかった)邪気眼的な台詞の典型例乙。