拍手更新したよ

相変わらずの色んな人の自重しなさは異常でしょう。
という訳で前回の拍手をば。
【バー『エイジ』にて】

ナオヤ:ククク……。
チャラ男:どうしたんだい?
ナオヤ:見ての通りだロキよ、俺は何もかも失った。
チャラ男:何があったのか説明してくれると助かるんだけど? 友人としても。
ジン:……。
ナオヤ:弟に『うざい』と言われた。
チャラ男:今まで言われてなかったの?


【そりゃ逢瀬の時にも乱入してきたら】

ナオヤ:ククク……ソウヤの奴、遊びに行くと言っていたので俺も付いていったのだ。
チャラ男:過保護だね。
ナオヤ:兄として当然の事だろう、創聖の時より続く兄弟の絆だぞ!
チャラ男:……ちなみにさ。
ナオヤ:ああ。
チャラ男:遊ぶ相手は誰だったの?
ナオヤ:邪乳だがどうかしたのか?
チャラ男:邪乳?
ナオヤ:ユズの事だ。それ以外誰がいる?
チャラ男:凄い呼ばれようだね。


【理由がある】

ナオヤ:ソウヤから聞く所によるとユズは移動力の少なさから邪龍を回される事が多い。
チャラ男:ふむん?
ナオヤ:または妖獣か霊鳥なのだがな。とにかくそれにあやかってみた。
チャラ男:つまりは親父ギャグと。
ナオヤ:クッ……!
チャラ男:さすが何千年も転生を繰り返している人だ。
ジン:……。


【マスターはただ話を聞くだけです】

チャラ男:と言うかさ。
ナオヤ:なんだ?
チャラ男:詳しい話を聞くけど、他に誰かいなかったの?
ナオヤ:いなかったがそれがどうかしたのか?
チャラ男:(駄目だこの男……)
ジン:(早く何とかしなければ……)


【実際デートに保護者同伴されたらキレる】

チャラ男:うざいって言われるにはそれなりの経緯ってものがあるでしょ? 何があったんだい?
ナオヤ:待ち合わせ場所はいつも通りの901だった。
チャラ男:へぇ。僕はやっぱり神無伎町だね。
ナオヤ:お前の話は聞いてない。だがソウヤはいつも通り遊びに行くと言っていたから俺も同伴しただけだ。
チャラ男:あのね、年頃の男の子が女の子と一緒に遊びに行くって事がどういう意味だか分かっているのかい?
ナオヤ:遊びは遊びだろう?
ジン:(本当に駄目だこの男……)


【多分ナオヤの中での遊びとは本当の意味での遊びだと思っている】

チャラ男:少しは考えてみてよ。今時高校生の男女が公園で砂場遊びとかすると思う?
ナオヤ:フッ、そういうプレイもあるがな。
チャラ男:世間は君が思っているほど擦れてないよ。
ナオヤ:なんだと!?
チャラ男:というかさ、君が凄い変わり者だって自覚症状ある?
ナオヤ:無いな。
チャラ男:この一族は何らかの感情の自覚症状が無いのかなぁ?


【ちなみにソウヤは】

チャラ男:でもさ、喜ばしい事なんじゃないの?
ナオヤ:何故だ?
チャラ男:あの少年にもそれなりに弱点があるという事さ。
ナオヤ:貧乳耐性巨乳&ニーソ弱点か!
チャラ男:……いや、うん。いくらなんでも知り合いの女の子をそんな目で見るのは人としてどうと思うよ? 僕悪魔だけどさ。
ナオヤ:謀ったな!
ジン:最低だな。
チャラ男:というか親戚の彼女でしょ? 更に最悪じゃん。
ナオヤ:ッハハハハハ、これぞ四面楚歌という事だな!
ジン:二面だろ。


【当然と言えば当然だが】

ジン:そういえばだ、どちらが会計を払うんだ?
ナオヤ&チャラ男:勿論こいつが。
ジン:……。
ナオヤ&チャラ男:……。
ジン:……どっちだ?
ナオヤ&チャラ男:じゃーんけん!

ナオヤ:ククク……天はやはり俺を見放す気だな!
ジン:どうでもいいが払ってくれ。
チャラ男:ゴチになるよ。
ナオヤ:ッハハハハハ、謀ったなロキめ!
ジン:……。
ナオヤ:さて、財布だが……やはり謀ったなロキめ!
チャラ男→ロキ:持ってきてない言い訳に使わないでよ。


【以前は】

ジン:そう言えばお前、以前アヤと来た時にCOMPを置いていったよな?
ナオヤ:ああ、意図的にな。
ジン:やはりそうか……起動したと同時にフンドシ姿の男が出てきた時は焦ったぞ。
ナオヤ:……代金だがCOMPで。
ジン:身分証を俺に預けて早く取ってこい。青山ならすぐ近くだろ?
ナオヤ:グゥウウ……!
ロキ:ちなみに喚んだタケミカヅチはどうしているの?
ジン:バーテンの見習いをさせている、すぐそこだ。
タケミカヅチ:今宵の貴女に送るものはこちらで……。
女性:きゃー! タケさんかっこいい! フンドシだけど!
ロキ:……何してんのさ?


【ナオヤは泣く泣く走っていった】

ロキ:あ、入り口で転んでいる。
ジン:下駄で走るからだ。
ロキ:ねぇ、その身分証明書見せてよ?
ジン:見せるだけだぞ。
ロキ:……へぇ、カインでも免許証の時は真面目な顔をするんだ? 何だか滑稽だな。
ジン:言ってやるな。
ロキ:じゃあ返すよ、後そろそろ奥さんが怒りそうだから帰るね。
ジン:……いたのか!?
ロキ:シギンがね。
ジン:詩吟? やけに渋い趣味を持つな。
ロキ:言うと思ったよ!