無限のフロンティアEXCEED Extra Chapter:【出でよ、覇龍】前編

という名の、クリア雑感ですけどね。
ちなみに今日のタイトルでスパロボFを思いだした人がいたらマニアです。
間に合わないのだから完結編方式にするって辺りが。

全般

大雑把に言わせてもらうと、今回もおっぱいでした。
いや、違うな、太股は い て な いもあるな。
とにかく会話の掛け合いはくどい位に面白く、人数の多さからかネタに走るとツッコミが入るまでひたすらボケまくりのトンでもねぇ集団だったわ。
それがいいんだけどさ。
発売前にちょっとだけ、と言っても一周丸々最初からやり直したからこそ分かるんだが、いろんな所がEXCEEDしていた。
細かい事は全て各部に分けて語るが、とりわけ前作の方が良かった、と言う所は見受けられなかった模様。
しいて挙げるとすれば、前作に比べて戦闘に参加出来る人物が比較にならないほど増えたおかげで話に絡みやすいキャラ、絡みにくいキャラとで登場の度合いが違うのが気になった位か。
ボケをするには中々難しく、ツッコミとしては適しているが最上段の零児さんがいる訳で、中々難しいキャラも至って印象だった。ヘンネとか。
名指しかよってツッコミは禁止。
逆にボケに回るキャラはとことんボケに絡む。『毒舌ロボット → むかつく』の人とか。
そんな状況だが、とにかくテンポ良く進んでいるので、プレイしやすさとしてはかなりのものではないかと。

ストーリー

そんな今作だが、話の内容としては前作をやっておけば問題はないが、今作だけでやってもある程度は補完されているので大丈夫だろう、と思う。
勿論、俺は前作をプレイしているので初プレイの人の印象ってのはあまりピンと来ないが。
しかし、序盤でいきなり前作のネタバレをしているので、やっぱり前作をプレイしていた方が良いんだろう。
それを踏まえても、今回は世界中を回るが殆ど一度行った場所に行くってのはなく、気がつけば一つ一つ回っていたらクリアしてましたって感じ。
例外を挙げるとしたら賞金首とか不死桜位だが、まぁ、それも前作の行ったり来たりに比べたらあまり気にしない。
とにかく今回もボスラッシュモード搭載だが、前作のヴィルキュアキントに比べたらマシだろう。徒歩の距離で三十秒以内に三回もボス戦があったのは笑うしかなかった。
そんなドタバタ騒動を巻き起こしていたり、ボスがいたら数の暴力で勝ちを拾うメンバーだったりロボットの数も半端じゃなかったり女性陣のスタイルが巨か虚かの二択しかなかったりと、下手をすればどこのボスよりもあらゆる意味で凶悪な気がするが、ちゃんと締める所は締める訳で。
真面目な話かと思ったら突然ギャグになったりする落差も面白い訳で。
そんな彼らは最後の最後まで突っ切っていって、その結果がご褒美です。
オレの中で一番好きなイベントは、やっぱりChapter13の轟き、覇壊せし者だなぁ。
前作のラスボスを意に介さず戦おうとする時にあの曲が流れるのは反則だと正直思った。そしてそのままの音楽で戦闘に行ったのも。
後はマシン・ソウル。
こちらも曲が流れるタイミングが良かったのが一番だなぁ。
などなど、書こうと思えばキリがないので、この二つを挙げておく。

システム

前作の中で問題とされていた所がいくつ界改善されていたのは良かったと思う。
やっぱり強制回避が戦闘開始直後の数ヒットで出てきた時の絶望感は異常だったからな。
後はこちらも強制回避できること。これらが改善されただけでもかなり違う。
とは言え、正直強制回避はそこまで多用していた訳じゃないが。
消費量云々よりも、そこまで使う機会が無いってのが一番だからなぁ。むしろ全体攻撃で纏めて死ぬフラグの方が多いし。
それ以外でも、何気に戦闘に関する事が結構改善されている印象。
例えば援護攻撃の発生速度がかなり段違いになった。
前作は結構遅い印象がある面子ばかりなんだが、今作は支援攻撃は元より、全般的に早い面子ばかり。例外はコスモスか?
ただし、早いと使いやすいは別だがなぁ。
突出して使い勝手がいいのは神夜。ほぼ100%落とさない高性能援護攻撃で、使用とほぼ同タイミングで当り判定が存在するという援護チート。
とまぁ、こんな感じでシステムとしては特に問題はなかったりする。

サウンド

相変わらずDSでも一応この項目を入れてしまうのが俺のサガってものなのかも知れないが、それでも。
今作は限定版になるとサウンドトラックも付くので、俺としてはこれが一番欲しかったり。勿論ドラマCDも欲しかったけどさ。
とにかく、版権版DSのスパロボではアレな騒動を巻き起こして色々と問題になったが、今回は特にそれもなく、そもそも曲の会社が違うはず。
……まぁ、あそこはもう無理だろうなぁ。あそこまで露骨に盗作したらアウトだし。
さて、話は戻してPVの時代から気に入っていたのは、やはり轟き、覇壊せし者。これはガチで外せない。
元々原曲の原作が好きだからってのもあるんだがね。
後は、普通にサントラが欲しいと思った『すばらしき新世界』。
問題はナムカプのサントラを、ゲームを購入していないのに買うのはどうなんだろうかという事。
いや、多分買うんだろうけどさ。

パロディ

とにかく小牟さん無双。
全体の半分以上は、キャラの特性上彼女が担っていると言っても過言ではない。
そんな彼女のみならず、パロディの元ネタはゲームに漫画にアニメに中の人にレゲーにもう盛りだくさん。中にはネットスラングやら2ch用語などもあるなど、留まる事を知らない自重しなさっぷり。
今作では錫華姫も中の人ネタがやっていたね、ケロロ軍曹で。あの漫画のパロディをやったらやり返されるんじゃないかと一瞬だけ思ったよ。
まぁ、とにかく調べ直すと色々とあったんだな、全然分からなかったよ。

キャラクター(全般)

善作にも増して登場人物が増えただけあって、やっぱり掛け合いが豊富すぎる。
正直こんな所から拾ってきたか! と驚くしかないような会話のテンポは中々面白かった。
故に、キャラが増えてもそこまで気にならなかったりする。それらが敵味方混ざり合って凄まじい破壊力を秘めているんだから、世の中どうなるか分かったものじゃない。
敵味方両方ともボケあったのは、やっぱりミラビリス城の敵巨対味方虚対味方巨の驚異的な胸囲の対決だろう。
途中で馬鹿笑いさせてもらった時もあればちゃんと真面目になる。それでいて殆どキャラ生が損なわれていないのは、ある意味絶妙なバランスなんだろう。
そんな彼らを個別に書くとすればこんな感じだなぁ。