どうにか出来たので

最近買ったマンガの中で一番良かった物を。

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

やっぱりこれだろうな。
中身はさすがヒラコーと言わんばかりに肉体真っ二つとかがデフォのマンガだった。
内容としては歴史上の偉人がどんどん異世界に飛ばされていくもので、本名でそのまま登場している。
主に味方側のメンバーの共通点は、生存説が出ていたり、死体が出ていないと曖昧な、戦闘に関係している面子が殆ど。
逆に敵側のメンバーの主なは歴史上非業の死を遂げた人が狂って超常の力を手に入れた面子。
それに対して呼び出した側とそれに付随する組織が絡んで大変な事に。
メインの味方三人は関ヶ原の戦いで生存説が出ていたりする島津豊久、言わずと知れた織田信長、そして那須与一
現状としては明らかに味方側なのは、紀元前にいたハンニバルスキピオワイルドバンチ強盗団のブッチとキッドだったり、戦場に突然紫電改に乗って竜を撃ち落とした菅野デストロイヤー直だったりと、時代も何もかも違うハチャメチャな人達。
対する敵は土方歳三ジャンヌ・ダルク、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァといったメンバーだったり。


もう偉人のお腹一杯ッぷりに俺でもワクワクが止まらんが、中でも印象的だったのは逃亡戦の時。
キッドが敵の兵士に対して機関銃をぶっ放した時の一言。


ハンニバル「なにこれすごい これくれ ちょっとローマ滅ぼしてくる」
スキピオ「言ってろジジイ!」


お爺ちゃん達ハッスルしすぎです。
と言うかこの二人は歴史上でもかなりの色々とあった連中なのに大丈夫なのか。(詳しくはハンニバル・バルカとスキピオ・アフリカヌスで調べれば出てくる)
とまぁ、そんな感じでヒラコーワールドが炸裂している結構面白いマンガだなぁ。
当然だがこの作者、あらゆる意味で壊れている(当然誉め言葉)ので、登場させたい人物なんかが裏表紙に書かれていたりする。
こんな感じで。
No.1:例のヒゲ。前のマンガ(HELLSING)と被る。ナチはヘドが出るほど描きすぎた。能力は絵ハガキ用のイラストを描く能力。後ヒステリー。演説も時々うまい。野菜好きの草食系相当。
No.2:鎮西八郎(源為朝)。協調性ゼロ。超バランスブレイカー。FFTのオルランドゥクラス。ジャパニーズ・呂布。相手は正直やってらんねぇレベル。
No.3:アンブローズ・ビアス。宇宙一イヤミなおっさん。特技いやがらせ。どうくつ大好き。


もうね、さすがだよ。さすがすぎるよこの人は。