Lプレイ日記最終話『希望の光』

クリアしました。二週間と一日かかるという、最近のスパロボでは結構長めに取ったこのプレイ日記。
とりあえず雑感については後日改めて書きますよ。
ちなみに現段階で約120kB程と言う事が判明。
色々と考えてしまう今日この頃。
こうしてLOTUSは全滅したはずだった。
筈だったのに……。
ラッシュバードのラプラスウォールでエネルギーを全て吸収し、そのエネルギーでストレイバードのイマジナリィロードを発動させ、月面まで跳躍してきた。
残るはルド・グロリア、ただ一人。
テメーだけだ!


だがやっぱりフォールド断層を応用したバリアに阻まれる。
バリアの装置も何とか解除する事で攻撃が利くようになったが、今度はコンクェストボムと呼ばれる核ミサイル真っ青な兵器を持ち出し、プラントへ向けて発射した。
そして、地球から呼び戻した戦力の投入。これで勝ったと思い込んでいたが、LOTUSからの冷静な分析によってむしろピンチである事を知る。


地球から戦力を呼ぶ → 地球にいた敵が減ってこちら側からすれば敵が減る → キャパシティの問題で一度に転送出来るのは30機が限度なので、各個撃破の的にしかならない。


さようなら、ルド・グロリア。
彼は元々LOTUSのような人間だった。
理想に燃え、民衆に奉仕してきた。才能がある者の務めだと信じて。
その為にナノマシン技術の被検体にもなり、危険を顧みずゼントランとの交渉にも出向いた。
だが、足りない者ばかりだった向こうの地球の人間は更に求め続けた。
平和を、豊かな暮らしを、平等を、自由を。


ただ彼に求めるだけだった。


そして彼は、ついに折れてしまった。
きれい事と笑われそうな物にしがみついて、ついには……。
彼らとの違いは仲間がいなかった事。幾ら一人が強かったとしても、誰からも支えられなかった。
努力し続けてきた彼は、いつしかその努力を自ら踏みにじってしまった。
自分で自分の過去を殺し、仲間を捨てて……。
彼は、捨てたはずの絆を捨ててなければ、今のLOTUSのように綺麗事を貫ける人間になれた。


全ては遅かったのだ……。


大統領……。
残された彼らのやるべき事は多い。
既に向こう側の地球と交流する事を決め、リリーナとラクスは世界に向けて会見を行った。
でも大丈夫だろう、フロンティア船団とも手を取り合ったのだから、向こうの地球が相手でも大丈夫だから。
キラは当然ラクスの元で彼女を支える為に、アスランもオーブに残ってカガリを支える事になる。
シンも同様に、ステラの後遺症が完治したと言う事で、少しの間だけオーブに残る事になった。勿論議長に託された未来があるのだから、いずれはプラントに戻るつもりのようだ。
そんな会見だったが、周囲ではプリベンターの面々がテロリストを捕まえていたりと忙しい毎日を送っていた。
ダンナーベースの面々は壊れたベースの復興をしつつ、光子力研究所の面々と共に活動を続けていた。
一方JUDAでは森次さんや加藤機関の扱いについて考えられていた。
そりゃぁ裏切ったりなんだったりで色々と問題は山積みな訳ですし。
とは言った物の、理由が理由なだけに超法規的措置が取られた。
LOTUSは解体されたので、国連直属の諜報機関として、ゼクス達と共に活動するという決着が付いた。
その頃第3新東京市では、レイが料理の特訓をしている最中でした。そしたら浩一や道明寺も混ざり、JUDA主催のリゾート施設案内がやってきた。


浩一「俺の焼きそばはプロの域だぜ」


どんなのだ。
とにかく、マキナが動かなくなった事で彼らも徐々にだが常人の身体能力に戻ってきており、今までのような事は出来なくなってきている。
それでも彼らはJUDA特務室に所属しているのは変わりません。
蒼哉って何気ない日常の会話をしていると、アスカは自分が笑えた事に、驚きつつもどこか嬉しかった。
とまぁ、そんな事でJUDAのリゾートも終わった日にシンジ君が屋上でボーッとしていると、どこかで見た顔が。


マリさんここで出てきますか。


この世界じゃもう使徒は出てこないのに……涙が止まらないよ。
一方九州のレーシングサーキットでは、剣児と鏡のレースが始まろうとしていた。
乱入者としてDチームの葵さんも参加しています。そこでエイーダのコンサートがあるとの事で、ちゃんとプロデューサー、じゃないジョニーは抜かりなくノーパソで中継を見ている。
そのコンサートでは当然エイーダもいるのだが、同時にラクスの影武者とカミングアウトしたミーアも一緒に出演していた。どうやらそのカミングアウトが功をそうして話題沸騰中だった。
で、やっぱりジョニーは恋人になっていたそうですよ。そりゃ考えてみれば初対面でいきなりプロポーズされたんだから仕方ねぇ、もげろ。
でもこのコンサートにランカとシェリルの姿は無い。
何故ならもうそろそろ元の宇宙に戻るから。
ボルテス組にとっては60年のブランクはあるが、やはり自分達の地球。どうなっているのか知りたいという事もあった。
それに、バジュラの力で本星ごと元の世界に戻れると言う事も一つの契機になった。
当然、その中でアルトの話題になるとこの一言に尽きる。


「お前どっちかにしろよ」


アルト「お前らに言われると重いな…。自分がとてつもない悪人に思えてきた…」


もげろ。
本星に残るのはボルテスマクロス組だけではなく、イクサー1も一緒に行く事となった。
勿論加納渚は一緒に行かないが。
また、ダリウス界の皆も、目的地は違うが一緒に旅立つ事になった。
彼女達が旅立つ時、最後に二人のコンサートが行われようとしていたのだった……。


そしてスタッフロール後、ようやくオリジナルの面々が。
グライフ博士曰く、地下研究室も復旧して、保険金も色々と入ってきたので、また巨大な何かを作れるようになったそうだ。


「何を作るの?」
「ラッシュバードとストレイバードを運用出来る母艦を作るのだ!」


以上、意訳。
マジか!?
JUDA本部の内部にフラッグが隠してあったので、負けてられないと意気込んでいた。
それで「また地下暮らしか…」とため息を付く悠。「元から悠さんは地下生活は長いですから全く問題ありません!」というフォローになってないフォローをするアリス。
その間の訪問客の対応はアリスとハルノに任せる事になったのだが……。


アリス「ハルノ、お客様が来た時は?」
ハルノ「よく来たな。迎撃する」


ブフーッ!!
なんだそりゃ!?
とまぁ、そんなこんなで新たに母艦を作る事でもう一つの地球にも飛ぶ事が出来ると言う事で、一鷹は張り切って手伝いつつ、この平和を楽しむのでしたとさ……。