もう今日は別の事をやらなくてはならない

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN

買い忘れてた。と言うか、発売日がいつだったか分かってなかった。
ただ、偶然本屋をフラッと寄ったら発売していることに気づいたので、気がつけば手にとって購入していた。
DIOがいかにしてDIOたらしめているのか。
何故彼は第六部でプッチ神父に天国に行く方法を語っていたのか。
彼は幼い頃から天国という言葉をキーワードにしていた。そこには彼の母親が大きく関係しており、それと時を止めるスタンド能力を手に入れたことで、プッチ神父――あるいはプッチ神父になりうるともとなる人間がいつか読んでくれて、自分が考える天国というものを理解してもらうために、彼は日記を書いていた。
それはディオとの戦いの後で承太郎によって焼却処分されたが、それをスピードワゴン財団によってある理由から復元してくれと頼まれた、灰からの復元状態の問題から著者の解釈も僅かながら入っている代物。
魂、時、母、覚悟、受け継ぐ者と奪う者、場所、様々なキーワードがあり、第一部の回想と第三部の現在を交えて書かれている。
そこには凄いことに最期の直前まで書かれており、まさかの最期の戦闘直前まで日記を書いていることになっている。
最期の彼の言葉は、どこか悲しく、それ故に彼の日記らしく終わっていた。


既に帰宅してから一時間半以上、通勤途中に購入して、帰宅中に電車の中で読み始めたことを考えると、一気に読みふけっていたのだろう。
実は一昨日辺りに文庫版になっていたThe Bookの方も読んでいたので、ここ数日は一気にジョジョを読んでいた印象がある。
結局あのキーワードだけは何故にそういう計算結果になったのか。
それは分からないままだったが、分からないからこそ解釈の仕方が出来るのだろう。
そんな一気に読み終えた一日。