第二次Z再世編第44話『降臨!!終末を呼ぶ邪神!』

気がつけばもうこんな話数にまで来てます。
そろそろ終盤に入ろうとしています。
十年経とうとも、キタンの心は変わってないです。
ヨマコ先生と一緒にZEXISに合流する事になりました。
そして、真ドラゴンは火山島の地下1000mほどに位置して待機してます。
真ドラゴンがそもそも何でゲッターと敵対しているのかがいまいちよく分かってないZEXISだけど、竜馬は何となく分かったみたいです。
けれども、竜馬は話す気にはなれません。
アレは言葉では語れない。感じるしか無いんだ。
そして、本当に真ドラゴンが出現。


進化! 進化!


早く進化!


レッツゴー進化!
と言う訳で早乙女博士を撃墜。
しかし、そこに現れたのはアンチスパイラル。
そしてニア。
そこを狙い撃つのは、当然あのおっぱい。
ヨマコ先生……一体何者だったんだ……。
その瞬間を狙っていた真ドラゴン。ゲッター線を大量に吸収して進化を促そうとするが、タワーが最終手段に出た。
タワーに備わっているゲッター線吸収アームを使って、エネルギーを吸収したのだ。
当然真ドラゴンほどのゲッター線全部は吸収出来なかったんですが。
おかげで敷島博士は進化とは何かを理解しながら逝った。


ニアの方も片付けて早乙女博士に集中すると、途中でルーク・アダモンがやったように早乙女博士がゲッターチームのトラウマを刺激する。
ミチルさんが合体の事故で死んだ時も、重陽子爆弾が落下した時に武蔵が死んだ時も。
けれど、幻影なのか、ミチルさんは死んでいながらも教えてくれた。
あの時ミチルさんはインベーダーに寄生されていた。
だから、彼女は自ら命を絶った。
武蔵もあの時の事は後悔してなかった。
それらがもしかしたら自分たちに都合の良い幻影だったのかも知れない。
けれどもゲッターチームは信じた。


そもそも何故竜馬達にトラウマが聞かなかったのか。
それは、アクエリオンが、アポロが答えた。
それこそが人間の力なのだ。
人間の持つ優しさや愛を理解出来ないバアルには、太陽を抱く事は出来ないのだ。
けれども逝ったアポロはそれをあまり理解していなかった。
だからとりあえず言った。


全力で行け、と。


分かりやすい言葉だ。
早乙女博士は驚愕していた。
何故宇宙からインベーダーが降り注がないのか。
答えは簡単だ。ホワイトファングが殲滅していたから。
そして竜馬はアポロの言葉を胸に、太陽を力に付ける。


ストナァァァァサァァァァンシャイン!!


こうして早乙女博士達は死去し、残されたのは真ドラゴンだけ。
號、溪、凱の三人が真ドラゴンの内部に入る。
ゲッターの力を信じる。
たったそれだけの事がどれだけ難しいのか。


三人がゲッターを信じ切った時、號の命と引き替えに真ドラゴンは動きを止めた。
だが、心臓が止まっただけで、號の脳波と細胞は動いていた。
溪と凱、それに彼らの仲間達が真ドラゴンを悪用されない為、ここに残った。
ブラックゲッターもどうにか三人で乗る事が出来たので、何かあったら使えるようにしてくれた。
そして、最後には太平洋上にまたしてもZONEが出現していたのだった。
アンチスパイラルの殲滅計画、フェイズ2発動。