第二次Z再世編第48話『ゴッドブレス・ユニバース』

Dr.ヘルとの戦いが一段落付いても、まだまだアロウズ達やインサラウムの小競り合いは続いています。
宇宙ではホワイトファング、コーウェン君達の言葉によるとインベーダー。
暗黒の信者達にバジュラと言い、まだまだ敵はいます。
そんな中、独自の体制を持つ日本はかなり貴重です。
大塚長官にも暗殺者が来ていたんですが、まさかの大塚長官自身が暗殺者を退治しました。
どうやら大塚長官にはアロウズとの拳について考えがあるようでした。


タケルのデビルリングもお母さんに発覚してしまい、彼の命の使い道が分かってきたようです。
一方、日本ではトゥインクルプロジェクトのコンサートです。
その中で、忍とクロウがバッテンコンビにされました。
タレ目とツリ目でバッテンです。


クソワロタ。


トゥインクルプロジェクトと言っても、エイーダは卒業、バサラは別行動、シェリルは体調不良。
ぶっちゃけランカしかいません。
でも、ランカはコンサートで突然歌えないと宣言する。
代わりに乱入してくれたバサラが場を治めてくれたが、ランカが歌えない理由が分からない。
いや、ラクスは分かっていた。
彼女の歌が最近代わり始めている事に。
かつてのランカの歌は人類全体への愛に満ちあふれていたのに、今は悲しみや不安が感じられる事に。
他にも、かつてバンドをやってた忍も考えていた。


ところがこの時、一人になっていたランカはムゲの元にいた木下によって攫われていた。
同時に、小百合の姿をしたムゲが沙羅を攫う。


おい、しゃれじゃないぞ。


ムゲ伽藍かを攫った理由、それは歌が持つ生命の力。
ランカの歌は闇とは対極に位置する。
しかし、今のランカは闇に落ちようとしている。
ならば、それを増幅させるだけ。
どうにか無尽蔵にわき出る雑魚敵を一定数片付けると、またしても増援。
中央情報管理センターにいる沙羅とランカは、小百合の行動の真意を聞いていた。
人間は愚かだから、優れた統率者が必要。
その為に、ヴェーダの情報統制を破壊し、情報ネットワークを支配する。
その頃潜入していた獣戦機隊、アルト、タケルは、二人を救出しようと戦っていた。
一人残って超能力を使うタケル。
しかし、命が尽きようとした時、ゲシュタルトが立ちはだかる。
一方忍は小っ恥ずかしい告白をして、木下をぶちのめしていた。
そして、アルトはブレラと合流してランカの元にいた。
その中でムゲはグレイスについて触れるが、この時点ではアルトには理解出来なかった。


だから、居場所を直感で理解したバサラが外から歌った。


トライアゲイン!!
何とかランカを救出するけど、代わりにグレイスはムゲのネットワークを入手していた。
そして、タケルもバラの騎士によって助けられていた。
バラの騎士の正体は、マーグがロゼの身体を借りて力を貸してくれた。
タケルと助けたいと願うロゼの心と、死しても尚弟を守ろうとする兄の心が一つになったのだ。


……え、アルト強制出撃なのに出撃と同時にいなくなるの?
アイアンエンブレム付けていたんだけど……。
ムゲ帝王と戦っていると、トラウマショック発動。
何回トラウマ攻撃されているんだろう?
とりあえず仲間がいるからどうにでもならぁ!


断空双牙剣!


これ、大体の人がこの名前だって何となく想像していたよね。
俺も合体攻撃が判明してから想像した。
で、一度撃破して二度目の復活。
それでもどうにか生きているムゲに、今度は大塚長官の作戦が発動する。
ヴェーダが情報統制を取り戻すまで、イザベルがZEXISを報道する。
混乱を治める為、世界の敵と戦う姿を生中継する。そして、アロウズと対立する存在を市民に知らせる。
イザベルは朔哉がダンクーガに乗っている事も大塚長官から聞いていた。
そして、彼女は沙慈の姉の言葉を今も受け継いでいた。
当然それに気づいたムゲもイザベルを襲おうと兵士を向かわせるけど、まさかの大塚長官が全滅させます。
正太郎君、君はこんな強い人と一緒に戦っていたんだね。


あ、ちなみにゲシュタルトはタケルとロゼのダブル衝撃波で倒れてます。
久々にイベントで倒される敵だった気がする。最終決戦とかそういうのが無くて。


一方、ランカを追ったアルトだが、ランカは過去の記憶を取り戻そうとしていた。
その為には、彼女はバジュラの元へと行かなくてはならなかった。
あい君を連れ、ブレラと共にランカはバジュラの元に行った。


バジュラの居場所はネオ・プラネッツにいる可能性が90%以上の確率だった。
バジュラを倒すにはランカが必要。だけど今のランカはバジュラの元にいる。
最悪の場合、バジュラと人類とで総力戦になる可能性があった。
しかし、その為にはアロウズとホワイトファングの対立をどうにかしなければならなかった。
一応、先の報道、ZEXIS・ムーブメントによって、正規の連邦軍もZEXISに協力しつつある兆候にあった。
リリーナや中東の平和活動が実を結べば、どうにかなると思われたが。


先にリリーナが連邦代表を解任されるという先手を打たれていた。
その後任がシャルル・ジ・ブリタニアである事以外を除けば、大丈夫だったのに。


人は平等ではない。だからこそ競争が生まれ、戦いのだ。