第2次OGプレイ日記第49話『闘志、炎に燃ゆる』

さて、噛ませ犬扱いされているカオル博士のデルタ・セイバーと、ぶっちゃけ地上ルートに入ると殆ど出番のなかったドゥバン率いるベータ・セイバーが出撃要請を出していたそうです。
と言うか、分岐が終わって猛獣話以上も立っているのに未だに姿を現さないのはどうなんだろう? ドゥバえもん。
そこで、結局デルタ・セイバーの方が送られます。
そしてツェントル・プロジェクトでは不穏な空気が漂い始めてます。
先の戦闘で起きたAI1の不審な挙動に、ザパト博士が不信感を抱いているようです。
そしたら、もう10号機はパイロット搭載型と確定したそうだ。
ちなみに5がメディウス、6がサーベラス、7がガルムレイドなので、8と9はAI1の量産型であるAI0に任せる方向っぽい。
なので、AI1の役割は終わりそうです。
でもお母さんはそんな事は認めたくありません。
10号機は現状、ドゥバンが乗る方向で進んでいるらしいのだが……。


一方、基地に残っていたトウマは一人筋トレです。
彼の目的は回収して改修されたジンライのパイロットになることです。
で、試しにジンライって名前はさすがにどうかと思うので、トウマが『雷凰』と提案してみた。
でも問題は凰の字が雌を表すことだ。
あかん、それはヤバい……。
ならばと、読みはそのままで雷鳳――ライオウと呼ぶことになったとさ。
あ、ちなみにジンライの時に付けていらマントはマフラーに変身しました。


でもそんな時に基地に襲撃が。
鋼龍戦隊はまだ帰っていないので、誰も出撃出来なかったが……。
どさくさと勢いでトウマが雷鳳に乗って囮役を買って出た。


だが、問題はパイロットが登録されていなかったこと。
誰も登録されていなかったことが幸いし、自分がパイロットだとシステムに叫んだことで、システムLIOHも起動した。
彼の身体能力が適合したこと、そして緊急時という事もあるが、基準を満たしていなかったはずの何故か登録が完了してしまったのだ。
そこで早速トウマは鋼龍戦隊との合流最速地点へと量産型ジンライ達をおびき寄せるのだった。


だが……。


システムLIOHには重大すぎる欠陥があった。
本来はパイロットの身体能力や特性をスキャンし、戦い方を選択した上で最適化を行う。
つまりは機体がパイロットに合わせてモーション・パターンを構築するのだ。
で、トウマは事前に調整されていなかったので内蔵武器を併用した接近戦、つまり格闘戦を行えるように調整した。
緊急時はパイロットの能力を限界まで引き出す機能ならまだしも、ダブルGがターゲットとなっていた。
おそらくカオル博士の保険だったのだろう。
本来ならば無人機がダブルGを倒すという本懐があるが、何らかの理由で奪われたり、ガイアセイバーズで有人機として改修された場合でも本懐を遂げるような保険を。
ともあれ、現状は乗っていたトウマが命に別状は無いとは言え、大変な目に合ったことも有り、最悪の場合雷鳳は解体の方向に進まざるを得なかった。