第2次OGプレイ日記第50話『未来交差点』

オペレーション・レコンキスタと銘打たれたゲストによって奪われた月奪還作戦の方も、準備が出来つつあった。
それと同時に南極の方も、アイスブレイカーと比較的分かりやすい名前で決まった。
そんな二つの作戦に、鋼龍戦隊は二手に分けようと今は連邦軍上層部で話し合われていました。


一方トウマは体調は万全ではないが、カイ少佐からお説教を受けて落ち着いています。
ヤンロンに比べたら遙かに短いお説教だそうです。
今はリューネからもらったパワーリストなどを付けて自分を鍛え、改めて雷鳳のパイロットになるように頑張るしかないのでした。


その頃、ミッテ先生はちょっとツェントル・プロジェクトの機密に触れて何やら自分の計画を立案したようです。
そして、8号機と9号機のテストをする為にミッテ先生は動いたようだが……。
その頃、エリック博士の方からツェントル・プロジェクトについて詳しく話を聞いていた。
どうやらミッテ先生の目的はあくまでもAI1に関することだけだ。
そんな話を終えると、アクアさんはリューネ、ザッシュ、テュッティ、ミオの四人と一緒に哨戒任務にいました。


ミオ「ファミリアにするとしたら?」
アクア「えーっと、そうねぇ」
ミオ「コモドオオトカゲとか?」
アクア「そうそう、意外に足が速くて……って、何でトカゲなのよ!?」


本当にアクアさんのノリツッコミは良いですよね。
ちなみにカピバラさんがいいそうです。
けれどもそんなタイミングで、ゲストの偵察機の襲来です。
彼らだけで撃退していると、突然謎の機影が接近してきた。


TEアブゾーバー8号機と9号機のガルムレイド・ブレイズとサーベラス・イグナイトだ。
彼らと一緒に現れたメディウスと戦う五人だったが、突如AI1が暴走を始め、メディウスとアクアの乗るTEアブゾーバーをラズムナニウムで飲み込んだ。
そこで、初めてアクア、ミッテ、アルベロはAI1の不調の原因を知った。


破壊されたTEアブゾーバーと一緒に、AI1はヒューゴを飲み込んでいたのだ。
AI1は自らの意思で更なる進化を遂げる為にパイロットを必要としたから。
だが……。
取り込まれていくアルベロの口から自分がほぼ死んでいるフォリアのために計画に従っていたことを知るが、そこをミッテ先生に撃たれる。
何故ならフォリアはとっくに死んでいたから。
アルベロがフォリアだと思っていた者は、死体に整形手術を施しただけのことだったから。
だから、必要なくなったからアルベロを撃った。
そして残ったガルムレイド・ブレイズとサーベラス・イグナイトは、ミッテ先生がいなくなったことで。


奪え!!


てー訳で、ガルムレイド・ブレイズとサーベラス・イグナイトは奪取に成功しました。
ヒューゴは、どうやら取り込まれていた間の記憶は曖昧だった。
ただ、生きて帰ることだけを考えていたら、アクアの声が聞こえたそうだ。
何とか生きて帰ることには成功した。
恐らく、彼の中にあるラズムナニウムが関係しているのだろう。
だから、アルベロは……。


ちなみにヒューゴのラズムナニウムの促進を鈍化させる薬は、こんなこともあろうかとエリック博士が盗んでいました。
ヒューゴがいないことで別の誰かが奪うとは思ってなかったのか、意外に管理は甘かったそうな。
何とか強化というか後継機となった二機に乗り換えることが出来たので、これからはヒューゴ達はミッテ先生達に対抗する為にも、この二機に乗って戦うことになりました。


そして、トウマはレフィーナ艦長達の判断により、雷鳳のパイロットに正式に採用された。
初めて乗ったにも関わらず量産型ジンライと戦えた力にも着目したようだが……。


それ、ミチルもやってるよね?


そこで、システムLIOHの一部の機能は最低限必要なので、彼はLIOHに頼らない戦い方を必要とされた。
その為にカイ少佐、ゼンガー親分、そしてアクセルが呼ばれた。
まぁ、異世界で生身で化け物達と平然と戦えるアクセルなら分かるかな。
それにソウルゲインにはダブルGに似たシステムが採用されているし。


そんなツェントル・プロジェクトですが、二機も奪われてなおかつアルベロも裏切りに近い形と報告されたことで、かなり窮地に立たされました。
後は10号機の正式パイロット予定のドゥバンを何とかすれば、ミッテ先生のAI1は晴れて正式に10号機――MODEL−Xのパイロットになれるのです。