ある意味年齢制限となるかも知れない

拍手を更新したのでいつもの通りに。


【この寮は離れに男女別のがあると公式に決まっている】
 ガラガラガラガラ
荒垣:ふぅ……。
 チャプン
荒垣:……たく、あいつら俺を年上だと思ってねぇな。一体俺を何だと思ってんだ。
 カポーン
荒垣:……吐血が自在に使えるってのも考え物だな。元はと言えばアイツが、アイツがよ……。
 ガラガラガラガラ
荒垣:誰だッ!?
風花(メイド服):お邪魔します。
荒垣:何故だーーーーーーー!?


【片方はタオル一枚】
荒垣:お、おい、いいから入ろうとする前に後ろを向いて俺の質問に答えろ!
風花:あ、はい。
荒垣:まず何で入ろうとしている?
風花:え、だって先ほどお手伝いしますと言っていたじゃないですか。
荒垣:……orz


【冗談としか思えなかった】
荒垣:百歩譲って…つーか、この現状からだと本気だったとしよう。何でそんな格好なんだ?
風花(メイド服):え、リーダーが『ご奉仕する場合は古今東西この格好って決まっているの』と言っていたので……。
荒垣:あの野郎後でデッドエンド二連発の刑だ。


【出所は】
風花:ちなみにゆかりちゃんがいつも着ているものだそうです。
荒垣:……もういい、その件については当たり前となっちまってるから深く言及しねぇ。


【それでは】
風花:ご奉仕させていただきます!
荒垣:お前! ちょ、待て! そもそもだ!
風花:なんでしょうか?
荒垣:ここ男風呂だぞ! 何でお前が来れるんだよ!?
風花:あ、あの後皆さんが『今日はお風呂使えないから皆で銭湯に行ってこよう』と言って、先ほど出かけました。
荒垣:納得いかねぇ……納得行きたくねぇ……。
風花:ちなみに天田君はさっきまで『僕はここのお風呂が好きだから残ってます!』と言っていましたけど、順平君たちに引っ張られて泣きながら連行されました。よっぽど好きなんですね。
荒垣:天田……。


【何故か唐突に】
ラヴァーズのアルカナシャドウ(以下、ラヴァーズ):享楽せよ……。
荒垣:(! テメェ!?)
ラヴァーズ:我、汝が心の声なり…。見えざるものは幻…形ある今だけが真実…。
荒垣:(バカ野郎!!)
ラヴァーズ:だけどよく考えてみぃ、今この寮には二人しかいないんやけど? ヤりたい放題やん。
荒垣:(何言ってやがる!?)
ラヴァーズ:ほら有るやん、実際にお風呂用具の商品で『お風呂でやりたい放題』ってのが。
荒垣:(意味が違ぇしあれは幼児向け玩具だ!! しかもなんで関西弁だ!?)
ラヴァーズ:どっちでもええやん、そんな細かい事さぁ。
荒垣:(帰れ!!)


【作者ちょうど長編でここのラヴァーズのパート書いていたからね】
 ゴシゴシ
風花:どうかしたんですか?
荒垣:いや、なんでもねぇ。
 ゴシゴシ
風花:荒垣さんの背中って広いですね。
荒垣:あ? そうか? ……って何で背中洗ってんだよ!?
風花:先ほどいいですかって聞いて『ああ……』って言っていたじゃないですか。
荒垣:(全然知らねぇぞ!)
ラヴァーズ:あー、自分と話し合っていた時に無意識に出た欲望でしょ。
荒垣:チゲェ!!


【生理現象】
風花:あの、荒垣さん?
荒垣:……あ?
風花:どうしてそんなに前屈みなんですか?
荒垣:ッ!?
風花:分かりました! 怪我しちゃっているんですね!
荒垣:チゲェ! 前に来るな! 前に来るな!
風花:大丈夫です! 私が優しく洗いますから!
荒垣:マジ帰れ!
ラヴァーズ:いやいや、ここは仕方ないだろ坊や。享楽しちゃえってw
荒垣:お前こそ帰れ!!


【前屈みになっているから視線は下を向いている訳で】
荒垣:(……伊織の奴が、屋久島の時にこいつが着痩せしているとかって言ってたが……まさかこれほどとはな)
1:快楽に身を任せる
2:獣になる
3:続きは部屋に戻ってから
4:私ヘタレです、こんな状況でも手を出せません
5:ひとまず風呂場の鍵をかける
荒垣:(……何で選択肢が出て来るんだと言いたいのと、殆ど意味が変わらないじゃねぇか!)
荒垣:……ちょっと待ってろ。
 ガチャリ
つ【5】


【ラヴァーズは早々にゴッドハンド】
荒垣:(だからと言ってこいつにペルソナ向けるわけにはいかねぇ。鍵をかけて何だが今の状況をどうする!?)
風花:あの、荒垣さん、凄い腫れちゃってますけど大丈夫ですか?
荒垣:Σ(゚Д゚;)
風花:さすっていれば大丈夫でしょうか?
荒垣:……これでいい。


 自分の中の何かがハジけた


 お風呂場で長い時間を過ごした



 そして……のぼせた