女主人公第20話『ウソのない世界』

タイトルから分かるあの伝説の話
早速シベリアに着いた一同は中には初めて天然の雪に触れる者が多く、はしゃいでいる面子もいる。
その中でルナマリアもそうだが、メイリンから寒いなら長いスカートを履けばいいのにと忠告されたら心意気の問題と突っぱねた。
まぁ、南極でノースリーブの妹さんに比べたらまだまだだねとしか言えないのでしょうが。
で、何故か知らないが雪合戦をする事に。


……しかし、この雪合戦に参加している面子があからさまにカオス。
結局、勝敗は明らかだったのだが。
で、その後何の因果かスカイフィッシュを探す羽目に。
と言うのも、エウレカの世界の機体にはスカイフィッシュが原料となる者がある為。
……んで、まぁ。
そのスカイフィッシュの好物が楽しい気持ちという事で、みんなで考えていたら。


アデット「分かったかいお前達! 楽しい事を考えて、スカイフィッシュを呼び寄せるんだよ」
ゲイナー「や、やってみます…!」
ガロード(楽しい事…楽しい事…)
桂(そりゃ楽しい事って言ったら…)
レントン(俺の場合は、やっぱり…)
エウレカレントン…私とそんな事がしたいの?」
レントン「な、何を言ってるんだ、エウレカーッ!?」
ガロード「ゲイナー…こんな時にサラのプロポーションなんて思い浮かべるなよ!」
ゲイナー「な、なぜ…それを!?」
ガロード「聞こえたんだよ。『サラって着やせするタイプなんだよな…』ってのが」
ゲイナー「どうして、一言一句そのまま伝わってるんだよ!?」
ジロン「ガロードも人の事言えないぜ。ティファの『ありがとう』の顔をずっと思い浮かべちゃってさ!」
ガロード「どうして、それを!?」
チル「でも、ジロンだって大トカゲの丸焼きを一人で食べたいってそればっかりじゃない!」
ジロン「お、俺…口に出してたか!?」
ゲイナー「ゲインさん…!」
ゲイン「…言われなくても、伝わってきた。誰かが俺達の思考を拾ってそこらにバラまいてやがる…!」
トビー「セツコ…その何だな…」
セツコ「き、聞かないでください、トビー! その…あの…それはあの…!」
チル「へえ! セツコ姉ちゃんってトビーの事が…」
セツコ「聞かないでくださいっ! お願いですからーっ!」
トビー「は、はい…」
桂「………」
エウレカ「え…?」
レントン「エ、エウレカ! 桂さんの心の声は聞いちゃ駄目だ! 絶対に駄目だーっ!!」


全部原文まま。これはひどすぎるw
ツッコミどころが満載すぎるぜお前達w
あえて言うなら。桂はそっち方面を考えるな、レントンはどれだけの妄想を爆裂させてたのか、異性の事しか考えてない面子の中で唯一ジロンは食い物かよ、セツコさんはやっぱりドSには弄りやすいタイプですねとか諸々。


そして現れたカシマル隊長!
カシマル隊長の乗るオーバーマンは人の心を読み取り、周囲に広める事が出来る能力を持っている。
だからこそみんなの三大欲望満載の心の声や攻撃がことごとく回避されてしまう。
…しかし。


楽しい事と悦しい事は違うんだぞ、少年少女よ。


まぁ、とにかくゲジナンを倒したらあの伝説的なイベントが。


そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
サラ!
好きだァー! サラ! 愛しているんだ! サラァー!
エクソダスをする前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
サラの事はもっと知りたいんだ!
サラの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
サラを抱き締めたいんだァ!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
心の声は
心の叫びでかき消してやる! サラッ! 好きだ!
サラーーーっ! 愛しているんだよ!
ぼくのこの心のうちの叫びを
きいてくれー! サラさーん!
クラスが同じになってから、サラを知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! ぼくに振り向いて!
サラが僕に振り向いてくれれば、ぼくはこんなに苦しまなくってすむんです。
優しい君なら、ぼくの心のうちを知ってくれて、ぼくに応えてくれるでしょう
ぼくは君をぼくのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもサラさんがぼくの愛に応えてくれれば戦いません
ぼくはサラを抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
サラ! 君がツンドラの中に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!


これがフルボイスかよ!? ありえねぇよ!? 一部無い箇所もあったが。
んで。


ガロード「すげえ! すげえよ、ゲイナー! 俺も負けてられねえ! ティファーッ! 何があっても俺がお前を守ってやるからなーっ!」
ジロン「うおぉぉぉぉっ! 大トカゲが食いたいーっ!」
桂「ティナ、フランソワ、マダム・リン、世界中の女の子とミムジィ! 俺とデートしようーっ!」
セツコ「トビーと一緒にバルゴラを完成させるのよぉぉぉぉっ!」
トビー「俺もセツコと、頑張るぜえぇぇぇぇっ!」
レントンエウレカーッ! 俺は君の事がぁぁぁぁっ!」
カシマル「ぎいぃぃぃっ! 虫酸が走るぅぅぅっ!」


レントンつД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
一世一代の告白を邪魔されている辺り、もうどうしようもないですね。
とまぁ、そうやってカシマル隊長のオーバースキルをカットした瞬間に攻撃を仕掛けた事でどうにか解除。
味方援軍が来てくれました。
まぁ、先ほどのフルボイスが全て味方にも伝わっているんですけどね。
そして敵の増援としてティンプ達までやってくる始末。しかも彼、なにやら立場は偉い人になっているようだ。
そうやってなんとか味方同士でフォーメーションを組む時。


桂「ガロードレントン、来な! 俺が空中戦のやり方を教えてやるぜ!」
ガロード「OK! 行くぜ、レントン!」
レントン(ついでですから、女の子を口説くコツも聞きたいッス)


お前は自重しなさいw
とにかく一世一代の告白シーンの話は俺や様々な面子に笑いを提供してくれた事でスカイフィッシュを入手する事に成功。
改めて全員統合したチームの名前をZEUTH(いつでも名称変更可能)とし、一同は日本への道を進めるのだった。