女主人公第44話『舞い降りる太陽』

サンドマンがコスチュームチェンジ+バラを咥えるという凄まじい格好に、城のメイド達は歓喜の声を上げ、レイブン(アヤカ)はその様子に嫉妬しているようでした。
……あれ? その直後、スカルムーン基地にいたのは確かにブレイク・ザ・ワールド以前で死んだとされるベガ大王の娘ルビーナの姿が。
何故か、彼女はアフロディア司令の秘書官として在籍している。
アフロディアはテラルに頼まれた捕虜の輸送をルビーナに託し、彼女は戦闘指揮間としての任務を全うするしかなかった。
例え、今は侵略する事が本当に正しいのか、テラルと同じ考えに至り始めようとも、育ての親であるガットラーを裏切ることはまだ出来なかった。
そして、とある町では斗牙が一人彷徨っていた。危うくブレーカーの連中に殴られそうになったが、彼の幼馴染であるフェイが助けてくれた。
彼を自分の元へと誘うフェイであったが、それを拒絶したのは他ならぬエイジだった。
自分の無力を思い知るのなら、人間である事を止めたいと呟いたが、それをエイジは許す事は出来なかった。
では自分達がやってきたことを忘れていいのか、と。
ユニウスセブンを止めようとした事も、デンゼル隊長やトビーが殺されてセツコさんが泣いたことも、シンやカミーユが苦しんだ事も、ガロードやアポロたちと誤解から戦った事も、この世界を救うための戦いも忘れていいのかと。
泣いてそれ以上は言わないでと懇願する斗牙だったが、エイジは最後に斗牙に言い放つ。


エィナも琉菜もこんな下らない奴のために無駄死にしたんだと。


それを聞いて殴り返すが、鉄也さんやエレメントのメンバーのしごきを一緒に受けてきたエイジには痛くも痒くもなく、みんながお前を待っているんだと叫ぶ。
その直後、異星人が南極に現れたということが判明するが、それを聞いてもグラヴィオンは既に大破している事には変わりなかった。
だが、そこに現れたのは裏切ったはずのミヅキと死んだはずの琉菜、そしてサンドマンだった。
異星人の舞台が南極に現れた理由は人口太陽のため。その被害に会う国家として、エマーンやオーブが挙げられ、連邦の属する国家は殆ど被害が出ないという事で、彼らは半ば見捨てる形となった。


そこへ駆けつけたZEUTHであったが、混乱に生じて打ち合わせ通りルビーナたちは捕虜を連れて脱出しようとしたが、アフロディアの部下が彼女達の会話を盗聴していた。
その事で争いとなったが、結局グラヴィオンが遅ればせながら庇ってくれた事で、ルビーナ達捕虜は助かった。
というか、敵ターンで出てきた敵のど真ん中に居る戦闘機をどうにかして護れってのが無理がある。
そしてグラヴィオンには意識が戻ってないリィルを含めているが、何とか5人揃った事で合神し、改めて参戦した。
だがそこへ現れたのは堕天翅。人工的に現れた太陽に興味を持った双翅は、太陽の翼とされるアポロ?(現段階では未確定)にも興味を持ち、無邪気に争いを広めようとしていた。


まだ続くゼラバイアの増援に、乱戦状態は更に混乱を極めている中、ヒューギが現れた事でサンドマンが追うようにこちらにやってくる。
その時、ソルグラヴィオンが現れて敵を一層。新たな敵もまた、紅の牙となった彼らの前に勝てる道理は無い。


降臨! 炎王合神! ソルグラヴィオン!!


そして双翅に対しては無限ビンタ!!


更にバルディオスは人口太陽に向けてリミッター解除!


すいません、バルディロイザーは強いんですが、むさい男たち三人のアップは勘弁してください。
その後、ルビーナはデュークフリードの腕の中で安らかに眠った。先ほどの戦闘で怪我を負った事が原因らしい。
捕虜となったまだ生きてい勝平の友達やジュリィの妹は解放されたが、まだ闘志也の父親は捕まったままだった。