女主人公第52話『ゲインオーバー』

こちらのルートだとかなり懐かしいベックがメガデウスを改造し、パラダイムシティのアレックスに提供をしていた。
その頃取り込まれたゲイナーを追って街中で戦っていた(自動イベント)ZEUTHは、シンシアが突然ゲイナーを開放した事で全てが変わった。
ゲイナーの心は既に凍りつき、アーリーオーバーマンの意識がゲイナーの中に流れ込んでいた。
ゲイナーは自分の能力だけを気に止められていると思い込み、結果としてサラと自分の両親を殺したガウリ隊長を拉致した。
だが彼の人となりを知っているZEUTHからすれば、ゲイナーの言っている事はぶっちゃけ痴話喧嘩に過ぎなかった。
だからこそ、シベ鉄の本社がある町でオーバーフリーズをする事となった。その理由は、シベ鉄のレールがオーバースキルを拡大させるから。


ああ、パワーゴレームは居ないんだよな。
まぁ、とにかくその戦闘中によりにもよってオレンジが投下された。
つまりはコーラリアンが出現した。
だが、それもサラを撃破して仲間に戻し、更にゲイナーを撃破する事で元に戻す。
というか、敵全滅よりもこっちを優先的にやらないと時間的に無理。
そしてオーバーヒート発動! 敵対象はオーバーデビル!
それによりゲイナーの熱さを感じ取ったのか、ブレーカーの大半は撤退し、味方の気力は最大値、そしてコーラリアンにも通じたのか撤退してくれた。
後は奴を倒すのみ。


んで、オーバーヒートでやったんだが。



ラスト全機体でキンゲの踊りをやるってどういう事!?
ネタが細かいよ!
ネタが細かすぎるよ!
まぁ、とにかくアナ姫様手動の元踊って一件落着。
妹さんをゲインに弄ばれたと勘違い(厳密には一夜の恋により子供が居る)したアスハムは、妹さんの一喝の下、ロンドンへと帰る事となった。
なんという立場の弱いラスボス……?
とにかく、アスハムの妹さんもゲインのことは未練を感じてなく自分の子供は元気だと言って去っていった。


レントン「決め台詞を言うんでしょ? サラ…君のチャンプになりたい、とか」
ゲイナー「伝心のオーバースキル!?」


分かり安すぎるぜ……。
そしてシンシアも仲間に加わった事で、一段落着いたロジャーの元に現れたのはパラダイム社社長の秘書であるエンジェル。
彼女は大事なものを預かっているとだけ言っていた。
それが何であるのかは誰が言うまでもなく、ロジャーが一番知っていた。


これにてキングゲイナーの原作は消化されたか?
その頃スカルムーン基地ではテラルの言い分を意に介さないエルダーの姿があり、そこには風見博士もあった。
もう完全に彼は向こう側の人間であり、明らかに説得でも仲間にならないわ。
皮肉にも、エルダーが未来で襲われた地球の軍を率いていたのはガガーンと風見による軍勢だった。
本国が送った諸刃の刃がそのまま突きつけられているパラドックスを引き起こしていたのだった。