短編は仕事の状況を考える限り無理だった

ちょっと明日は忙しいという事で、今日は即座に寝ないとならないので拍手を更新したので寝ます。
とりあえず、また今回も結構シンプルにやってみた。
【いつものように帰宅】

慎哉:ただいまー。
堂島:……。
慎哉:アレ、叔父さんどうしたの?
堂島:慎哉か、ちょっと座ってくれ。
慎哉:鞄置いてからでいい?
堂島:出来れば今、話しておきたい事がある。
慎哉:はぁ。いいけど。ところで菜々子は?
堂島:……今、熊田君の所に遊びに行っている。
慎哉:ああ、そうなのか。
堂島:……実は話しておきたい事とは、菜々子の事だ。
慎哉:なに?
堂島:今日、遊びに行く直前の菜々子と会ったんだが、その時こんな物を見つけたとはしゃいでいた。
慎哉:こんな物?
堂島:本人はゴム風船と言っていたがな。
慎哉:ふぅん。
堂島:これを見てくれ。

 極々薄々Lサイズ

慎哉:( д) ゚ ゚


【誰の物かは言うまでもなく】

堂島:お前のだよな?
慎哉:……。
堂島:答えろ。
慎哉:はい。
堂島:何個か足りない所から見て、明らかに使用後があるのは想像出来る。
慎哉:なんという羞恥プレイ。
堂島:少し前、俺と菜々子が入院していた時があったな。
慎哉:ああ。
堂島:その時連れ込んでないよな?
慎哉:してないよ。
堂島:俺の目を見て話せ。


【若いんだもん】

慎哉:叔父さん刑事だからさ、嘘じゃなかったとしてもやましい事があったとしたら見抜かれる可能性があるしさ。無いけど。
堂島:だから俺の目を見て話せ。
慎哉:……わかった。
堂島:まぁその事は今は置いておくとしよう。
慎哉:お互いそっちの方が良いかも。
堂島:とにかく、菜々子がアレをゴム風船と勘違いして遊びに持って行ったんだ。
慎哉:止めなかったんですか?
堂島:止めようとしたのだがな、泣きそうな顔をされたのでやむを得ずだ。
慎哉:そうですか。
堂島:問題なのはだ、若い娘があんな物を持って行く事だ!
慎哉:若いってまだ6歳じゃないか。
堂島:相手は年頃の若い男なんだぞ!
慎哉:熊田ならそんな事有り得ない話だから。
堂島:ま、まさかゴムを使わないと言う事では!?
慎哉:落ち着こうぜ叔父さん。


【そもそも根本的な事を分かってない】

慎哉:大体菜々子が使う意味って無いから。
堂島:まだお赤飯作るような年じゃないからな!
慎哉:だから落ち着け!
堂島:ああそうだな熊田君に限ってそんな事をするような子ではないよな。
慎哉:だとしたらロリじゃなくペドの領域になるだろ。
堂島:菜々子をそんな目で見るな!
慎哉:アンタのぶっ飛んだ妄想の結果だろう!
堂島:青少年保護法違反により逮捕する!
慎哉:思いっきり職権乱用だな叔父さん!


【ビークワイエット】

堂島:それとだ慎哉。
慎哉:なんだ!?
堂島:自分のサイズに合った物を買った方が良い。いざという時外れたら泣きを見るぞ。
慎哉:これだから大人って奴は!


【一方その頃】

クマ:わー、ナナチャン凄い面白そうな風船クマね?
菜々子:うん! 菜々子この風船でクマさんとあそびたいな。
クマ:……本当かい? ならば正しい使い方というのを教えてあげるクマよ。
菜々子:正しい使い方?
クマ:そう、ナナチャン、ちょっとこっちに来てくれないかな?
菜々子:うん。
クマ:そう、じゃあ早速服を脱いでみようか?

堂島:とかそういう展開は……。
慎哉:ねぇよ。


【本当の意味で一方その頃】

クマ:わー、ナナチャン凄い面白そうな風船クマね?
菜々子:うん! 菜々子この風船でクマさんとあそびたいな。
クマ:ならもっと楽しい使い方を教えてあげるクマ!
菜々子:どんなの?
クマ:これに水を詰めてヨースケに投げつけるクマ!
菜々子:わー、水風船?
クマ:ナパーム弾クマ!

慎哉:むしろこっちだろう、常識的に考えて。
堂島:どこの戦争ボケをした現役傭兵の高校生だ?


【更に本当にクマたちは】

陽介:ツー訳で相棒は先帰っちまうし、暇している訳。
千枝:ふーん。それナンパ?
雪子:え、そうだったの?
陽介:ンな訳あるか。そろそろ年末だしこれからまた忙しくなるからよぉ。
千枝:大変だったらまた手伝いくらいはやってあげても良いよ、日当ちょっと色を付けてくれればね。
陽介:お前は俺を財布的に殺す気か!?
雪子:あははー。
クマ:ヨースケー、ヨースケー、それにチエチャンにユキチュワァン〜。
菜々子:あ、お姉ちゃんたちだー。
千枝:あれ、クマ君?
雪子:それに菜々子ちゃん? 何を持っているのかしら?
クマ:水風船クマ! これでナナチャンと遊んでいたクマ。
陽介:なんて物で遊んでんじゃおのれらー!!


【分かる人、少数】

千枝:?
クマ:?
菜々子:?
雪子:……!
陽介:……え?


【…そっとしておこう】

堂島:ところで慎哉。
慎哉:なんですか?
堂島:いくら何でも菜々子のいる時とかは連れ込んでないよな?
慎哉:いや無いから。ちゃんといない時を見計らっているから。
堂島:まさかとは思うが、複数…。
慎哉:断じて無い。有り得ないです。
堂島:俺とて個人の事に関してとやかく言うつもりはないがな。少しは考えて欲しい。
慎哉:考えている。
堂島:何か事を起こしてみろ、姉貴になんて言えばいいのか分からん。
慎哉:その辺は考えている、周期的に。
堂島:お前現逮だ。