第32話『リセットされる世界・後編』

ガズムは滅びまでの間に、三時間後に戦うと宣言する。
果たして二つの次元が開かれた時、何が起こるかは分からないが、それだけの猶予を与えられ、皆は士気が上がっている。
しかし、当然シェルディアからすれば複雑な心境。目の前にいる妹の姿をした敵に対して皆がぶっ飛ばすと言っているのは辛い以外の何者でもない。
ミストの説得もあって、最後にガズムと話し、決裂したらこの手で斃すと心に決めたが。


その後、ガズムからの会話の中で、やっぱりこの子はお馬鹿なのか、口を滑らせて自分の精神だけ外に出す手段がある事を滑らせてしまう。
そしてガズムが指定した場所は大気圏。
凄い事に、この戦闘マップは地球が二つあります。
まぁ、ザコ敵は一度戦った勢力のを制御した機体だが、そんなものに負けるほどヤワじゃない。
そんな中、頭痛がしてきたので代わりにオーバーデビルを出す事に。
中に乗っているのはキッズ・ムントとシンシアの祖母。


キッズ:よし、これを足がかりに宇宙にもレールを敷く! 銀河シベリア鉄道の開通だ!


お前は……。
まぁ、さすがに人が乗っているので助けるしかありません。
それを助けると、オーバーデビルは最期を迎えた。
その後に頭痛を抑えたガズムがやってきて、撃墜するも、シェルディアが撃墜。
それに対し、憎しみではなくレムを助けたいという気持ちから、新たな技が出てきた。
結果、レムを助ける事に成功するも、ガズムは自分の機体を憑代とし、死を覚悟して皆殺しにすると宣言する。
ヤベェ、最期の最期で男らしい。
だが、所詮瀕死の重傷を負って精神の消滅寸前のガズムに倒せる訳もなく、リグレット・バスターで粉砕消滅をしたのだった。