着眼点がぶっ飛んでいる

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)

前巻も買ったが、今回も相変わらず面白い。
ざっくばらんにストーリーを話すと、古代ローマの浴槽技師が悩んでいる時に限ってどういう原理かは知らないが、現代日本の風呂関係の所に一時的にタイムスリップして悩みを解決するお話。
マナーの悪い人間達と銭湯に飛ばされたと思ったら、入浴のマナーを描いてあるプレートを発見した事で和解したり、皇帝の親族の度胸を高める風呂を提案された時にウォータースライダーに遭遇したり。
何だこの化学反応はと突っ込みたくなるような事だが、読んでみると面白い。
当然彼が問題を解決すればするほど、逆に他の浴槽技師との確執も発生したりする訳だが、それも現代の銭湯を見る事で解決したりする。
何だろうな、これは本当に良い意味でおかしい。
俗に言う『何故混ぜたし』というタグが付けられてもおかしくない。
だがそれが面白い。
出てくるのは男ばかりなのに、何故かこうも惹きつけられる。話が純粋に面白いからだろう。
これは本当に読んだ方が良いだろう。