Lプレイ日記第29話地上ルート『神獣覚醒』

現状ジブリールの行方も分からず、他に動いている組織もないのでミネルバマクロスはそれぞれ本格的な整備をする為に戻る事になった。
まさかEVAのパイロットはもう使徒が現れないなんて事を夢にも思ってない状況で、LOTUSにいます。
……あれ、マリって本当に顔がちょっとだけ出てきただけ?


 宇宙:S.M.S、バトルチーム、イクサー3、ビルドベース、プリベンター、ザフト
ニア地上:大空魔竜、JUDA、ダンナーベース、ダンクーガマジンガー、EVA


という訳で、地上で加藤機関の行動に備えた日々となったのでした。


LOTUSが世界や宇宙を回っている間に加藤機関はウラジオストクに打ち込んだスフィアを世界中に打ち込んでました。
……ああ、このラインバレルってアニメ版準拠なのね。詳しい事は調べてなかった(読んでもあまり分からなかった)が、高蓋然性世界とかスフィアって原作には無いのね。
まぁ、ともあれ加藤機関最後のスフィアの場所は、他でもなくラインバレルのある御崎町だった。
そして前の話でかなりの損傷を負ったEVAに関してはどうにか修理が間に合った。
いつの間にか原作が終わった扱いにされたEVAだが、大丈夫なのかなぁ?
むしろマリは結局第3の使徒と戦ったイベントだけで終わりか?
まぁ、とにかくそんな根性を見せたシンジ達三人に対して激励の言葉が飛び交った。それに追随するようにアスカも遠回しだがシンジを誉めてくれたのだった。
出来ればもうちょっとアスカの参戦が早くて、もう少し話を踏み込んでくれたらと思うが、考えてみたら映画だからそれ程原作多くないんだよなぁ。
次はバルディエルにあたる第9の使徒だったし。
てか、サキエルシャムシエルラミエルガギエルサハクィエルなのね。原作で言うと。イスラフェルのあの合体攻撃は流石に無いのか。
そんなシンジとアスカのいい意味での変わり様に、仲間になった時はどこか冷めた視点で物事を見ていたチームDも染まってきているよなって話題にシフトする。
まぁ、当初は考えてみたら普通の一般市民だったのに拉致に近い状況でノヴァに乗る事になったのだからねぇ。
葵はカーレーサーにして元モデル、くららは麻薬捜査官、朔哉はホームレス(育ちが良い描写がされているから実は……?)、ジョニーはサラリーマン(営業)でその仕事の絡みでエイーダと知り合う。
そんな話題をしている最中、加藤機関とR−ダイガンが御崎町、それも御崎中学を陣取った。
R−ダイガンにボコボコにされた経験があるダンクーガは嫌な記憶が引き起こされるが、ここには様々なスーパーロボットパイロット達がいた。
彼らに聞き、自分達チームDに足りないものが何であるかを知っているはずだった。
まぁ、R−ダイガンのパイロットが誰か分かれば驚くしかないけど。
マサキがスフィアを打ち込もうとした瞬間、ラインバレルがエグゼキューターを放つ。しかしマサキの機体はビーム兵器は無効化されていた。
ならば……。


矢島「ビーム兵器は防げても、実弾の直撃なら効くだろう!」


矢島ぁぁぁぁぁ!!
矢島のやりたい事は浩一達友達を守る事だった。昔と違う所は、守り守られる事。
ただそれだけのシンプルな事。それが一番彼ららしい事でもあった。
そしてダンクーガに足りないもの、それは負けたくないと思う心の強さだった。
負けたくない、そう強く願った四人の中で、何かが目覚めた。


しかし、それはヱヴァのように暴走に近い者だった。危うくR−ダイガンのパイロットを殺害しようとした瞬間、パイロットの仮面が取れた。
それは間違いなくジョニーと話していたエイーダ本人だった。
真っ先に気づき正気に戻ったジョニーがすんでの所でビーストモードを解除した事で、エイーダは逃げてしまう。
そしてマサキもまた、御崎中学校へスフィアの打ち込みを完成させた。
戻ってきたと同時に矢島は理沙子に告白するが、やはり玉砕する。それを隠れてみている道明寺と、巻き込まれた一鷹はゴオちんに軽く怒られながら、スフィアの解析結果を聞いた。
どうやらスフィアは大規模な空間の歪みを発生させる為の仕組みであり、発生予測ポイントは御崎町の遙か上空350キロ。
そこから向こうの世界の軍勢がやってこれるようになり、加藤機関はあくまでも先兵に過ぎない。
その為の起動キーとなっているフラッグと呼ばれる者は、実はJUDA本社そのものだった。
暫くは加藤機関も空間の歪みを空ける事は出来ないようなので、その間にダンクーガのいたドラゴンズハイブに行く事に。
他でもなくF・S本人の口から詳しい話を聞く為、ダンクーガの真の目的についても聞かなくてはならなかった。