第二次Z第1話『100万Gの男』

昨日も書いた通り、基本00中心の、主人公は格闘系で。
名前や誕生日はとりあえずデフォルトで。
いくら何でも初っ端から寺田誕生日はねぇ……。
前作の多元宇宙とは別の宇宙。どうやらこの世界は月と日本列島は二つ存在している世界の様だ。
エリア11と日本を分ける為か。
で、00の基本であるユニオン、AEU、人革連の三つに、ユニオンとブリタニアが合併し、2年前にこちらの世界にやって来たアストラギウス銀河の混乱はまだ収まらぬ中、イマージュは沈静化しつつも次元獣が暴れる世界だったとさ。


そんな世界でブリタニア・ユニオンのシカゴに貧乏ガラスことクロウはいた。
第一声が「…金が無い…」の辺り、もうこの男駄目かも知れんね。
このクロウ、更に言えば家も職もなく、本当に何も無い。家財も何もかも処分して残った金が1G。
100万Gは重力ではなく、借金でした。
返済期限は今日。当然当てなんてないし、軍を辞めたクロウには職もない。
借金取りから黒い話を持ちかけられ、踏み倒すも犯罪、黒い話も犯罪という窮地の状況の中、突然の何者かに寄る襲撃が始まった。


連中の名は世界解放戦線『WLF』。
各国に兵器を供給しているアクシオン財団の研究所を破壊しようとしていた。
ちなみに彼らが乗っている機体もアクシオン財団の辺り、碌でもない連中のようです。
とにかく、好機とばかりにクロウは研究所へ走った。決して犯罪をする訳ではない。
研究所ではトライア博士が狐のお面を被って遊んでいた。何を言っているか分からないと思うがマジだ。
とにかく、金策を手に入れようと、彼は自分の腕で彼らを撃破しようとする。
まだブラスタは機動テストもしてない、武装に至ってはたった二つだけの装備。
彼らを難なく撃破したクロウだったが、“幸運な事に”このタイミングで次元震が発生し、次元獣が乱入してくる。
ブラスタの正式名称はDMバスター・ナンバー0。ディメンションモンスター・バスターの略だった。
要するに対次元獣用機動兵器だ。
そこに駆けつける五飛。まさかの第一話からの登場。
で、ここはどう足掻いても早くて3ターン目でクリア出来るんだが、一回も攻撃をミスらない前提なんだ。
いきなり五飛が攻撃ミスった時には殺意が湧いた。


五飛ェ……。


研究員「君は正義のヒーローか!?」
クロウ「いや、その、いきなりこういう話を持ち出して何だが、感謝を形にしてくれ」
トライア「はあ?」


とまぁ、100万Gとは行かずとも、クロウの計算では一応それなりに金額が手に入ると思っていたんだ。


トライア「じゃあ、1Gだ」
クロウ「はあ?」


確かに直前クロウはそちらが感謝の金額を決めてくれとは言った。だからどんな金額だろうと文句は言えない。
言えないんだけどさ……。
と、さすがにそれは不憫だと借金取りが現れるが、トライアは開発費から簡単に全額払ってくれた。
単純に借金の主がトライアに変わっただけだがな。
更に余談だが、トライアのキツネのお面はペルソナで、おコンさんと呼ぶらしい。
おい発売日が偶然被ったネタ。


とにかく、ブラスタのデモンストレーションをするため、AEUの新型モビルスーツを撃破する仕事から始まりましたとさ。


クロウの残り借金額、999999G。
わざわざこんなの最後に入れるなよw