第二次Z第32話『あばよ、ダチ公…』

……ちゃんと、小西克幸氏の声付きのタイトルです。
国連本部では、どう見ても人間じゃねーよテメェらと言わんばかりのコーウェン君とスティンガー君がいました。
彼らは彼らで、どうやら獣人に対して敵視している模様。
ゲッター線を否定する生物として、彼らの中では路傍の石と同じように捉えているが、問題は獣人が敵視している存在。
それは別の見方をすれば、コーウェン君とスティンガー君にとっても障害となり得るのだった。


今度は視点が変わって暗黒大陸。ここでは獣人を従えているロージェノムが、次の刺客をZEXISに向けていた。
ロージェノムはロージェノムで、来るべきに備えなくてはならない理由があったから。


ZEXISが次にいたのは人革連の中華連邦。
獣人達が暴れ回っているので、対峙してもらいたいとエルガン代表からの指示があった。
人使いが荒いと思いつつも、ヒーローは楽じゃないと楽観的に捉えるカミナ。
それでも彼のリーダーシップは凄まじいレベルで、何だかんだで付いて行く人達が多かった。
そんなカミナを見ているヨーコは、かつてそういう問題が多かったZEUTHの女性陣から茶化される。
その一方で、シモンはレントンが気になると発言したことでそっちの道の疑いが出てくる。


シンシア「え…アニキって、そういう意味なの?」
サラ「シ、シンシア…」
レントン「ま、待てよ! 俺にはエウレカがいるから!」


頬を赤らめるな。
まぁ、実際にはレントンエウレカって仲がいいなぁと羨ましがっているのだが。
そのおかげで女性陣からもみくちゃにされるシモン。
ところがそんな賑わいも、向こうからやって来た人物達によって遮られる。
ジロン達同様こちらの世界にやって来たティンプと、勇者王改めヴィラル。そして四天王の一人、怒濤のチミルフ。
チミルフから明日の朝と宣戦布告が入り、カミナはそれを受けて立った。
明日を迎え、戦う前に気合いを入れていたキタン達。そこで、彼らは本来生身で獣人のガンメンと戦っていたことを知る。
しかしカミナがガンメンを奪うという芸当をやってのけたことで、暗黒大陸の人間は少しずつ変わっていった。
その夜、カミナとヨーコは……。
そしてその光景をシモンは見てしまった……。


シモン、君は今泣いてもいい。


今回のリーダーは他でもなく、勝負を受けて立ったカミナ。
その点はゼロが保証している。彼がリーダーを取れば士気が上がるから。
現れた獣人と、チミルフが乗るダイガンザンを見て、カミナはダイガンザンを奪うことを決めた。
その最中阿波話回るインベーダー。しかも獣人は綺麗に無視をする。


クロウ「なあ、あんた…いったい幾らで獣人に雇われてんだ?」
ティンプ「何だい、兄さん? 転職活動かい?」
ティンプ「いったい幾ら欲しいんだい? 俺からチミルフの旦那に口を利いてやるぜ」
クロウ「…198万9990G」
ティンプ「な、何だって!? てめえ、世の中には限度ってもんがあるだろうが!」


ですよねー。
とまぁ、どうにかダイガンザンの撃破に成功。急ぎシモンのグレンでダイガンザンの乗っ取りに着手する。
しかし、昨日の夜を目撃してしまったシモンはどうしても集中出来なかった。
どうにかすると言ってカミナが取った行動は、シモンを殴り飛ばすこと。


カミナ「お前を信じろ! 俺が信じるお前を信じろ!」


しかし……。




アニキィィィィィィ!!


チミルフのガンメンの直撃を受けるラガン。
シモン「返事してくれよ、アニキ! アニキがいなきゃ…俺は…何も…何も!」
カミナ「シモン! 歯ぁ食いしばれ!!」


瀕死の重傷を負ってもカミナはシモンを正す。


カミナ「無茶で無謀と笑われようと、意地が支えのケンカ道!」
シモン「壁があったら殴って壊す! 道がなければ、この手で造る!」
カミナ・シモン「心のマグマが炎と燃える! 超絶合体! グレンラガン!」
シモン「俺を!」
カミナ「俺達を!」
カミナ・シモン「誰だと思っていやがる!!!!」


ヤベェ、全部台詞付きだよ……。
ちなみにチミルフはマップ左下に行くから、ある程度面子に余裕がないとかなり厳しい。
カミナの熱血が無かったら反撃に賭けるしかなかったわ。


……アニキ。


カミナ「お前が信じるお前を信じろ…」


……ここで、初めて今回の話のタイトルが出るんだ。
出るんだよ……。