第二次Z第36話CBルート『託される意志』

蟠りも解けたソレビのメンバーは、機体のOS改造をZEUTHの、機械に強いキラやカミーユにも手伝ってもらう事にした。
その事で不満そうな顔をするティエリアだが、実はそうではなかった事で、逆にキラが謝る事になる。
そこまでしなくても、とティエリアは言うが、言葉にしなければ、気持ちを伝えなければ解らない事がある事をZEUTHはかつての戦いで嫌と言うほど知った。
一方でソレビが戦う紛争根絶についての手段も疑問に思う所もある。
今は仲間だが、いずれは彼らにも紛争根絶を名目に戦う手段を奪う事が、現実的ではないからだ。
しかし、それでも彼らの思いだけは信じられる仲間達だった。


一方その頃、月面ではヴェーダの本体と対面していたアレハンドロとリボンズ
彼らは完全にヴェーダを掌握しようと目論んでいた。
そして、逃げ回っていたトリニティの前にはサーシェスが現れた。
真っ先に射殺されるミハエル。スローネツヴァイを奪うサーシェスは次にヨハンを殺害すると、残ったネーナを殺害しようとする。
そこに駆けつけたZEXISを前に、ネーナは命からがら撤退していった。
ところが、奪われたツヴァイを撃破した所でマイスターの機体にシステムエラーが発生した。
何が起きたのか解らないメンバーを前に、突如現れたアイムが答えを出した。
ヴェーダが奪われた。
その事でガンダムになれないと動揺する刹那だが、仲間達が助けてくれた。
キラさんがギリギリまで頑張って新たな戦闘OSを、ヴェーダから独立したバージョンを完成させてくれた。
それでも、ヴェーダから見捨てられた事に一番動揺したティエリアがサーシェスに狙われる。
攻撃を仕掛けるひろし。考えるより先に動いたロックオン。
ティエリアを庇ってロックオンが負傷してしまったのだ。


一方月面では奇妙な事が起きていた。
ヴェーダを完全に掌握したアレハンドロ達だが、コールドスリープをしていたイオリアと対面した。
ところが、彼の録音されていた言葉で、多元世界について言及されていたのだ。
多元世界が出来たのは今から20年前。イオリアコールドスリープをしたのは200年前。
大きな時間の隔たりがあるのに、彼は既に予見していたのだった。


そのタイミングで刹那のガンダムが赤く輝く。
トランザム、発動!
そして、ティファは感じ取った。
あの人が、イオリアガロードにサテライトキャノンを使えるようにしてくれた事を。
イオリアは一体何者なんだ?


こうしてひろしは撤退し、動揺したティエリア、負傷したロックオンも下がったが、アイムはマルグリットと次元獣を差し出してくる。
怒りに満ち溢れたマルグリットを撃破したZEXISだが、その直後、エリア11の中継が繋がった。
そこで起きたのはエリア11副総督ユーフェミアによる、イレブンの虐殺。
彼女の目は、どう見てもギアスにかかっていたとしか見えないよな。
その放送を目の当たりにしたトレーズは、アムロに追求されても動こうとしない。
その事により、アムロはZEXISと合流する事を選ぶ。
しかし、クワトロはまだ答えを出していない様子だった。
当然ブリタニア・ユニオンでの植民地となった場所では暴動が起き、更にインペリウムが次元獣を投入している事で混乱は加速していった。
今回の騒動を発端に、一度ZEXISは再合流する事になった。


ロックオンは負傷した事で眼帯をすることになってしまったが、その事で彼はティエリアを追い詰めることはしなかった。
それでも自分を責めるティエリアだが、決して彼は恨んだりしなかった。
今はヴェーダとリンク出来なくなっただけ。そう言ってティエリアを諭すと、ロックオンは立ち上がった。


一方月にいたアレハンドロは、コールドスリープ中だったイオリアを殺害し、激昂していたのだった。


ちなみに別のルートでダイターン3も仲間になったようだ。