デビルサバイバー2プレイ日記第17回目『決別の金曜日』その2

方陣を起動させる為の悪魔を降ろすのは敵性の関係上イオにならざるを得なかった。
勿論概念が欠けた状態で降ろさざるを得なかったので、命の保証はどこにも無い。
依り代にする悪魔はルーグ。走り去るイオ。騒然とした中、主人公の元にメールが届いた。


原因は不明だが、仲間達に看取られて死ぬイオの動画。それだけがあった。
急いでイオを探す主人公。彼女を見つけ、ちゃっかりポイントを稼ぐ主人公がいましたとさ。
何の問題も無い。


さて、そうしてイオを連れ戻した主人公は、宮下公園に封印されているルーグの解放に向かった。
何だかんだでメンバーは揃い、ルーグを召喚するが、彼は存在が曖昧になっていた。
彼は自分を具現化する事が出来ず、代わりに公園内にバラバラになって落ちてしまう。
それを手に入れようとした悪魔達を退け、何とかルーグを集め終わると、拾った者達が携帯を手に取った。
ルーグの欠片をイオに送信するアプリを使い、彼女はルーグの概念を手に入れた。
端から見れば何も変わらないように見えるが、確かに彼女は変わったらしかった。
龍脈を呼ぶ時間は夕方。それまでの間、つかの間の暇を持て余して町を回っていた。


その中でアイリの親父さんは……。


ジコクテンを呼び出してしまって、それに敗北してしまった。
それを一人で撃破する主人公。
親父さんの遺言で、アイリには父親が生きていた事を告げないと約束したまま、彼は逝った。
親父さん……。


そしてダイチは無について考えていると、フミも交えてある仮説に至った。
ポラリスとは、アカシック・レコードに編集、消去等を行う権限を持つ者ではと。
それを聴いた時、ダイチは一つ何かが浮かんだようだった。


こうして都庁の前に着いた皆は、そこがイオの動画の場所である事を知った。
それでも動けないイオは、覚悟を決めて指定された場所に立った。
それを狙う悪魔達、当然それを守る主人公。
終えた頃には、ルーグの概念を得たイオは空から光の槍を龍脈に突き刺した。
……ああ、これがPVにあった映像だったのね。


具現化した龍脈はミザールを捕らえると、都庁屋上で怪獣戦争を行っていた。
今まさに龍脈に食われようとしているのを抵抗するミザール。
奴は触手で龍にしがみついていたので、その触手を時間制限以内に潰す事に専念するのだった。
ミザールは既に戦った時と同じレベルで強さなので、こちらはかなりパワーアップしているから、対応策もかなり検討しやすい。
例えば全門耐性を付けたジャンヌダルクにアギダインを付けつつ、貫通を付けた誰かが千列突きとか。
そんな感じで結構楽に倒せ、ミザールは龍脈の餌になっちゃいました。
当然結界の崩壊による無も速まり、現在横浜も飲み込まれた。


もうこれ以上、皆と一緒に戦う事は無いのだろう。


現に、新たな動画でマコトがロナウドに射殺されるものが映っていたのだから。
場所は名古屋支局。現れた暴徒達にマコトとフミが襲撃されていた。
どちらの主義主張も衝突した以上、現在中立的な位置にあった主人公は……。


両者を止める為に動いた。
こうして、ロナウドは平等な世界を作り上げる宣言をした事で、現在二つの勢力が生まれた。
種の意志はどれになるのか。それを決定させるのは、誰なのか。


本局に戻ったと同時に、ヤマトの発言でこの時より勢力を完全に分ける事になった。
ヤマトは実力主義の世界を、ロナウドは平等な世界を。
まずロナウドに賛同したのは、アイリ、ジョー、オトメだった。
そこで一言。


「他には?」


そこで、真っ先にやり玉に挙げられたのは、ダイチだった。
誰もが争わない道は無いかと考え、それにヒナコが乗った。
ルールは簡単。
勝負に負けたチームは解散し、その後従うかどうかは個人の自由。
そう決め、最後の別れになった。



そして最後に、ニカイアから現れたティコは妙な事を言った。
ポラリスじゃ無くても誰か別の人がアカシック・レコードの権限を持てば良い。
そう、憂う者がいた。



こうして、大きく分けて四つの選択肢が与えられた。


他の道を探すダイチの主張:ダイチ、イオ、ヒナコ、ジュンゴ
実力主義で弱者は死すべきヤマトの主張:ヤマト、フミ、マコト、ケイタ
番人が平等であるべきロナウドの主張:ロナウド、ジョー、アイリ、オトメ
そもそもアカシック・レコードを書き換えて憂う者をポラリスの立場にさせる主張:憂う者


まぁ、勿論今回はダイチのルートで行きますよ。
順番としてはダイチ、憂う者、ロナウド、ヤマトのルート辺りで考えてるわ。
こうして、ジプスのメンバーが大阪本局に行った事で使えるようになった東京支局で一日を終えたのだった。
さて、七日目か……。


そして、立った今を境にニカイアは閉鎖される事になったと、ティコの口から告げられたのでした。