第二次Z再世編第最終話『再世の未来』
さて、長かったけど最終話です。
結構のんびりしていたけど、大体数日ほどプレイしていない日があったので、実質二週間ちょっとでクリアです。
つまりは一日あたりおよそ4話計算。
まぁ、悪くない進度かなぁ?
黒の英知に触れたジ・エーデル・ベルナルやアサキム、ZEUTHやこちらの世界のZEXISのように、呪われた運命となった者達は多い。
だからアサキムは彼らを狩る。
破界の王ガイオウは――。
余計な事を言わず戦う事を望んだ。
それは純粋な破壊魔としてでなく、自分の使命を知った男の戦いだった。
だから、彼はZONEの出力を上げ、ルーク・アダモンが使っていた絶対次元断層を張る。
それもルークの時とは違い、完全に継ぎ目の無い完璧なもの。
そして、真の力を出して出現させた真次元獣。
まずはZONEを止めなければガイオウに攻撃を与える事は出来ない。
その為にも、最初に成すべき事はアサキムを撃墜する事だった。
目の前にガイオウが立ちはだかるのに、それをかいくぐって奥にいるアサキムを倒す。
それをするだけでもかなりの厳しさがあった。
けれどもやらなければならない。
よく見たらアサキムさん全部の技思い出しているんだね。
まぁ、とりあえずセツコさんの餌食になって貰いましたが。
奴を倒してもいずれ蘇る。
魔王の如くの生存力に、セツコ、ランド、そしてクロウが動いた。
ZONE。
ZONEバスターも効果を成さないそれをにアサキムを封印したのだ。
次元の将、ガイオウ。
それがようやく立ち上がった。
遙かな過去、遠い次元。人類は最悪の敵に遭遇した。
星は砕け、月は堕ち、太陽も消えた。
聖人は言った。黙示録の時が来たと。
賢人は言った。人類は禁忌を犯したと。
そして、宇宙は滅びの時を迎えようとした。
ガイオウは人類の希望。人類を守る為、ガイオウ達は全てを捨てて次元の将の使命を受け入れた。
そして、戦いの力を集める為、銀河へと度だった。
4人の次元の将は、力を集め、絶望と戦う為の軍団を作り上げた。
だが、ガイオウは敗れた。
そして、逃げた。
逃げて次元を越、たどり着いたのがインサラウムだった。
何もかもを失った。
共も、家族も、仲間も、記憶も、希望も……。
だが、ガイオウに残されていたものはあった。
戦う為の力を集めろ。
意識の底に残った使命の欠片。ただそれだけ。
――だが。
ガイオウ「俺の力は俺自身の強さだ! 使命なんて知った事かよ!」
ガイオウ「倫理や道徳は捨てろ! 事を成すのに手段を選ぶな!」
既にガイオウにとって使命など過去の遺物でしか無かった。
ただ、戦いに魅入られた男。
その男に限りない力が宿っているだけ。
その言葉に、男達は、ZEXISは全力をもって戦うと決めた。
この男を止めなければ数多の世界に戦乱を広げる。
――だから、止める。
破界事変から続く、破界の王――次元将ガイオウとの戦いに、決着を付けなければならない。
クロウ「自由を手に入れるのは地球に帰ってからだ!」
……あれ、なんだか嫌なフラグ。
主に借金の意味で。
ガイオウは。
自らの戦いを楽しむようになってしまった事から、人類の希望になる事は出来ないと悟った。
ヴァイオレイション・システムのように人間を強制的に戦えるように出来るような男が、未来への希望では無いと理解していた。
守護者と名乗っていいのは、他人の思いを背負い、その痛みを分かってやれるような奴だけだから。
いつか必ず災厄は起きる。
平和な時代の後に戦いの時代が来るのは世の必然である。
それが戦争か、外敵の襲来か。
だけど、永遠の平和なんて誰にも約束出来るものでは無かった。
ガイオウ「守って見せろ。この醜くも優しき世界を」
クロウ「待てよ!」
ガイオウ「うるせえよ…。長い旅路の終わりぐらいは、静かな気持ちで迎えさせろや」
ガイオウ「俺の闘いの始まりである次元将の名前…。そして、その闘いの終わりに友にもらったガイオウの名前…」
ガイオウ「俺は次元将ガイオウ…。その生涯は闘いと共にあった」
クロウ「ガイオウ!」
ガイオウ「負けるなよ、戦士達…。お前達こそが未来への希望だ」
ガイオウ「…もう一度…ホットドッグが食べたかった…ぜ…」
ガイオウ……。
ガイオウはかつて言っていた。
ホットドッグのようなジャンクフードは平和の味がする、と。
それを破界の王が好むのは……。
誰もが平和に向けて戦っていった。
多くの人が倒れた。多くの血を流した。
それでも、未来が待っている。
ZEUTHは本来の世界へ帰るだろう。
フロンティア船団は銀河に向けて出発するだろう。
みんながみんな、それぞれの暮らしに戻る。
クロウも、借金との決着が待っていた。
クロウ(待ってろよ、借金…。帰ったら、決着をつけてやるぜ)
だから嫌なフラグは……。
アザディスタン王国は、正式に連邦加盟の意思を出した。
アザディスタンが復興していったのは、変わり始めた連邦の為。
そこにはレディ・アンや、シュナイゼルが中心となって生まれ変わり始めた。
リリーナやナナリーも、その助けとなる為に行動する事になった。
それにマリナ姫も同じように手助けをしていく。
カタロンにいたクラウスや戻ってきたシーリン、リリーナの説得を受けてドロシーも一緒に行動していた。
火星開拓事業。インサラウムの人々はマルグリットを中心にして火星への入植が始まっていた。
そして、竹尾ゼネラルカンパニーは通常業務になっていた。
だけど、ZEUTHの世界とZEXISの世界はアビスがある。
だから、安定さえすればお互いの世界を行き来する事が出来るようだった。
ちなみに万丈さんがいざというときに備えて竹尾ゼネラルカンパニーの営業社員としての活動もしていました。
21世紀警備保障も、同じように通常業務です。
ダイ・ガードを使ってのヘテロダイン震の対応は変わりませんが、佐伯君と一緒に頑張っていくそうです。
ちなみに合併騒動によって西島専務は社員駐車場管理人になったそうです。
サラリーマンだって平和を守れるのです。
一方でくろがね屋では甲児が訓練の真っ最中です。
闘いが終わろうとも甲児は特訓を続けています。
そんなくろがね屋にゲッターチームが泊まってます。
一時の休暇のようです。
隼人はゲッター線の研究者になり、竜馬はどこかへ行ったそうです。
真ドラゴンは地中不覚に埋められるなど、今は使われない事を選びました。
いつかまた敵が現れた時。
それこそがまた彼らが戦う時なんです。
一方バトルキャンプでは正太郎君がICPOに戻るようです。
オックスも同じように正太郎君と一緒にICPOに所属です。
タケル達クラッシャー隊も、闘志也達やマリン達も、平和の為に今後も戦います。
その前に宇宙へと行かなければなりません。
さて、ドラゴンズハイブでは、Dチームが元の職業に戻るようです。
田中指令は未だにウラジミールさんとよりを戻せないようです。
グランナイツも、獣戦機隊も、それぞれが元の状況に戻ります。
ハイム農場では、まさかのこの世界にこの農場の名前が残るようになるそうです。
でも、彼らが帰る代わりにこの辺りに人が集まるようになるそうです。
幸いにもグレゴルー達AT乗りがこの農場を中心として作られるであろう町を守ってくれるそうです。
そして、ここにはレントンとエウレカも済むようです。
ドミニク先生との約束もあるからワルサワには年に何度か戻るそうですが。
それでも、彼らは農業をして過ごすそうです。
世界は変わり始めている。
キリコと一緒にいたバニラやココナ、ゴウト達もこの町で商売を始めます。
借金だけはしないようにとの忠告がありましたが、借金をしてしまったが為に大変な目に会い続けているとある人物を見ているからするつもりはありません。
そこにキリコの姿はありませんが、彼はフィアナと一緒に世界を知る為に旅に出るみたいです。
戦争しか知らなかった男が知った平和はどんなものなのだろうか。
生きていく事は戦い。
だからこそ、キリコは戦い続ける。フィアナと一緒に。
カミナシティでは、ジロン達が宇宙に戻る前の準備をしています。
キタンはヨーコに告白しようとしていますが、中々出来るもんじゃありません。
原作では確か自爆特攻する直前に唇奪ったのは俺も覚えています。
大人ってのは面倒ですね。
シモンも同じように。
あれだけ戦闘の時に格好いい事を言っていても、ニアにプロポーズ出来ないチキン坊やです。
一方、てっきりすると思われていたフロンティア船団ですが、ギャラクシー船団との戦いでそれなりの被害が出た事で、延期になりました。
ブレラお兄ちゃんはどこかへ行ってしまったそうです。
未だに彼がランカにとってなんなのか知らないアルトがいました。
早く決着を付けなければならないのは、アルトとシェリル、ランカの三人組もそうですがまだいます。
ミレーヌとバサラ、ガムリンの三角関係もうやむやです。
アクエリオンチームが行く前に、それらも含めての決着となるかと思いましたが。
バサラが歌った事で本当にうやむやです。
アルト「なあ、シェリル…」
シェリル「何?」
アルト「お前…昔どこかで俺と会ってないか?」
どうやら聞いた話によると、劇場版の話だそうです。
まだまだフロンティア船団も大変です。
バサラ「どんどんいくぜ、お前ら! ついて来いよ!」
オズマ「うおおおおっ! バサラ! バサラァァァァッ!!」
バサラ「過激に!」
オズマ「ファイヤァァァァァァァァッ!!」
オズマ自重しろ。
オズマがこんな状況では話にならないので、ジェフリー艦長からお話です。
アビスの安定期が確認されたので、ZEUTHのメンバーの帰還の日も確定する事になりました。
帰れる。なんだかんだで一年以上もZEXISの世界にいた彼らは、どこか懐かしく思っています。
向こうの世界にとっては二ヶ月ほどの事でも、彼らにとっては長い間の戦いでした。
そして、トレーズという人間と出会ったクワトロは、アムロと話します。
何かを犠牲にした変革も、誰かが人の在り方を強いるのも、アムロは見つめるつもりはありません。
これでクワトロはどういう答えを出すのか。
それはまだ分かりません。
けれども、トレーズやユーサーのようにやり方は認められなくても、平和を求めていた人間達がいたのもまた事実だった。
一方、なんとコロニーガンダムとソレスタルビーイングは、レディ・アンが中心となって特殊部隊が作られるという話が出ていて、誘われています。
まぁ、今は静かに暮らす。
それから考えるとコロニーのメンバーは決め、ソレスタルビーイングはソレスタルビーイングとして戦います。
どうやらマネキン大佐は結婚したようです。
そして、刹那とヒイロは黙っていましたとさ。
アッシュフォード学園には、ルイスと沙慈、そしてカレンがいました。
エリア11は新日本として正式に認められ、ようやく戻ってこれた彼らに、ヴィレッタ・扇先生が迎えてくれます。
扇爆発しろ。
もう一度言う。扇爆発しろ。
そして、ジノとアーニャは一段落してから学園に編入し、ジェレミアはオレンジ農園を営むそうです。
アーニャは放課後農園手伝いもやるみたいです。
しかし、スザクとルルーシュは、そこには加わりません。
彼らとC.C.は平和の為に戦うと決めているのだから。
ラストにスコート・ラボ。
その中でセツコさんはアサキムが言っていた烙印が気になってました。
ま、今は考えても分からないのなら、とりあえず考えなくてもいいとランドが言ってます。
どうせアサキムの事だからいずれ出てくるのは何となく想像出来てますし。
ZEUTHのメンバーはそれぞれ、アビスに向かっています。
アビスの安定期は太陽と地球の位置と銀河の星の動きに関係しているようで、次回安定するのは1年先とも言われています。
まぁ、それは即ちお互いの世界の時間がまた流れが違っている事も有り得るのですが。
未来は不安定で見通しがきかない。だからこそ、人は勇気を持って、そこへ踏み出していかなくてはならない。
こうして、これを機にZEXISは解散になります。
それでも貧乏クジ役はついて回りますが。
クロウさんはクジでは済まされません。
最終査定の時間が待ってます。
最終査定のじかーん!
その前に、リ・ブラスタに乗った当たりから査定の算出方法に疑問を持っていたクロウさんがいます。
確かに目に見えて借金が減らない感覚はありました。
で、そこでお金に関してプロであるゼニトリーさんに協力を頼んで逆査定してみました。
逆査定額、150万G!
残額145万Gを全額返済して5万Gの儲けだ!
元々低く見積もっていたのは、リ・ブラスタに乗る為。
使いこなすにはお金に対するハングリーさが必要でした。
で、そういう訳でトライア所長が正確な査定額をはじき出してくれます。
クロウ「さて…いくら浮いたかな。その額によっては、町外れで小さな喫茶店を始めるなんてのも悪くない…」
クロウ「裏通りに小さな事務所を構えて、小粋な私立探偵なんてのもいいな…」
嫌なフラグが……。
結果。
借金額はジャスト100万G。
クロウ「借金ひゃくまんんんんっ!!」
クロウさんの計算は合ってます。
計算はかなり正確で、確かに145万Gでデータは売れました。
借金はプラマイゼロのはず。
じゃあ何が!?
トライア「CDSだよ」
クロウ「コイン・ドロップ・システムが!?」
じゃあ仕方ない。
アレの使用量は一回1G。
リ・ブラスタに乗ってから今日までに100万回CDSを使ってました。
設置はロハ。
使用料金は別途。
生のコインの音を使っている以上、実費で請求するしかありません。
こうしてクロウさんはまた借金生活を強いられ、エスターと一緒にバスターとして生活するしか無いのでした。
クロウ・ブルーストの残り借金額:100万G。
いつも通りですね。
キャラ時点でも借金の宿命から逃れる事は出来なかったと書いているし。
さて、今度はIFルートか。