お悔やみ申し上げます

知り合いから今日の大阪で起きた事件について聞いた。
まぁ、何でもちょっとアレな通り魔で人が亡くなったというのだ。
残念ながら通り魔自体は、言い方は悪いがそう珍しい物では無いと思う。
なら何故俺がこうして書いているかっていうと、亡くなった人が亡くなった人なだけに書いている。
亡くなった人が、ニトロプラスの音楽を作っている人だったからだ。
俺自身この会社のゲームにはお世話になってないけど、友人達がかなりの人数お世話になっていた。
だから、俺が感じている感情よりももっともやもやした気分だろう。
本当に、何故殺されなければならなかったのか。
本当に偶然、この日はライブのイベントで大阪にやって来て、リハーサルの合間に外に出たら刺されたとか。
そして犯人は誰かを刺す為に栃木から新幹線に乗ってやって来た。


何だろうな、この嫌な確率。


しかもふと本人のツイッターのラストの更新を見て、何とも言えない気分になった。
はい、大丈夫です。
って……。


何だろうな、本当に。


助けてくれと何度も叫んでいたらしい。
無抵抗の被害者に何度も刺すような刃物を持った男に対して助けに行けるかと言われたら、俺だって辛い。
三者の面で見ればそりゃ誰だって助けに行きたい。
それこそ隙を突いて近づいてこめかみ辺りでも蹴り入れられたら、とかそういう事は思うだろう。
現実と想定は違う事は誰だって理解しているが、こう現実に起きていると、何とも言えないわ……。
もう一人亡くなった女性も、どうやら別の人に逃げろと言っていたら逃げ遅れたらしい。


もう……何だろうな……この無情さは。
通り魔のように無差別な事件が起きる度に、こういうどうにもならなさは痛感してしまう。
俺でさえこんな気分なのだから、ニトロのゲームやってて特に音楽が好きなメンバーは本当に辛いんだろうなぁ。