プロジェクトクロスゾーンプレイ日記第31回『第31話:その鍵、異界を経て』
黄龍寺家の屋敷に戻ってきたら、屋敷の中からベラノス兄弟と毒牛頭と毒馬頭が現れた。
そんな屋敷を見て、クリスは一言。
クリス「……洋館か。どうにも落ち着かないな」
でしょうねー。
ドライ「アイン、おめーの力を見せる時が来たぜ」
アイン「めんどくせーな、ドライ、こういうの得意だろ、頼むわ」
ドライ「おめーがやれよ! なんでもいっつもオレばっかなんだよ!」
アイン「そこはほれ、ドゥーエ様にほめられんのは、アニキであってほしいわけよ」
ドライ「テキトー抜かすな! なんで急にアニキ思いになってんだよ!」
アイン「ドゥーエ様、そもそも特にほめてくんねえしな」
ピッコロ様と旧ジャイアンの言い争いです。
毒牛頭「うるせーぞ! てめえらのババァのことなんぞ、知ったことか!」
毒牛頭「ウチのババァに比べりゃマシだろうが! ヒャッハー!」
あ、死んだ。沙夜がこの場にいなかったのが命拾いですね。別行動ですぐ戻ってくるとは言え。
毒馬頭「……ぬうん、毒牛頭よ。どうなってもオレは知らんぞ」
ドライ「ドゥーエ様のことを悪く言う奴はオレがただじゃおかねェぞ!」
アイン「まったくだぜ。ちょっとうさん臭い以外はグンバツのイイ女なんだぜ!」
ドライ「うさんくさいは言わなくていいんだよ!」
ごもっとも。何でこいつら悉く死亡フラグ立ててるの?
毒牛頭「ハッ! ウチのアネゴも性格が曲がってる以外はダイナマイトボディだっつーんだよ!」
毒馬頭「……オレはもう何も言わんぞ」
ダイナマイトって寸胴ですよね。そういや。
中略後。
毒馬頭「エンドレス・フロンティアの賞金稼ぎか。でかい刀の姫もいるようだな」
毒牛頭「オレのヨメきたこれ! ヒャッハー! 子供は何人でもOKだァ〜! 養う!」
男らしいですね。
毒馬頭「毒牛頭よ。景気は良くない。二人までにしておけ」
そのツッコミは想定してなかった。
そんな次のターンでは、ドゥーエがお屋敷の中から出てきました。
ドゥーエ「お屋敷でシャワー浴びてたら遅刻した(意訳)」
何人ん家でやってる。
ドゥーエ「冷蔵庫のプリンもいただいちゃったわ」
美依「なっ……ッ!」
エリカ「お……おいしかったんですかっ!?」
え、そこ重要?
ドゥーエ「そりゃもう。お金持ちってステキよねぇ」
美依「アレ高かったんだからぁッ! そりゃおいしいに決まってるってねェ〜ッ!」
リエラ「美依ちゃん、キャラクターが……」
クルト「美依、これを(飴玉)」
お前という奴は……!
美依「ん……ガリッ……カリ、カリ、甘……」
食べるのかよ!?
デビロット「乙女のおやつをむさぼるとは……信じがたい悪じゃ……!」
うらら「鬼です! 鬼すぎる手口で、今、一人の少女の心が打ち砕かれまくりました!」
あくですねぇ。(棒)
リーンベル「これが……オロス・プロクスの作戦なの……!?」
んな訳ねぇよ。
零児「地味すぎる。大体、逢魔もいるんだ。……考えればわかる」
さすがツッコミに定評のある零児さん。
ともあれ、オロス・プロクスたちは何らかの“鍵”が必要だった。
しかしそれは何かは朧気ながら判明している程度。
いや、それは一行にとってはそうであって、オロス・プロクスにとっては何かは分かっているが。
まだ発現してないだけだった。
まぁ、全員撤退させた所で、ようやく調査の再開です。
今度は彼らの撤退時の発言やら敵の配置やらで、噴水が怪しいという事が判明している。
噴水の周囲に百夜・改が取り囲んでいたこと。改は時限を制御する為の物。
最悪穴を掘り返すことになると思ったら……。
美依から何かが発動し、その場にいた半数の人間が勝手に転移されてしまっていた。
それを追って嫌な予感がすると離れようとした瞬間、その場には既に誰もいなくなっていた。