プロジェクトクロスゾーンプレイ日記第34回『第34話:再び、巴里は燃えているか』

何と着いた先はパリでした!
目の前には凱旋門
けれどもどこか違う感覚に、華撃団組は揃って巴里であると証明する為、シャノワールにまでやってきました。
まぁ、そもそも蒸気革命が起きた世界の1920年の巴里に、現代世界のバミューダ号がやって来れる訳が無いはず何だが。


けれども誰もいない。


幻のような街。


シャオムゥ「うむ、とんだ幻影都市じゃのう」


約20年前のPCゲームかよ!?
そんな誰もいない都市の中に、ふっと現れる招かれざる客は多くいます。


エンドレス・フロンティアの賞金首のネクロンとオミコンに、セルベリアさん。
しかも少数がいる場所を狙って巴里の街にある防壁を立ててくる始末。
セルベリアさんの目的は、あくまでも元の世界に戻ること。
その為には一番手っ取り早いとも言える、世界の融合を加速させることだった。
本来のあるべき手段で戻ろうとする一行に対し、彼女の考えは届かない。


さて、そんな時にシゾーさん。
方陣のど真ん中に敵を大量投入です。
ええ、半数近くは警戒して適当な所に配置していたから、しんどいです。
そんなシゾーさんはいつも通りウサウサ言いながら、誰かと合流しようとしていた。
小吾郎曰く、それはオロス・プロクスではないかと考えた。
電脳空間の時にはスケィスを追い、そしてそこからの流れで不死桜まで到着し、そこで殺女と一緒にいた。
その証拠に、テアトル・シャノワールの入り口には殺女さんの姿があった。


一郎「もう一度、戻ってくれませんか? 降魔・殺女ではなく、藤枝あやめとして」


ああ、大神さんはやっぱり1からこの事がずっと尾を引いているんだね。
そして……。


あやめさんが蘇った理由はこれだったんだ……。


華撃団隊長である大神一郎にたった一言を伝える為に、蘇ったのか……。


ちなみにネクロンとオミコンはエンドレス・フロンティアに戻っていきました。
そしてセルベリアさんは、また別の場所へと行きました。

シゾーさんはウサウサウサウサ……。


ウサー!


こうして巴里の街に平和が訪れたと思ったが、ゼファーの一言で全てが一変した。


ゼファー「巴里の街にはあんなモンが浮いてんの?」


浮いているものに見覚えがあったのは、ヴェスペリアのメンバー。
古代都市タルカロン
ユーリたちが知っているという事は、あの空中都市は他でもなくテルカ・リュミレースのもの。
世界が混ざりつつある状況に、零児は呟く。


零児「かつて……渋谷が似たような状況になった事件があった」


ああ、調べてみたらTODのダイクロフトが渋谷に出現したんだね。
しかしどうやって空中に浮かぶ場所まで?
そう考えたメンバーに、大神は一つ名案が浮かんだ。
嫌な予感……。


エリカ「大神さん、まさか……ここでドカン! でビューン! ってやるつもりですか!?」


ああ、やっぱリボルバーカノンですかー!!
凱旋門が巨大なリボルバーになってます!


ヴァシュロン「な、なんつー拳銃だよ! ビッグマグナムにもほどがあんだろ!」


本当ですよね。
ちなみに日本人の平均サイズは13〜14cmだそうです。
リボルバーカノンとは、要するに欧州全域のいかなる都市にも瞬時に部隊を送り込むことが出来る代物です。


シャオムゥ「この凱旋門キャノンでホップステップジャンプじゃの?」


ほっぷすてっぷかーるいす!


ケン「戦艦のカタパルトで生身で射出されないだけマシだな」
ゼンガー「当然だ。そんな状況、考えられん」
仁「……」
平八「ハッハッハ! それくらい軽いものじゃがな」


平八……。


リュウ「む? 空中竜巻で軌道を自分で変えられた方が安全じゃないか?」


その発想はおかしい。
おかしいですよみなさん!