プロジェクトクロスゾーンプレイ日記第36回『第36話:ラスト・エスケープ』

塔の内部にめり込んだ面子は、突然変な区域にたどり着きます。
そこには何だかよく分からないものが沢山あり、思う所があるメンバーもいるようです。
例えば培養槽があるって事は、何か生物兵器があるんじゃあ無いかと考えるクリスたちや。
それに近い物に入ったままエンドレス・フロンティアに転移してきたハーケン・ブロウニング(W00)や。


平八「仁だけ外壁にぶつかってくだばってれば良いんじゃがな」


考える事は一緒です。


そんなメンバーがいる中で、ここにはアラガミとスケィスが現れる。
確か悪鬼覇原で倒したはずなのに、どれだけアラガミがいるのか。それが分からないまま戦いつつ、スケィスはスケィスでザ・ワールドのモンスターを召喚しつつ戦い始める。
その状況で、トロンはコブンに培養槽っぽい物を破壊してみろと言っていたので、破壊してみた。


本当に培養槽でした。


色んなモンスターが出てくるので、増やされる前に全部破壊しなければなりません。
ヴァジュラは結構簡単。数人がかりで一気に叩き込めば出来るし、スケィスもこのレベルになるとある程度対応出来てくる。


それよりも、爆散したはずの追跡者が三体に増殖していた。


追跡者「ビーエス……エーエー……」


ああ、ウィラメッテで倒した奴と同一個体の奴か。
しかも、奴が培養槽で自分を増殖させたのか……。
何と言う執念。
過去の亡霊が、ジルの中に燻っていた追跡者への恐怖が、こうして後を引いていたのだ。
それを振り切る為にも、クリスたちは追跡者を粉砕する。
それが奴に出来る唯一の手段だから。


――だが。
この培養槽は追跡者程度の知能では動かせないはず。
にも関わらず、誰かが動かしている。
誰が?
それは分からないが、今のメンバーに出来る事は、とりあえず動かせないようにしておくことで、そこから塔を登ることだけだった。