プロジェクトクロスゾーンプレイ日記第37回『第37話:懐かしい未来のために』

さて、一番上の方――ユーリたちがラストバトルを行った場所に到着したメンバーだが、そこには何人か足りなかった。
どうやら射出ポッドが空中で分解して、8人ほどタルカロン到着前に投げ出されてしまった……。


投げ出されたメンバーは、リュウ、ケン、ねねこ、ゼファー、リーンベル、アリサ(鉄拳)、エックス、ゼロ
でも次の瞬間にはマップ下部からひょっこり現れました。
何故助かったかって?


リュウ&ケン:空中竜巻旋風脚(紅蓮旋風脚とかな、空中じゃ使えないけど)
ゼファー&リーンベル:あれくらいの距離だったら跳べるだろ、フツー(いつもに比べたら、滞空時間、結構長めだったよ、ゼファー)
ゼロ:飛燕脚や空演舞を使えば、どうとでもなる
エックス:俺はホバーが使えるから
アリサ(鉄拳):緊急回避モードがあれば、長時間の飛行が可能です
ねねこ:戦う時は飛んでるオンナなのだ


……おい。


イムカ「みんな、ただ者じゃない。呆れるしかない」


ですねー。お前ら人間じゃねぇ。そうだと答える奴らも半分近くいるけど。
そうして中心部に進むと、そこにはオロス・プロクスのドゥーエが待ち構えていた。
彼女の目的はあくまでもこれから。
経界石が使えるかどうか、それが美依が受け取るに値するか。
タルカロンがこの地にやって来たのも偶然に近いし、一行が弾丸に乗ってやって来たのも想定外。
タルカロンの中心部には、ちゃんと百夜・改が四体配備されていた。
丁度黄龍寺家の噴水の如く。


そんな状況で、反対側からVAVAがレプリロイドを培養槽で増やして現れた。
どうやら追跡者を培養させた手助けをしたのはVAVAだったようだ。
更に、VAVAを追って現れたフェイドゥム。
どうやらVAVAの復活はフェイドゥムに関連していることも有り、VAVAはフェイドゥムを引き寄せる形になっていた。
今、VAVAの存在を支えているのは、フェイドゥム。
その事に、VAVAは考えていた。


エックス「戦うしかないというのなら……戦うだけだ」
ネイト「ありえない……フェイドゥムの影響がここまで強いなんて……」
ユーリ「ここには、かつてオレを狙った男がいた。……これも因果ってやつか」


ザギか……そういや大神隊長と中の人が同じですね。


ユーリ「思い出したくねえ奴を思い出しちまうぜ……」
VAVA「ここで決着だ、エックス! どちらが世界を……!」
エックス「……VAVA、もうそんなことにこだわっている場合じゃないんだ。俺は世界を守る為に戦う、そこをどいてくれ」
VAVA「気に食わねえ……気に食わないんだよ、エックスゥ……!」
VAVA「おまえだけが! おまえだけが世界を変えられるわけじゃないッ!」
ゼロ「ここにいる全員、世界を変えようなんて思っちゃいない。……守るために、取り戻すために戦っている」
VAVA「綺麗事をぬかすな! オレは認めはしない……!」


もう、終わりにしよう。VAVA。


VAVA「オレが……世界を……変える……」
VAVA「オレが……伝説の……ロックマ……に……」
エックス「なに……!?」
VAVA「なぜ、おまえなんだ……おまえこそが……おまえだけが……世界を……」
エックス「VAVA!」
ゼロ「よせ、エックス! 奴は……」
VAVA「オレの名は……VAVA……」


ただ、なりたかっただけなんだな……。
ただ、それがどうしてもなれない事。なれるべき人物がすぐ側にいた事が……。


さて、どーぅえいわく、屋上に何かがあるとの事なので、昇降魔導機、ようするにエレベーターに乗って行く事にしたが、下からひょっこり他のメンバーが駆けつけてきた。


シャオムゥ「やっぱエレベーターじゃ! ラクじゃのう、ラクじゃのう♪」
シャオユウ「おばあちゃん、はしゃぎすぎ。どんだけうれしかったのよ」


そんな彼らは情報を共有しつつ、屋上へと向かっていくのでした。