第二次Z第18話裏部隊ルート『交差する明日』

アザディスタン王国では貧乏姫ことマリナ様が、自国が支援を受けられない状況に悩んでいた。
ドーリアン外務次官との交渉は残念ながら決裂となり、代わりに来たお客様は金持ちカルロスとシモニー外務大臣
彼ら二人は何らかの意図がある様で、もう黒幕とは言わずとも、何らかの戦争を幇助しているようにも見えた。
その頃アザディスタンでは、刹那の監視としてヒイロが一緒に行動をしていた。
何という空気……。
二人が話し合っていた中で、偶然ヒイロはリリーナと出会うが、刹那との関係を悟られたくなかったヒイロは、彼がこの国の人間である事を利用して現地の人間扱いした。
しかし、それは市民からクルジスの人間だと刹那が責められる理由になってしまった。
一方レントンエウレカといちゃついていた。もげろ。
ちなみにレントンは武蔵のことを顔が怖い顔が怖い顔が怖いと連呼していた。悪気がないのが更に武蔵を傷つけた。
そんな中、ZEXISの観光組はイザベルと絹江に出会った。彼女達の情報でWLFがいると噂されていること、ここアザディスタンが戦場になる可能性が高いことが判明する。
しかし、その情報は真実であってもイザベルには別の意味を持っていた。
メンバーの中に疾走した葵の姿がある事、そして彼女がいなくなった頃にソレビとダンクーガが連携し始めたことをしったのだから。
もしも彼女達が動けば、ZEXISは何らかの行動を取るのでは、そう考えたのだ。
その頃町外れに逃げた刹那とヒイロ、そしてそれを追ったリリーナはマリナと出会ってしまう。
彼らがいなくなった直後、二人はWLFに囚われてしまったのだった。


救出作戦に向かう刹那、ヒイロ、クロウ。その間に他のメンバーはWLFの撃破に専念する。
マリナ様は迷いながらも、自分の行動はサンキクングダムの様に力を使わない平和を求めていた。
しかし、現実に刹那のいたクルジスはアザディスタンによって戦争の結果吸収された。
戦いは戦いを生む。救出作戦の最中、それをリリーナに突きつけられた刹那は激しく動揺するが、そこに一人の男が現れる。


アイム・ライアード。


それがアリエティスに乗っていたパイロットの名前であり、クロウと今こうして相対していた。
彼の言葉はクロウを引っかき回し、迷わせる。
……迷い?
……怒り、悲しみ、迷い。
あながち間違ってないんだよなぁ。
奴は自らの手で次元震を引き起こし、インベーダーと次元獣を引き寄せた。


襲いかかる次元獣。その先にはリリーナとマリナの姿。
ヒイロが身を挺して二人を庇うと、刹那に言った。


ヒイロ「お前はガンダムになれ!」
刹那「俺はガンダムになる!」


などとガンダム議論をしていると、今度はR・ダイガンまで現れ、ダンクーガを狙ってくる。
彼女は無限復活だが、鉄壁をかけてくるので一度撃破したら後は放置プレイ。
R・ダイガンとの決着を付けるかと思いきや、背後からインベーダーが現れる。
その隙にR・ダイガンが攻撃するが、そこを駆けつけたのは意外や意外な人物。


忍「やぁぁぁってやるぜっ!!」


(゚д゚)
まさかのダンクーガ(初代)。
もっとも、R・ダイガンを撤退させただけですぐにいなくなってしまったが……。
ファイナルダンクーガも、R・ダイガンの情報も良く分からないまま、彼らはまだ戦い続けることを要求された。


戦闘が終わってまたアザディスタンにいたメンバーだが、イザベル達に問い詰められた時、竜馬達が善良な市民と言っても説得力が皆無なんだが。
やはりマリナの考え方はサンクキングダムを源流とした考えだった。
一方、救出されたマリナ様はカルロス達の援助を断った。
代わりに判ったことは、二人とアイムがプロジェクト・ウズメの実行者である事だった。
そして表部隊と裏部隊は、人革連の領内で合流することになった。