第二次Z第21話『明かされる真実』

平和の為に戦っていたのに、気がつけばテロリスト扱い。
それが現在のZEXISの扱いです。
彼らの状況を改善するには、それこそWLFのように世界レベルの敵を倒して自分達の存在を正当化するしかなかった。
そんな状況で、タケルは何者かのテレパシーを感じ、同時にギシン星人からの部隊が追撃部隊の前に現れていた。
これを好機と見て逃げるもの、助けなくてはと考えるもの、二つの意見に別れた時、タケルはテレパシーの声に導かれてとある場所に向かった。
ギシン星人の機動兵器一体で現れた謎の声の持ち主は、が嫌ーに一撃で倒されると、タケルと直接話し合った。
他でもなく、彼の双子の兄だった。
彼から過去の記憶を受け継ぐと、彼は五神ロボの制御チップを渡してくれた。
しかしその光景を見ていたマーグの監視者、ワール司令官が現れ、マーグは囚われる。
追って現れるズール皇帝。しかも撤退HP付きのパターンと来たか。
かろうじて現在で出来るダメージソースは、分析+ルストハリケーン+熱血ギガドリルブレイク+援護だろう。
キリコにびびるズール皇帝や、エウレカを見て何かに気づくズール皇帝、GN粒子を危惧するズール皇帝。
アンチスパイラルかロージェノムと関わりがあると思われるズール皇帝。
僕らのアイドルズール皇帝。
まぁ、とりあえず4段階改造で熱血付けると15000位食らうから、存外に楽だけど。
カミナのレベルを21にすれば熱血覚えるし。


軽く実力を見せたズール皇帝に歯が立たないZEXIS。
しかし、次元獣が何故かズール皇帝を攻撃すると、ズール皇帝は撤退していった。
代わりに次元獣を呼び出したのは、他でもなくアイム。
彼はアリエティスが限定的ながら次元震を引き起こす事が出来るのをZEXISに告げ、自らの素性を明かす。
彼のアリエティスは、ネイン・インダストリーと呼ばれる国連直轄の機関が開発した時空震動システムによる時空震を発生が出来る。
VXはネイン・インダストリーから奪われたとされた。
そして、彼らは次元獣を支配下に置く事が出来る様になった。
捕獲、改造した次元獣を別次元に置き、人類の脅威に対して戦力として使う為に。
ZEXISの前に現れたのは、彼らの力を見定める為。


しかし、クロウはアイムの言葉にリアリティを感じる事は出来なかった。
それでも、彼はWLFの本拠地と支援者がカルロス、そしてリモネシア共和国である嫁げる。
本当に信じるべきか。答えはかなりの人間がNOだった。
それでも奴が指定したリモネシア共和国に行こうと行かまいと、答えは変わらない以上、進むしかなかった。


彼は、リモネシア共和国で何かが起きる事をシオニーに告げた。
それは、異次元の膨大なエネルギーが彼女達リモネシアのものになるという言葉。
アメノウズメは閉ざされた巌戸を開いた女神だった。